鶴岡市/庄内町 |
月山 弥陀ヶ原
Part IV: 北側の木道〜木道東端 |
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採集日:2009.08.26 | ウオッちず | で位置確認 |
弥陀ケ原の北側を通る木道を東へ(庄内町,現在位置),09:37
弥陀ケ原の形成に関する案内板と周辺の池塘(庄内町),09:37
下段は前回(2006.8.3)の様子。ほぼ同じ。
前回と異なるのは,草の色が全体に赤味というか黄色味を帯びている点。
2006.8.3,09:46撮影。
木道脇の池塘(弥陀ケ原,庄内町),09:38
1枚目:ここで採集(弥陀ケ原-4a)。
2枚目:イワイチョウ(Fauria crista-galli)。
前回(2006.8.3)ここはまあまあいたが,今回は若干少なめ。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena mutabilis),
レンバディオン(Lembadion lucens),
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
スティピトコッカス(Stipitococcus sp.),
未同定の糸状藻類(葉緑体は平板だが,真ん中に切れ込みあり,ピレノイドなし?),
ツヅミモ(
Cosmarium globosum),
クロオコッカス(
Chroococcus sp.),
メリスモペディア(Merismopedia),
ユレモ(Oscillatoria),
ケンミジンコ,
ミジンコ,
ワムシ,
木道脇の池塘(弥陀ケ原,庄内町),09:39-09:40
1枚目:少し先に進んで,
2枚目:また採集(弥陀ケ原-4b)。
観察された生物:
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
ディフルギア(
Difflugia elegans,
D. oblonga),
未同定の糸状藻類(葉緑体は平板だが,真ん中に切れ込みあり,ピレノイドなし?),
カメガシラモ(Tetmemorus laevis),
ツヅミモ(Cosmarium globosum),
ホシガタモ(Staurastrum sp.),
イボマタモ(Euastrum crassum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
メリスモペディア(Merismopedia),
ミジンコ,
所々に笹薮が点在する地帯を通る(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),09:41
2枚目:前回(2006.8.3,09:48撮影)の様子。
弥陀ケ原の北側を通る木道を東へ(庄内町),09:42
1,2枚目:パノラマ撮影。右にやや大きな池塘が現れた。
木道脇の池塘(弥陀ケ原,庄内町),09:42-09:44
1枚目:この池塘近くのシロバナトウウチソウ()の花は赤味を帯びている。何故だろう?
2枚目:やや大きな池塘の隣の小さな池塘で採集(弥陀ケ原-5)。
観察された生物:
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
ディフルギア(
Difflugia claviformis,
D. oblonga),
アミカムリ(Nebela carinata),
アンフィトレマ(Amphitrema stenostoma,共生藻あり,両端に口),
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
イカダモ(Scenedesmus),
ウネリマクラ(Docidium undulatum),
コウガイチリモ(Pleurotaenium minutum),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum),
ツヅミモ(
Cosmarium globosum,
C. thwaitesii),
イボマタモ(
Euastrum ansatum),
E. cuneatum),
ハタヒモ(
Netrium digitus大小),
メリスモペディア(Merismopedia),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
シアノサルキナ(Cyanosarcina sp. ?,砂粒付き),
ユレモ(Oscillatoria),
Hapalosiphon,
スティゴネマ(Stigonema ocellatum),
ミジンコ,
ワムシ,
T字路をまずは左折,北東端にある池塘へ(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),09:45
1枚目:前方のT字路が湿原北側の木道の末端部。湿原東側を南北に通る木道に接している。
左(北)へ行くとその先は行き止まりだが,そこにも池塘がたくさんある。
また,そこにはオゼコウホネという比較的めずらしい植物が生えている。
前々回,前回同様,まずは左(北)へ。
2枚目:これは前回(2006.8.3)撮影した画像。
このように前回はT字路の真向かいに案内板が立っていた。今回(1枚目)は手前左に位置が変わっている。
何故だろう?
T字路にある案内板(弥陀ケ原,庄内町),09:45
「月山中之宮,御田原参篭所 約10分,八合目駐車場 約15分」とある。
T字路を左折した後(弥陀ケ原,庄内町),09:45-09:46
木道は最初は北向き(1枚目)だがゆっくりと右にカーブし(2枚目),最後は南向きとなる。
かつての踏跡の手前で右に折れて南向きとなる(弥陀ケ原,庄内町),09:47
1,2枚目:パノラマ撮影。
地図を見ると,前方の踏み跡の先にも池塘がいくつかあるようだ。
おそらくそこを目指してかつては多くの人がここを歩いたのだろう。
南向きに変わると前方にいくつかの池塘が見えてくる(弥陀ケ原,庄内町),09:47-09:49
2枚目:ここで採集(弥陀ケ原-6a)。
観察された生物:
共生藻を持つLesquereusia or other genus ?,
ユーグリファ(Euglypha),
ウネリマクラ(Docidium undulatum),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum,
C. ulna),
ハタヒモ(Netrium digitus),
カワモズク(Batrachospermum),
ミジンコ,
ワムシ,
木道脇の池塘(弥陀ケ原,庄内町),09:50
ここで採集(弥陀ケ原-6b)。
前回(2006.8.3)もここで採集したが,
カワモズク(Batrachospermum),
が目立つくらいで他の原生生物はあまりいなかった。今回もほぼ同じ。
観察された生物:
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
トゲフセツボカムリ(
Centropyxis ecornis),
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
珪藻各種,
サヤミドロ(Oedogonium),
グロエオチロプシス(Gloeotilopsis,注),
ウネリマクラ(Docidium undulatum),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum,
C. idiosporum),
カワモズク(Batrachospermum),
クロオコッカス(Chroococcus),
ミジンコ,
オゼコウホネが育つ池塘(弥陀ケ原,庄内町),09:50
1,2枚目:ここが
オゼコウホネ(Nuphar pumilum var. ozeense)が育つ池塘。
下段は前回撮影した画像。
2006.8.3,09:59撮影。
木道末端近くの池塘(弥陀ケ原,庄内町),09:50-09:51
1,2枚目:左が木道末端にある池塘。
2枚目:前回まであったパラソルと椅子が消えていた(下段と比較)。
下段は2006.8.3,09:59に撮影したもの。
前回と前々回はここの傘と椅子が置いてあった。
木道の脇にある踏跡,その先にも池塘が(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),09:51
はっきりした踏み跡が続いているが,ロープが張ってあるのでこれ以上先には進めない。
下段は2006.8.3,09:59に撮影したもの。
オゼコウホネが育つ池塘を南側から撮影(弥陀ケ原,庄内町,現在位置),09:51
オゼコウホネが育つ池塘(弥陀ケ原,庄内町),09:52
オゼコウホネ(Nuphar pumilum var. ozeense)。
オゼコウホネ?と大型トンボ(弥陀ケ原,庄内町),09:52-09:53
オゼコウホネ(Nuphar pumilum var. ozeense)。
前回(下段)と異なり,
葉が黄色味を帯びている。まもなく枯れるのだろう。
2006.8.3,09:59撮影。
Part V 東側の木道〜湿原東斜面 2009.08.25, 09:57 - 10:13 | |