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淡水微生物図鑑
発刊のお知らせ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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このたび，誠文堂新光社より「淡水微生物図鑑」が発刊されましたので，
お知らせいたします。
本書は，このデータベース（原生生物情報サーバ）にある様々な原生生物の画像， およそ８万点の中から選りすぐったものを使って日本国内に生息する原生生物の主なもの （３７５属，８０７種）を紹介しています。 「原生生物情報サーバ」は作り始めてから１５年が経過しました。 現在，「研究資料館」で公開している画像は，上記のように約８万点。 登場する原生生物は総計765属，3203種，15434サンプル（デジタル標本数）となっています。 あまりに画像数，種数が増えたため，原生生物に詳しくない方にとっては，量が多すぎて利用しずらくなっていると思われます。 また，日本語で紹介している「原生生物図鑑」の方はかなり前から更新がストップしており， 「研究資料館」に登録した画像を十分に活かしきっていない状態にあります。 そのような状況の折，昨年，誠文堂新光社より原生生物の図鑑を出版してはどうか，との依頼を受けました。 そこで，この機会に最新版の「原生生物図鑑」を本として出版することにしました。 制作に際しては，現在ある画像の中から，各々の種を知る上でもっとも適当と思われるものを選びました。 各画像には簡単な解説を付けてありますが，あくまで画像から各種の特徴を理解できることを目指して作りました。 さらには，数年前から始めた採集の際に撮影した風景写真を用いて， 各種がどのような場所にいるかをイメージしやすいように，採集地の様子も画像付きで紹介しています。 これにより，原生生物が本の中にあるたんなる絵ではなく，私達の身近にいる生き物達として実感してもらえることを願っています。
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