鶴岡市/庄内町
月山 弥陀ヶ原
Part VII: 東側〜南側〜登山道分岐
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2009.08.26 ウオッちず で位置確認

東側の木道を南へ進む(弥陀ケ原,庄内町),10:44-10:45
1枚目:ここは湿原の南東付近。この辺には池塘がない。 2枚目:ふたたび階段を上がる。 弥陀ケ原は南から北に向けてゆるやかに傾斜しているので,このような階段が所々にある。

ここで右に折れ,南側の木道を西へ向かう(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:45
1〜3枚目:パノラマ撮影。 ここが東側の木道の南端。木道はここで右に折れて湿原南側を西(ないし南東)へ向かう。


2006.8.3,10:16撮影。

南側の木道を西へ(庄内町),10:45
1枚目:前方から団体がやってきた。バスガイドらしき女性が案内をしていた。 昼近くになると急に木道を歩く団体の数が増えてきた。 ここは木道が複線になっているので問題ないが,1本しかない所が多いので, 訪問客が増えてくるとすれ違うのが大変になる。 2枚目:前回の画像( 2006.8.3,10:16撮影)。 前回はまだ緑色だったが・・・。

池塘の案内板と周辺の様子(庄内町,現在位置),10:45-10:46
1〜3枚目:パノラマ撮影。

水中に緑色をしたゼリー状の塊がいくつもあった,これは(庄内町),10:46-10:47
木道際にある池塘で採集しようと水中を覗くと,緑色で球形のゼリー状のものがいくつもあった。 これはおそらく共生藻を持ったオフリディウムの群体(翌日,確認済み)。 ゼリーの一部を吸い取ろうとしたが,かなり弾力があり,なかなかピペットの中に入らない。 これは昨年(2008.8.13), 八幡平にある三ッ石湿原でみたのと同じ(下段)。 2枚目:ここで採集(弥陀ケ原-8a)
観察された生物: ディフルギア( D. oblonga), ディレプタス(Dileptus,大核4個), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), シヌラ(Synura), ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), ミクロスポラ(Microspora), カメガシラモ(Tetmemorus laevis), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. idiosporum), イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. crassumE. cuneatum), クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), ラブドデルマ(Rhabdoderma lineare), メリスモペディア(Merismopedia), ケンミジンコ, ミジンコ, ワムシ, イタチムシ,


2008.8.13,11:18撮影。

木道の下まで広がる池塘(庄内町),10:49-10:50
2枚目:水底に緑色のモヤモヤしたものがあるが,これらは ヒザオリ(Mougeotia), 3枚目:ここで採集(弥陀ケ原-8b)
観察された生物: 珪藻各種, ヒザオリ2種(Mougeotia), ツヅミモ( Cosmarium thwaitesii), ホシガタモ( Staurastrum wandae), イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. gnathophorum, ハタヒモ( Netrium oblongum), フタボシモ(Cylindrocystis), クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), メリスモペディア2種(Merismopedia), シアノサルキナ(Cyanosarcina sp. ?,砂粒付き), ミジンコ,

途中のT字路の先には「月山天然記念物」と書かれた標柱がある(庄内町),10:51-10:52
国土地理院の地図だと,この辺に南へ伸びる遊歩道が描かれているのだが,実際には見当たらない。 地図によると,遊歩道は行き止まりになっているが,遊歩道沿いにいくつも池塘が描かれている。 池塘を訪れるためのものだったのだろう。今は廃道?
下段は前回(2006.8.3)の画像だが, これを見ると,「月山天然記念物」と書かれた標柱の右に潅木地帯が点々と山頂方向に続いている(下段3枚目)。 もしかすると,あの辺がかつての遊歩道だったのかも知れない。


2006.8.3,10:22-10:23撮影。

湿原南側の木道を西へ進む(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:52-10:53
1枚目:「月山天然記念物」と書かれた標柱を過ぎると池塘が密集している場所が現れる。 2枚目:まずはここで採集(弥陀ケ原-9a)。 原生生物はあまりいない。もしかすると,ここは池塘ではなくたんなる水たまりかも。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia sp.), ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ツヅミモ( Cosmarium globosumC. oblongum), ハタヒモ(Netrium digitus), クロオコッカス( Chroococcus pallidus), メリスモペディア(Merismopedia), ミジンコ, ミジンコ(Sida sp.), ワムシ, ケンミジンコ,

