一関駅〜厳美渓〜須川温泉〜国道342号沿いの小湿原〜野鳥の森湿原〜須川温泉〜一関駅 (08:33 - 16:59)
Part I: | 一関駅〜厳美渓(天工橋下流側)(一関市) 2012.07.28, 08:33 - 09:31 ジャノヒゲ, ?? |
Part II: | 厳美渓(天工橋下流側)〜厳美公園(一関市) 2012.07.28, 09:32 - 09:49 ミヤマホタルイ?, ?? |
Part III: | 厳美渓〜須川温泉へ(一関市) 2012.07.28, 09:49 - 11:02 キショウブ, コナギ?,ヤマユリ |
Part IV: | 須川温泉〜国道342号を北へ(一関市 /東成瀬村) 2012.07.28, 11:27 - 11:44 ノリウツギ?, ヤマブキショウマ?,ヨツバヒヨドリ |
Part V: | 国道342号沿いの小湿原(東成瀬村) 2012.07.28, 11:45 - 11:54 アカモノ, ヤマハハコ,シロバナトウウチソウ,ミツガシワ,ワタスゲ,キンコウカ,?? |
Part VI: | 国道342号〜野鳥の森・出入口(東成瀬村) 2012.07.28, 11:55 - 12:11 ミズギク?, ウツボグサ,オカトラノオ |
Part VII: | 野鳥の森・出入口近くの池へ(東成瀬村) 2012.07.28, 12:12 - 12:25 ミヤマホタルイ |
Part VIII: | 野鳥の森・出入口近くの池〜北側の林道を西へ(東成瀬村) 2012.07.28, 12:26 - 12:45 |
Part IX: | 野鳥の森・北側の林道〜 出入口へ戻る(東成瀬村) 2012.07.28, 12:46 - 13:08 コバギボウシ |
Part X: | 国道342号を南下し須川温泉へ戻る(東成瀬村) 2012.07.28, 13:09 - 13:33 ヒカゲノカズラ, ヨツバヒヨドリ |
Part XI: | 須川温泉〜一関駅(東成瀬村/一関市) 2012.07.28, 13:36 - 16:59 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2012.07.30-08.01 |
今回は当初,2日後の月曜日か火曜日に採集に出ようと考えていた。
しかし,天気予報はめまぐるしく変わり,岩手県の土曜日の予報は2,3日前まではあまり良くなかったが,
週末が近付くにつれて土曜日の天気だけ晴れに変わった(前日の金曜日と翌日の日曜日は曇りだった)。
翌週まで待っても再び予報が変わる恐れもあるので,急遽,土曜日に岩手に出かけることにした。
前回(2012.07.12) 考慮したように,岩手に関しては,新規の採集ポイントとして, 北部の八幡平近くの安比高原にある池沼か, あるいは,南部の 須川高原の野鳥の森 (野鳥の森じたいは秋田県東成瀬村にある)の遊歩道からやや離れた位置にある池&湿原という2つの候補があった。 当初は安比高原にある池沼へ行くことを検討したが,この場合は,安比高原駅(JR花輪線)から標高差 400mを移動しなければならない。 水平距離は片道 6 kmほど。両方歩きだと時間的に無理だし,この季節,炎天下を歩くのはかなりきつい,というか,かなり危険だ。 輪行にして往路(上り)はタクシーを使い,復路(下り)は自転車で下れば快適なはずだが(注1), 安比高原駅近くにはタクシー会社が無く,かなり遠くから来てもらわなければならない(=金がかかる)。 等々,色々検討した結果,今回はかよい慣れた 厳美渓 (注2)→須川高原コースにした。 訪れた須川高原では従来の採集ポイントも訪れつつ, 前回(2011.08.20) は辿り着けなかった野鳥の森・出入口近くにある池をやっと訪れることができた(遊歩道からはわずかの距離なので, 本来はやっと,という程の場所ではないのだが,途中にある薮を抜けるのが大変だった)。 一方,遊歩道から北へやや下がった場所にある縦長の湿原と遊歩道の間は 水平距離 50m,標高差 10mほど離れているのだが,遊歩道際はかなり急な傾斜で,かつ, そこは潅木と薮が密生していて,とても通り抜けられそうになく,今回は諦めざるを得なかった。 葉が落ちれば,もしかすると,木々の間から湿原が見通せそうな距離なので,次回は葉の落ちた季節(春か秋)に訪れて, 遊歩道から湿原の様子を眺めてみたい(葉の落ちた時期ならもしかすると到達できるかも知れない)。 注1:駅から自転車で往復することも考えたが,標高差が400m以上あるのに気づいて往路に自転車を使うのは止めた。 かつて宮床湿原 から駒止峠を自転車で上がったこと( 2008.06.15)があるが, (水平距離もかなりあったが)累積標高差580mほどを上がるのが大変だったからだ。 標高差はその時と比べるとやや少ないが,今は高温の季節なのでとても無理と判断した。 注2:厳美渓 は昨年(2011.08.20)初めて訪れた場所だが,今回ですでに4回目。 「岩石段丘上の水たまり」という今年のテーマ?の対象地であり, なるべく数多く採集を繰り返して,原生生物がどのくらい生息しているかを明らかにしたいと考えている。 これも今回のコースを選んだ理由の一つ。 |