大館市内のBH〜田代岳 荒沢登山口〜田代岳9合目湿原〜大広手登山口〜荒沢登山口〜大館駅前 (08:00 - 16:05)
Part I: | 大館市内のBH〜田代岳 荒沢登山口(大館市) 2014.09.03, 08:00 - 09:12 ミゾソバ,ノブキ |
Part II: | 荒沢沿いの登山道を進む:〜二合目〜林内・川沿コース分岐(大館市) 2014.09.03, 09:12 - 09:39 シシウド,?? |
Part III: | 林内コース〜川沿いコースとの合流点(大館市) 2014.09.03, 09:41 - 10:00 |
Part IV: | 川沿いコースとの合流点でしばし道に迷う(大館市) 2014.09.03, 10:01 - 10:35 |
Part V: | 〜三合目〜四合目(大広手コース合流点)(大館市) 2014.09.03, 10:38 - 10:57 ??, ヒヨドリバナ? |
Part VI: | 四合目〜五合目(上荒沢コース合流点)〜七合目〜(大館市) 2014.09.03, 10:58 - 11:41 |
Part VII: | 〜八合目〜田代岳9合目湿原(大館市) 2014.09.03, 11:45 - 12:04 ヨツバヒヨドリ, ミヤマアキノキリンソウ,オトギリソウ,ミツガシワ,エゾオヤマリンドウ |
Part VIII: | 田代岳9合目湿原(1)(大館市) 2014.09.03, 12:05 - 12:14 ミツガシワ |
Part IX: | 田代岳9合目湿原(2)(大館市) 2014.09.03, 12:16 - 12:25 エゾオヤマリンドウ |
Part X: | 田代岳9合目湿原〜五合目(大館市) 2014.09.03, 12:27 - 13:35 ゴゼンタチバナ |
Part XI: | 四合目〜大広手コースを下る(大館市) 2014.09.03, 13:38 - 14:02 ジャコウソウ, ブナ |
Part XII: | 大広手コースを下る(大館市) 2014.09.03, 14:03 - 14:34 |
Part XIII: | 大広手登山口〜荒沢登山口〜大館駅前(大館市) 2014.09.03, 14:35 - 16:05 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2014.09.05-09.09 |
朝08:00,宿泊した大館駅近くのBHの前から事前に予約したタクシーに乗車して田代岳の登山口へ向った。
登山口(荒沢登山口)へは1時間ほどで到着。 そこから田代岳9合目湿原を目指して歩き出した。 2合目の先で登山道は川沿いコースと林内コースに分かれている。 調べたところ,川沿いコースは途中険しいところがあるそうなので, 歩きやすい林内コースを通ることにした。 たしかに林内コースは歩きやすかったのだが,その後が大変だった。 三合目の手前で両コースは合流するのだが,そこは同時に2つの沢が合流する地点でもあった。 これがややこしくなる原因だった。 両コースの合流点は北側の沢沿いに続いていたのだが,その沢が倒木で埋め尽くされていたので, 当初はそこが沢だとは気づかなかった。 最悪なことに手前にある南側の沢にも登山道のように見える場所が南に向って続いていた。 そのため,最初は誤りに気づかないまま,南側の沢沿いを遡上してしまった。 しかし,登山道と思った場所は途中で途切れ途切れとなった。 あまりにおかしいので,GPSで現在地を確認したところ,現在地は合流点から大きく南へ離れていた。 そこでやっと間違いに気づいた。 結果,およそ40分時間を無駄にしてしまった。 そのため,後の予定も変更せざるをえなかった。 午後3時に迎えのタクシーを約束してあったので,それに間に合わせる必要があったからだ。 当初は荒沢コースを往復するつもりだったが,往路,荒沢コースでひどい目にあったので, 復路はあまり面白くないが,より安全なはずの大広手コースを通って下山した。 大広手登山口から荒沢登山口までは徒歩で20分ほどかかったが, 約束した午後3時ギリギリに荒沢駐車場に戻ることができた。 訪れた9合目湿原は予想したとおりの場所だった(注1)。 たくさんの池塘があって嬉しかった。 ただし,池塘の水深が結構あった(30cm以上?)。 それだけ新しい湿原だと思われるのだが,それが原因かわからないが, 原生生物はあまり目立たなかった。大型の接合藻が少ないのが主な原因だが, 従属栄養の原生生物(鞭毛虫,肉質虫,繊毛虫)も少なめだった(注2)。 大雨などの影響で一時的に数が減っていたのかも知れないので,再度,訪れてみたい。 また,残念ながら期待した 共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis) は観察できなかった。 翌日(2014.09.04) は早朝大館駅から花輪線で鹿角花輪駅に移動。 そこから 7年前(2007.09.21) と同様,急行バスで秋田八幡平を目指した。 注1: ただし,残念なことに,朝方は晴れていたのに,湿原に着いた頃(12:00)に空は薄い雲に覆われてしまった。 注2: 実体顕微鏡で観察した段階では,あまり原生生物の姿が目に入らなかったが, その後,光学顕微鏡で観察すると,小型の原生生物がたくさん観察できた。 |