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2013.03.09, Part VI

岩畳南端〜中央部

長瀞 岩畳,NT-02の西岸沿いを北へ(長瀞町),13:14
ここは細長いNT-02の中間付近。

長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),13:14
1枚目:前々回(2013.01.13) から,池の中央にある島の部分と対岸の間に青竹が何本か束になって横たえられている。 2枚目:2013年02月の様子(2013.02.10,14:22撮影)。

長瀞 岩畳,NT-02の北端が近付いた(長瀞町),13:15-13:16

長瀞 岩畳,NT-02の北端とその北側の様子(長瀞町),13:16
NT-02の北側にある(あった)水たまりは,前回水量が回復していたが,さきほどのNT-01同様,ふたたび水量は減っていた。 ほとんど干上がりかけている(2枚目)。


2013年02月の様子(2013.02.10,14:25撮影)。 水が戻っていた(2枚目)。

2013年01月の様子(2013.01.13,13:48撮影)。

2012年08月の様子(2012.08.16,13:55撮影)。 たっぷり水があった。

長瀞 岩畳,NT-02(長瀞町),13:18
NT-02の北端で 採集(長瀞 岩畳,NT-02c)
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium)多数, クリプトモナス(Cryptomonas sp.), マヨレラ(Mayorella penardii), ディフルギア( Difflugia sp.), 小型アメーバ, フセツボカムリ( Centropyxis aculeata), 珪藻各種, フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex), イカダモ(Scenedesmus quadricauda), コエラストルム(Coelastrum morus), キルクネリエラ(Kirchneriella obesa), サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ2種(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium bioculatumC. granatum), メリスモペディア(Merismopedia), クロオコッカス(Chroococcus sp.), ユレモ(Oscillatoria sp.), ワムシ, センチュウ,

長瀞 岩畳,NT-02の北側にある水たまり(長瀞町),13:18-13:19
1枚目:ほとんど干上がりかけている。 2枚目:1枚目の左手,ここはほぼ干上がっている。若干湿り気が残っている程度。 3枚目:かつて水底にあった藻塊は干上がる前にゼリーのようになり,その後はパリパリの状態になっている。 乾燥するたびに形が崩れ,徐々に姿が消えつつある。 これまでの変化はこちら

ここから岩畳の西側へ移動(長瀞町),13:20
この頃,近くから「ピピピッ,ピピピッ,ピピピッ」とやや低い音がしきりにしていた。 どうやら何かの鳥の子供が腹を空かして鳴いているようだった。

岩畳の西側へ移動(長瀞町),13:20
水の多い時期には水路になる付近を通過中。すぐ近くで鳴き声がする。
画面左はいつも撮影しているY字形の枝振りをしている木だ。 あの木の脇を通って北へ進むことにしている。

この枯草の中が怪しい(長瀞町),13:21
この辺まで来るとさすがに音が止んだ。私が近付いてきたのに気づいたのだろう。 おそらく前方の枯草の茂みの中にいるはずだが,これ以上近付くのは止めることにした。 それにしても,ここ(岩畳)は今日はまだ人気は少ないが,これから天気のよい土日祝日になると大勢の人が行き来する場所だ。 比較的最近,ここに営巣して卵が孵化したのだろうが,このまま成長できるだろうか? 私が離れてしばらくするとまた「ピピピッ,ピピピッ」と鳴き出した。

Y字形の木の前から北側をパノラマ撮影(長瀞町),13:21-13:22
3枚目:対岸に見えるのが「秩父赤壁」。


2013年02月の様子(2013.02.10,14:31撮影)。

Y字形の木(長瀞町),13:22
いつも通り,木の脇を通って北へ進もうとしたが,フと見上げと枝の先(2枚目)に何かがあるのに気づいた。

Y字形の木(長瀞町),13:22-13:23
1枚目:望遠撮影。先端近くにあるのは,どうやらカマキリの卵塊のようだ。 2,3枚目:一段低い場所にもカマキリの卵塊があった。 2,4枚目:カマキリの卵塊の右隣にニワトリの卵のような白い楕円体をしたものがあった。 これはどうやらイラガMonema flavescens,イラガ科 イラガ属)の繭のようだ。
昨年の11月(2012.11.10) には上流(南)の河川敷でオオカマキリTenodera aridifolia)に遭遇したが, オオカマキリの卵塊だろうか?

長瀞 岩畳を北へ(長瀞町),13:24
1枚目:前方にいつも通る台形状の岩盤が見えてきた。 これからあそこへ向うが,その前に・・・。 前回同様,右手にある水たまり(NT-08)へ。 2枚目:足下をみると,岩盤の上に溜ったわずかな土のあちこちに黒土の盛り上がりがあった。 モグラの仕業だろう。春が来たから?


2013年02月の様子(2013.02.10,14:32撮影)。

長瀞 岩畳,NT-08(長瀞町),13:25

2013年02月の様子(2013.02.10,14:35撮影)。

長瀞 岩畳,NT-08(長瀞町),13:25
水際から北を向いて撮影。NT-08は前方に見える台形状の岩盤の右側にある。 NT-08は台形状の岩盤の手前までだが,その先,台形状の岩盤の脇から北へ向ってNT-08と同様に細長いNT-09が続いている。

長瀞 岩畳,NT-08(長瀞町),13:26
ここもかなり水位が下がっていた。 2012.08.16の時ほどではないが・・・。


2013年02月の様子(2013.02.10,14:35撮影)。

2013年01月の様子(2013.01.13,13:55撮影)。

2012年11月中旬の様子(2012.11.10,14:04撮影)。

2012年10月中旬の様子(2012.10.21,13:42-13:43撮影)。

2012年08月中旬の様子(2012.08.16,14:03撮影)。 この時は対岸の岩盤がかなり露出していた。すなわち,NT-08の水位がもっとも下がっていた。

2012年05月の様子(2012.05.01,12:01撮影)。

長瀞 岩畳,NT-08(長瀞町),13:26-13:27
これまで同様,水際で 採集(長瀞 岩畳,NT-08)
観察された生物: マルウズオビムシ(Peridinium), ディフルギア( Difflugia oblongaDifflugia sp.), トリネマ(Trinema sp.), リトノタス(Litonotus), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), クンショウモ(Pediastrum angulosum), イカダモ(Scenedesmus quadricauda)多数, コエラストルム( Coelastrum cambricumC. morus), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium sp.), ホシガタモ( Staurastrum muticum), イボマタモ( Euastrum germanicum), ネンジュモ(Anabaena),


2013年02月の様子(2013.02.10,14:36撮影)。

Part VII: 岩畳中央部
2013.03.09, 13:28 - 13:39