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2013.03.09, Part V

岩畳南端

長瀞 岩畳南端(長瀞町),12:55
岩盤に上がったところで,西〜北〜東〜南東をパノラマ撮影。
3枚目:岩の上に棒が立てられている岩の脇に水たまりがある。 前回(下段)は時間がなかったが,今回は余裕があるので近付いてみることにした。


2013年02月の様子(2013.02.10,14:07-14:08撮影)。

2013年01月の様子(2013.01.13,13:28撮影)。

2012年12月の様子(2012.12.09,14:11-14:12撮影)。

2012年11月の様子(2012.11.10,13:38撮影)。

長瀞 岩畳南端(長瀞町),12:56
途中あちこちで芽吹いていた ユキヤナギSpiraea thunbergii,バラ科 シモツケ属)。

長瀞 岩畳,NT-31(長瀞町),12:57
ここは今年1月に始めて採集した。よって今回は2度目だ。


2013年01月の様子(2013.01.13,13:30撮影)。

長瀞 岩畳,NT-31(長瀞町),12:57-12:58
1,2枚目:ここにもカエルの卵塊があった。もうじき孵化するだろう(注)。 3枚目:卵塊の近くで 採集(長瀞 岩畳,NT-31)
観察された生物: ミドリムシ(Euglena spirogyra), 小型鞭毛虫数種, ディフルギア( Difflugia sp.), コレプス(Coleps hirtus), コエラストルム(Coelastrum morus), マキノエラ(Makinoella tosaensis), アオミドロ(Spirogyra), ホシミドロ(Zygnema), ツヅミモ( Cosmarium botrytisC. formosulum), ホシガタモ( Staurastrum dispar), ネンジュモ(Anabaena), ワムシ, ケンミジンコ,

注:翌月(2013.04.04) 訪れた際,これらから出たオタマジャクシがたくさんいるはずだったが,姿がなかった。 代わりにいたのは越冬した大きなウシガエルのオタマジャクシだった。 おそらくこれらはすべて食べられてしまったのだろう(2013.04.22追記)。

長瀞 岩畳南端,盛り上がった岩場を北へ進む(長瀞町),13:01
1枚目:まずは左にあるNT-01へ(この画像には写っていない)。 2枚目:眼前に迫るのはいつもの採集ポイントであるNT-02。

長瀞 岩畳南端,NT-01,南端からの眺め(長瀞町),13:02
1枚目:前回は水位が回復していたが,ふたたび下がっていた。これまでで一番水位が下がっている。 前回はカエルの卵塊があったのだが,どうなっただろう。。
2枚目:2013年02月の様子(2013.02.10,14:13撮影)。 3枚目:2013年01月の様子(2013.01.13,13:37撮影)。 4枚目:2012年12月の様子(2012.12.09,14:13撮影)。

長瀞 岩畳,NT-01(長瀞町),13:02
1〜3枚目:東側からパノラマ撮影。 過去の画像と比較すると,今年01月(2013.01.13)とほぼ同じくらいであることがわかる。 01月の方が若干より低いようにも見える。


2013年02月の様子(2013.02.10,14:13撮影)。 この時は水位が回復していたのだが・・・。

2013年01月の様子(2013.01.13,13:37撮影)。 この時がもっとも水位が下がっていた。

2012年12月の様子(2012.12.09,14:14撮影)。 水位は11月とほぼ同じ。
1ヶ月前までは大量にあった藻塊が姿を消していた。皆分解されたか,一部は水底に沈んだのだろう。

2012年11月の様子(2012.11.10,13:41撮影)。
雨が少なかったのだろう,中央の岩が半分くらい露出していた。

2012年10月中旬の様子(2012.10.21,13:19撮影)。
秋に入ると,雨が多くなるため水位が回復,中央の岩はふたたび水没していた。

2012年08月の様子(2012.08.16,13:40-13:41撮影)。
夏の暑さと,雨が少なかったことで水位が下がり,中央の岩が露出していた。

これ以前(2012.04.15〜2012.07.22) のNT-01の様子はこちら

長瀞 岩畳,NT-01(長瀞町),13:03-13:04
前回はここにカエルの卵塊があったが,すでにかなり大きなオタマジャクシに育っていた。 果たしてこのうちの何匹が成体になれるのやら・・・。 これはヤマアカガエルRana arnativentris)だろうか?


