浦佐駅〜小出駅〜ネズモチ平駐車場〜桜曽根登山口〜嘉平与ボッチ〜前岳〜浅草岳山頂西側の湿原〜前岳〜嘉平与ボッチ〜桜曽根登山口〜ネズモチ平登山口〜ネズモチ平駐車場〜小出駅〜浦佐駅 (07:37 - 17:21)
Part I: | 浦佐駅〜小出駅〜ネズモチ平駐車場〜桜曽根登山口へ(南魚沼市/魚沼市) 2014.09.15, 07:37 - 09:03 キンミズヒキ, ゲンノショウコ,ノコンギク?,アキチョウジ?,ホシダ? |
Part II: | 林道を歩いて桜曽根登山口へ(1)(魚沼市) 2014.09.15, 09:06 - 09:19 アザミの仲間, オクトリカブト?,セキヤノアキチョウジ,ヨツバヒヨドリ,アブラガヤ,サラシナショウマ,??, タニソバ?,イヌタデ |
Part III: | 林道を歩いて桜曽根登山口へ(2)(魚沼市) 2014.09.15, 09:20 - 09:29 マルバノリクラアザミ?, ミヤマシシウド?,??,サラシナショウマ,オクトリカブト |
Part IV: | 桜曽根登山口〜「浅草の鐘」〜浅草岳西尾根を登る(魚沼市) 2014.09.15, 09:30 - 09:48 ??, セキヤノアキチョウジ, |
Part V: | 桜曽根コース:浅草岳西尾根を登る(1)(魚沼市) 2014.09.15, 09:50 - 10:19 ミネカエデ,??, マイヅルソウ? |
Part VI: | 桜曽根コース:浅草岳西尾根を登る(2)(魚沼市) 2014.09.15, 10:20 - 10:51 ??, ショウジョウバカマ,ホソバナライシダ?,ヤマソテツ?,??,オヤマリンドウ |
Part VII: | 桜曽根コース:浅草岳西尾根を登る(3)(魚沼市) 2014.09.15, 10:52 - 11:03 ミヤマママコナ, ミヤマアキノキリンソウ,ミツバオウレン,エゾヒカゲノカズラ |
Part VIII: | 桜曽根コース:〜嘉平与ボッチ〜前岳へ(魚沼市) 2014.09.15, 11:04 - 11:30 ヤマグルマ, ??,ノリウツギ |
Part IX: | 前岳〜浅草岳へ(魚沼市) 2014.09.15, 11:31 - 11:48 ??, イワショウブ |
Part X: | 浅草岳山頂西側の湿原(魚沼市) 2014.09.15, 11:53 - 12:11 |
Part XI: | 浅草岳山頂西側の湿原〜前岳〜(魚沼市) 2014.09.15, 12:15 - 12:49 イワショウブ |
Part XII: | 桜曽根コース:嘉平与ボッチ〜浅草岳西尾根を降りる(魚沼市) 2014.09.15, 12:51 - 14:42 ヤブツバキ(ツバキ), ユズリハ,ブナ?,??,??,?? |
Part XIII: | 〜桜曽根登山口〜ネズモチ平駐車場へ(魚沼市) 2014.09.15, 14:42 - 15:10 ムシカリ, ??,ユズリハ,??,??,ヤマアジサイ?,ミヤマシシウド,ヤグルマソウ, ツルニンジン,ミヤマヤブタバコ, |
Part XIV: | 〜ネズモチ平登山口〜ネズモチ平駐車場〜小出駅〜浦佐駅(魚沼市/南魚沼市) 2014.09.15, 15:12 - 17:21 ヤマカガシ, ヨツバヒヨドリ,ミヤマカタバミ,ミズタビラコ |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2014.09.16-09.17 |
先々週(2014.09.03)
訪れた田代岳9合目湿原(大館市)と同様,
数年前からの懸案だった浅草岳(標高 1585.5 m,魚沼市/只見町)を初めて訪れた(注1)。
