長野駅〜木曽福島駅〜上松駅〜中沢橋〜寝覚の床入口〜寝覚の床〜寝覚の床美術公園〜中沢橋〜上松駅〜塩尻駅〜長野駅 (09:44 - 18:08)
Part I: | 長野駅〜木曽福島駅〜上松駅〜(長野市//上松町) 2012.05.20, 09:44 - 12:09 |
Part II: | 中沢橋〜寝覚の床入口(上松町) 2012.05.20, 12:10 - 12:25 |
Part III: | 寝覚の床入口〜寝覚の床(上松町) 2012.05.20, 12:25 - 12:33 シャガ |
Part IV: | 寝覚の床(1)(上松町) 2012.05.20, 12:33 - 12:46 |
Part V: | 寝覚の床(2)(上松町) 2012.05.20, 12:46 - 12:59 |
Part VI: | 寝覚の床(3)(上松町) 2012.05.20, 13:00 - 13:09 ニガナ |
Part VII: | 寝覚の床〜寝覚の床美術公園〜車道へ上がる(上松町) 2012.05.20, 13:12 - 13:37 ワスレナグサ |
Part VIII: | 〜中沢橋〜上松駅(上松町) 2012.05.20, 13:38 - 15:17 オトシブミの一種?,ハクセキレイ |
Part IX: | 上松駅〜塩尻駅〜長野駅(上松町//長野市) 2012.05.20, 15:30 - 18:08 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2012.05.22 |
先週(2012.05.13)の
飛水峡に続き,岩石段丘上の水たまりにいる原生生物を求めて,今回は木曽川にある寝覚の床を訪れた。
寝覚の床は4年前に岐阜県にある馬籠周辺を訪れた際(
2008.11.04)に,中央本線の車窓から眺めたことがある。
その時以来,いずれは訪れてみたいと考えていたのだが,それがやっと実現できたことになる。
ただし,色々調べると,現在の景色は上流にダムが出来たために川の水位が下がってできたものらしい。 かつては現在より水位が高く流れも急だったそうだ。 とすると,ダムができる以前は,増水した際に岩盤の上が水で洗い流されていた可能性が高い。 その意味では原生生物はほとんど期待できない(注)。 そのため,当初は訪れるのを止めようかとも考えたが, いない(=原生生物の種数が少ない)ということも確認する必要があると考え直して訪れることにした。 今回は曇り空の下での訪問となったが,1週間前の予報では土曜日が晴れ,日曜日は曇り時々晴れだった。 そのため,当初は土曜日に訪れようと考えていた。 しかし,週の半ばになると日曜日も晴れの予報に変わった。 そこで(土曜日にも色々やることがあるので)日曜日に出かけることにしたのだが・・・。 出発前日(土曜日,この日は快晴だった)になるとふたたび予報が変わり,日曜日は曇り時々晴れの予報に戻ってしまった。 当日の天気は画像でわかるように終日,どんよりとした曇り空だった。 訪れた昼頃は多少薄雲となったので青空はないものの,それなりに明るくなったのがせめてもの幸いといえる。 また,今回は体調が最悪だった。 出発の2,3日前からときどき右の喉に痛みを感じていたのだが,出発当日になるとそれが強い痛みに変わった。 風邪の初期症状のようだ。 しかし,熱はないので予定通り出発したのだが,現地に着く頃になると痛みはますます激しくなり,多少フラフラしだした。 寝覚の床は結構危険な場所もあるので,若干不安だったが,極力用心して岩場を歩いて無事採集を終えることができた。 時間があれば寝覚の床以外でも採集をするつもりだったが,体調を考えて早めに上松駅に戻り, 予定していた特急&新幹線の切符を1本早いものに買い替えて帰路についた。 自宅へ戻ってからも喉の痛みは続き(熱は微熱程度だがかなりダルイ), 早めに「寝床」に就いたものの, 鼻水と喉の強い痛み(唾を飲み込む時に痛む)のためにほとんど一睡もできなかった。やれやれ。 注:国の名勝に指定されたのはダムができる前の1923年だそうなので,水位の差はあるにしても現在と似た景色が以前から あったはず。その点では多少は期待できるかも知れない。 |