2013年02月の様子(2013.02.10,14:15-14:16撮影)。

長瀞 岩畳,NT-01(長瀞町),13:05
ここで 採集(長瀞 岩畳,NT-01)。 オタマジャクシに食べつくされているかと思ったが,そのわりにはたくさんの原生生物がいた。
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium)多数, クリプトモナス(Cryptomonas platyuris), ミドリムシ(Euglena deses), トラケロモナス(Trachelomonas pulcherrima), ディフルギア( Difflugia acuminata), コレプス(Coleps hirtus), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), ヒスチオバランティウム(Histiobalantium natans), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 小型繊毛虫数種, シヌラ(Synura), サヤツナギ(Dinobryon sertularia), イカダモ( Scenedesmus ecornisS. quadricauda), テトラデスムス(Tetradesmus), Quadrigula, イトクズモ( Ankistrodesmus densusA. falcatus), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium), ミカヅキモ( Closterium dianae), ツヅミモ( Cosmarium obsoletum), ホシガタモ( Staurastrum lapponicumS. punctulatum), ネジモ(Spirotaenia condensata), ワムシ,

長瀞 岩畳,NT-01からNT-02へ移動(長瀞町),13:07-13:08
途中の岩場にもたくさんの ユキヤナギSpiraea thunbergii,バラ科 シモツケ属)があった。 これまでもあったはずだが,芽吹きだすとさすがに目立つようになる。 ここ(岩畳)はユキヤナギが多い。 昨年4月(2012.04.15), 最初にここを訪れた時にはいたるところでユキヤナギの花が咲いていた。


2012年04月の様子(2012.04.15,12:19撮影)。
1枚目:こちらがNT-01, 2,3枚目:前方がNT-02。その手前にユキヤナギの群生がある。今回とほぼ同じ場所だ。

長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),13:08-13:09
NT-02の南端から北を向いてパノラマ撮影。


2013年02月の様子(2013.02.10,14:18撮影)。

これ以前の画像はこちら
ちなみにこれが一番最初に撮影したNT-02の南端からの画像だ。
2012年05月末の様子(2012.05.27,11:23撮影)。

長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),13:09
いつも通り,まずNT-02の南端で 採集(長瀞 岩畳,NT-02a)
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium)多数, トラケロモナス( Trachelomonas pulcherrimaT. volvocina), Pontigulasia, シヌラ(Synura), 珪藻各種, クンショウモ(Pediastrum angulosum), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), イカダモ(Scenedesmus quadricauda), ヒザオリ(Mougeotia), ユレモ(Oscillatoria sp.), ワムシ, ヒドラ,

長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),13:10
1枚目:NT-02の西岸沿いに少し北へ移動。 2枚目:1枚目と同じ位置で岸辺を撮影。

長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),13:13
ここで 採集(長瀞 岩畳,NT-02b)
これまでの採集ではここの原生生物相は豊かだったが,今回はどうだろう?結構いた。
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium), クリプトモナス(Cryptomonas sp.), エントシフォン(Entosiphon), サッカメーバ(Saccamoeba), マヨレラ(Mayorella penardii), フセツボカムリ( Centropyxis ecornis), コレプス(Coleps hirtus), ツリガネムシ(Vorticella pulchra), クンショウモ(Pediastrum angulosum), イカダモ(Scenedesmus quadricauda), コエラストルム(Coelastrum morus), Dimorphococcus lunatus, マキノエラ(Makinoella tosaensis), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), ヒザオリ2種(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( Closterium leibleiniiClosterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium bioculatumC. laeve), ホシガタモ( Staurastrum cuspidatumS. lapponicumStaurastrum sp.), クロオコッカス(Chroococcus sp.), メリスモペディア(Merismopedia), ユレモ(Oscillatoria sp.), ワムシ, ミジンコ, イタチムシ,

Part VI: 岩畳南端〜中央部
2013.03.09, 13:14 - 13:27