この浅草岳に興味を持ったのは,浅草岳北東側の山裾にある「沼の平」と呼ばれる場所を知ってからだ。 名前から湿原があるのではと期待したのだが,調べると沼はたくさんあるが湿原はなかった (古そうな沼がたくさんあるので沼岸が湿地化している可能性はある)。 また,残念ながら,沼の平エリアを通る登山道はあるものの,数年前までは道の崩壊などで通行止めになっていた。 現在は現地ガイド付でのみ通行が認められている,ということで容易には近付けないらしい。 なお,登山道沿いにある沼は一部のみ(笹沼)で,他の沼へ近付くルートは調べたかぎりではない(注2)。 遠くから眺めるだけの場所らしい。 一方,浅草岳の山頂には登山道沿いが湿原になっていて,航空写真などを見るかぎり, 若干ながら池塘らしきものがあるようだ。 ただし,沼の平近くの入叶津(いりかのうづ)登山口からだと標高差が1000m近くある。 これはかなりきつい。 いずれにせよ,最寄り駅となる只見駅へ行くだけでもかなり遠い (JR只見線の福島県側はかなり前から不通状態なので,新潟県側からしか到達できない)ので, どこかで一泊しないとならない。 などなど,これまでは簡単には(山頂付近の湿原には)到達できないと思っていた。 しかし,最近になって,浅草岳の西,新潟県側にも登山道があり,こちらは山麓にある駐車場(ネズモチ平駐車場) からだと山頂までの標高差は700m弱で,福島県側から上がるよりはかなり楽であることが判明。 実際,浅草岳に登る人はこちら側からの方が多いらしい。 これなら日帰りで訪れることができる。 ということで今回訪れたのだが,・・・。 コースガイドを参考に,山頂の東側にある湿原まで往復するのにおよそ6時間かかると予想した。 ただし, 先々週(2014.09.03) の田代岳のように予想外の事態に遭遇して余計に時間がかかる恐れもあるので, プラス1時間して登山開始から7時間後(午後4時)に迎えのタクシーにネズモチ平駐車場へ来てもらう約束をした。 しかし,往路に予想以上の時間がかかってしまい,山頂東側の湿原まで往復すると,約束した時間までに 駐車場に戻れなくなる恐れがあった。 そのため,山頂には上がらずにその直下にある山頂西側の湿原を訪れただけで山を降りた(注3)。 注1:当初は,金曜日(09.12)に仙台で開催されている学会に参加した後, そのまま秋田(一週間前に訪れたばかりだが・・・)へ移動。 土曜日(09.13)に,これも以前からの懸案だった森吉山を訪れ, 翌日の日曜日(09.14)に秋田駒ヶ岳の近くにある田代平を再訪しようと計画した。 天気予報は相変わらず良くないのだが,雨の予報はなかった。 快晴は望めないとしても,とりあえず行こうと決心して宿の予約をしようとしたところ, 拠点となる角館のホテルに泊れないことが判明した(以前宿泊したホテルは閉業していた。駅前のBHは満室)。 ならば,以前, 千沼ヶ原 を訪れた時 (2007.08.06) と同様,盛岡から通おうとしたが,盛岡駅前のBHもすべて満室だった(大曲など他も同様)。 これでは行きたくとも行けない。諦めるしかなかった。 秋の旅行シーズン,しかも,三連休ということで東北はどこも旅行客で賑わっていたようだ。 そのため,復路の新幹線は普通車,グリーンとも満席で,自由席も浦佐駅ですでに満席だった。 やむなく,登山で疲れた足で立ったまま,大宮駅まで乗車した。しんどかった。 注2:江戸時代には,沼の間を通って会津へ通じる道があったらしい。 戊辰戦争時,そこを河井継之助が通ったそうだ。 注3:単純に7時間でなく8時間にすればよいかといえば,そういう訳にもいかない。 今回は午前3時に起床して午前5時39分に北朝霞駅からスタートし,ネズモチ平駐車場に着いたのが午前9時。 その7時間後は午後4時なのでまだ明るい。 しかし,8時間後(午後5時)だとすでに夕方で,今の時期だとまもなく日没だからだ(暗くなる直前まで山歩きをするのは危険)。 とすると,対応策としては, 1)他の訪問者と同様,登山の開始時間を早める(午前9時ではなく午前8時かそれ以前?)か, 2)今回よりも日の長い時期に訪れる, のいずれかしかないが,1)の場合だと日帰りは無理になる。 2)の場合は,山頂近くの登山道には7月になっても雪渓が残っている場所がある。よってやや危険(私の場合)。 という具合に色々問題がある。 |