HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2014 . 09 . 15 | お知らせ

2014.09.15, Part XII

桜曽根コース:嘉平与ボッチ〜浅草岳西尾根を降りる

まもなく嘉平与ボッチ(魚沼市),12:51-12:52

嘉平与ボッチ手前の急斜面を上がる(魚沼市),12:53

嘉平与ボッチまで戻った(魚沼市),12:55
写真を拡大してもらうと分かるが, 往路でもたくさんいた羽虫がいまだにたくさんいた。 むしろ数が増している。 いわゆる蚊柱のような状態になっていた。 ものすごい数だ。ここでジッとしていることはできない。即,先へ進む。

急斜面を降りる(魚沼市),12:57

次の小ピークとの間にある鞍部を通過(魚沼市),13:06

そこから先は小石が多い抉れた急傾斜を下る(魚沼市),13:07
1枚目:往路は登りだったので,さほど問題なく通過できたが,下りだと靴が滑りそうだった。 2枚目:滑らないよう,横歩きで下った。

浅草岳西尾根を下る(魚沼市),13:10
途中に一ケ所だけあるロープ場を通過。

浅草岳西尾根を下る(魚沼市),14:00
1枚目:50分経過。 延々と続く急傾斜を降りる。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。 嘉平与ボッチと桜曽根登山口の間の中間くらいまで下った。

浅草岳西尾根を下る(魚沼市),14:09
1枚目:階段が多いエリアを通過。 2枚目:iPad mini で現在地を確認。

階段が多いエリアを通過中(魚沼市),14:11, 14:15, 14:15
s 3枚目:iPad mini で現在地を確認。

階段が多いエリアを通過中(魚沼市),14:24 2枚目:iPad mini で現在地を確認。

浅草岳山頂西側の湿原からこの辺に来るまでに,計4組(5人)に追い抜かれた。 最初は杖を持った中年男性。 その次は,杖を持たないやや若い男性。 急傾斜をピョンピョンと掛け降りていった。どうやらトレイルランニングをしている人のようだ。 次は杖を持った中年男性。 そして,既述したが,最後に私を追い抜いていったのが, 往路,桜曽根登山口の近くにある「浅草の鐘」で私が追い越した夫婦だ。 二人とも2本杖で足早に降りてきた。年齢は私より上の方々のはずだが,う〜む。

浅草岳西尾根を下る(魚沼市),14:35
これは ヤブツバキ(ツバキ,Camelliajaponica,ツバキ科 ツバキ属)? のようだ。
当初,丸いのは何かの虫えいかと思ったが,植物本体がヤブツバキとなると, 丸いのはツバキの果実だと判断できる。ツバキの果実は初めて見た。 熟すと中にある大きな種子が露出するらしい。その種子から椿油をとるのだとか。。 ツバキの花は何度も撮影しているが,果実を撮影したのは今回が初めて。s

往路でも撮影した倒木を通過(魚沼市),14:35-14:36

浅草岳西尾根を下る(魚沼市),14:40
葉の表面の様子は,縁が波打っているところなども含めて,アカガシに似ている。 しかし,葉の裏の様子(2段下の画像)はアカガシとはまったく異なる。
どうやら ユズリハDaphniphyllum macropodum,ユキノシタ目 ユズリハ科 ユズリハ属) のようだ。葉の縁が波打っている点がやや気になるが,柄が長く赤い点はそっくりだ。
Wikipedia によると,ユズリハは福島県以西に分布しているそうだ。 とすると,ここは分布の北限に近いことになる。

浅草岳西尾根を下る(魚沼市),14:40-14:41
これは? 葉の形は ブナFagus crenata,ブナ科 ブナ属) に似ているが,葉柄の付近が違うような,そうでもないような?・・・

浅草岳西尾根を下る(魚沼市),14:41
ユズリハDaphniphyllum macropodum,ユキノシタ(またはユズリハ)目 ユズリハ科 ユズリハ属)
上記のように,葉の裏の様子はユズリハのそれに一致する。

浅草岳西尾根を下る(魚沼市),14:41-14:42
これは ??

浅草岳西尾根を下る(魚沼市),14:42
??

Part XIII: 〜桜曽根登山口〜ネズモチ平駐車場へ
2014.09.15, 14:42 - 15:10