一ノ関駅〜厳美渓(天工橋周辺)〜磐井丘陵 竹沢地区の溜池〜厳美渓〜一ノ関駅 (11:23 - 16:49)
Part I: | 一ノ関駅〜厳美渓(天工橋下流側)(一関市) 2017.05.08, 11:23 - 11:44 |
Part II: | 厳美渓(天工橋下流側)(一関市) 2017.05.08, 11:44 - 12:03 スミレ |
Part III: | 厳美渓(天工橋下流側〜上流側)(一関市) 2017.05.08, 12:03 - 12:17 キュウリグサ, ヤマツツジ? |
Part IV: | 厳美渓(天工橋上流側)〜磐井丘陵を南へ(一関市) 2017.05.08, 12:17 - 12:34 ?? |
Part V: | 磐井丘陵を南へ(一関市) 2017.05.08, 12:35 - 12:45 カキドオシ, ヒメオドリコソウ,アメリカスミレサイシン,シバザクラ,スイセン,ミヤマオダマキ?, ムラサキサギゴケ,サワオグルマ,キュウリグサ |
Part VI: | 〜竹沢ふれあいセンター前〜竹沢地区の溜池へ(一関市) 2017.05.08, 12:45 - 13:01 サワオグルマ |
Part VII: | 竹沢地区の溜池(一関市) 2017.05.08, 13:02 - 13:20 ムラサキケマン, ムラサキサギゴケ,??,ツボスミレ |
Part VIII: | 竹沢地区の溜池その2(一関市) 2017.05.08, 13:21 - 13:31 メキシコマンネングサ, サワオグルマ |
Part IX: | 竹沢地区の溜池その2〜その3(一関市) 2017.05.08, 13:31 - 13:47 ウマノアシガタ, テイカカズラ?,サワオグルマ |
Part X: | 竹沢地区の溜池その3〜?〜厳美渓へ戻る(一関市) 2017.05.08, 13:48 - 14:13 ??, サクラ?,?? |
Part XI: | 磐井丘陵〜厳美渓〜一ノ関駅(一関市) 2017.05.08, 14:15 - 16:49 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2017.05.09-05.13 |
連休直後の新幹線は空いているはず,ということで採集に出ることにした。
幸い,今日(05/08)の天気予報は全国的に晴れで(明日からは曇りらしい),講義も会議もないので,日帰りで
岩手県一関市にある厳美渓とその南に広がる磐井丘陵を再訪した。
厳美渓(天工橋周辺)
を訪れるのは,今回で11回目(
2011.08.20,
2011.10.20,
2012.06.03,
2012.07.28,
2012.10.07,
2013.04.13,
2013.06.24,
2013.09.09,
2014.09.02,
2015.07.05,
2017.05.08)だ。
また,磐井丘陵は前回(2015.07.05)初めて歩いたが,今回歩いたコースは一部前回とは異なるので部分的には初めてとなる。
いつもより遅く出発したのと,駅でのバスの待ち時間が長かったので,今回は駅からタクシーで厳美渓に向った。 乗車したタクシーの運転手によると,今年は年初から寒暖差が激しい(1月に27℃まで上がったことがあるし, 最近は雪が降ったそうだ)とのこと。 そして,気になったのは,市街地では最近雨が少ないという話(注)。山(栗駒山?)の方には(雪が?)降ったらしいので 川(磐井川)の水量は多いが,市街地は雨の予報があってもパラパラしか降っていないそうだ。 果してそのためだろう,厳美渓はいつにもましてカラカラに乾いていた。従来は常に水があった岩盤上の窪みも多くが干上がっていた。 また,観光地として知られる天工橋の上流側は,水路の部分には大量の水が流れていた。 2年前に起きた洪水の後遺症と思われるが,周囲にあった樹木や土壌の一部が失われており, それに今回の著しい乾燥が加わって,なんともうるおいのない景色に変わっていた。 僅かに残った水たまりの状態も荒れた感じがしたが,それでも水底の泥には, これまで同様,多様な原生生物がごくわずかずつだか生き残っていた。 かれらはこうして数万年の間,生き延びてきたのだろう。
注:翌日(05/09)のニュースによると,この日は東北の各地(とくに大平洋側)で山火事が頻発したらしい。
それだけ乾燥が進んでいた,ということだろう(フェーン現象も起きていたそうだ)。
一部では,05/09現在も延焼が続いているとのこと。
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