木道の両側に池塘が続く(弥陀ケ原,庄内町),10:53

2006.8.3,10:25撮影。

湿原南側の木道を西へ(弥陀ケ原,庄内町),10:54
1枚目:ここも両側に池塘がある。 2枚目:左側?で採集(弥陀ケ原-9b)。 この辺は水位が非常に低い。 原生生物はここも少ない。
観察された生物: 珪藻各種, クロロモナス(Chloromonas), ヒザオリ2種(Mougeotia)多数, ホシガタモ( Staurastrum brebissonii?, S. margaritaceum), フタボシモ(Cylindrocystis), メリスモペディア(Merismopedia),

前方でやや左(南西)に折れる(弥陀ケ原,庄内町),10:55
1,2枚目:パノラマ撮影。 左に笹薮があるが,もしかすると,ここが既述した,かつてあった南へ向かう遊歩道の跡かも?

木道に接する池塘(弥陀ケ原,庄内町),10:56
ここで採集(弥陀ケ原-10a)。 ここは原生生物がたくさんいた。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, リピドデンドロン(Rhipidodendron), 太陽虫の一種, ディレプタス(Dileptus gabonensis), プロロドン(Prorodon teres), 珪藻各種, イカダモ(Scenedesmus), ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), グロエオチロプシス(Gloeotilopsis), ヒザオリ(Mougeotia), カメガシラモ(Tetmemorus laevis), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. idiosporumC. intermediumClosterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium sp.), イボマタモ( Euastrum cuneatumE. gnathophorum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), Bambusina brebissonii, カワモズク(Batrachospermum), クロオコッカス( Chroococcus pallidus), メリスモペディア(Merismopedia), Hapalosiphon, ワムシ, ミジンコ, ミジンコ(Sida sp.),

この池塘はパス?(弥陀ケ原,庄内町),10:56
後ろから人が来たため慌てて撮影したので,画像が傾いてしまった。

木道脇の池塘(弥陀ケ原,庄内町),10:58

ここにも球形のオフリディウムの群体が!(弥陀ケ原,庄内町),10:58-10:59
緑色の固めのゼリーで,大きいものは径5 cmほどもある。 2枚目:ここで採集(弥陀ケ原-10b1,弥陀ケ原-10b2)
観察された生物: リピドデンドロン(Rhipidodendron), ディフルギア( Difflugia oblonga), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium), 小型繊毛虫数種, Chlorobotrys, 珪藻各種, サヤミドロ(Oedogonium), ミクロスポラ(Microspora), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ミカヅキモ( Closterium idiosporum), ツヅミモ( Cosmarium thwaitesii), ホシガタモ( Staurastrum tetracerum ?), イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. cuneatum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), タテブエモ(Penium sp.), Sphaerozosma, メリスモペディア(Merismopedia), ミジンコ(Sida sp.), ワムシ, クマムシ,

湿原南側の木道を西南西〜西へ(弥陀ケ原,庄内町),10:59

湿原南側の木道を西南西〜西へ(弥陀ケ原,庄内町),11:00

右(北)に大きな池塘が,遠すぎる(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),11:00
1〜3枚目:パノラマ撮影。 ここは湿原の南端中央部付近。 この少し先に月山登山道との交差点がある。

木道に接する池塘(弥陀ケ原,庄内町),11:01
1枚目:潅木地帯の手前の木道沿いに小さな池塘があった。 2枚目:ここで採集(弥陀ケ原-11)。 原生生物はあまりいない。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ディフルギア( Difflugia oblonga), 珪藻各種, クレブソルミディウム(Klebsormidium), カメガシラモ(Tetmemorus laevis), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ミカヅキモ( Closterium abruptum), イボマタモ( Euastrum cuneatum), ハタヒモ(Netrium oblongum), Bambusina brebissonii, カワモズク(Batrachospermum), シネココッカス(Synechococcus), ミジンコ, ワムシ,

潅木地帯に入るとその先に月山登山道の分岐がある(弥陀ケ原,庄内町),11:02

Part VIII 湿原西側の木道 2009.08.25, 11:02 - 11:18
目次 | 月山八合目駐車場〜弥陀ケ原入口入口〜御田原参篭所 御浜池分岐〜北側の木道北側の木道〜木道東端東側の木道〜湿原東斜面湿原東斜面東側〜南側〜登山道分岐湿原西側の木道月山八合目駐車場

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