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2012.05.20, Part IV

寝覚の床(1)

「落石注意」の看板を横目に木製の橋を渡る(上松町),12:33

木製の橋の途中で左前右を撮影(上松町),12:33
歩くと足下がグラグラした。ヒヤヒヤしながら歩く。

橋の末端近くから寝覚の床を撮影(上松町),12:34
1枚目:対岸に見えるのが屏風岩,向い側が「腰掛岩」。 2枚目:左が「硯岩」。その先にあるのが「釜岩」だ。 向い側(右岸)手前が「床岩」,奥に見えるのが「浦島堂」。

寝覚の床へ入る(上松町),12:35
河川敷?へ降りると道らしい道は無くなる。大きな岩があちこちにあるだけだ。 ただし,よくよく見ると,人が通りやすくしてある(ように見える)場所がある。 一部には岩と岩の間に小さな岩を挟んだり,大きな岩に足場を穿った場所(後出)もある。 それらを探しながら進む。

寝覚の床,足下はこんな状態(上松町),12:36

寝覚の床,川面が見えたところでパノラマ撮影(上松町),12:37
1枚目:「腰掛岩」は右だろうか,左だろうか?はっきりしない(注)。 2枚目:「屏風岩」(画面中央〜左)と「硯岩」(画面右)。 3枚目:「床岩」。

注:左は「亀岩」かも知れない。

「腰掛岩」?の左端にある水たまりを望遠撮影(上松町),12:37

「腰掛岩」?へ,まず周囲をパノラマ撮影(上松町),12:38
1枚目:南側。降りて来た途中にあった橋の手前の道が見える。 3枚目:この方向へ進む。

「腰掛岩」?に上がる途中にも水たまりがあった(上松町),12:38-12:40
3枚目:原生生物はいそうにないが,とりあえず 採集(寝覚の床-01)。 翌々日(05/22,注)の結果は予想通り。
観察された生物: 小型太陽虫, スチロニキア(Stylonychia), ワムシ,

注:既述したように,この日は風邪の初期症状と思われる喉の痛みが終日続いた。 多少フラフラもしたが,発熱はなかったようだった。 帰宅後は用心して早めに床についたが, 横になっても唾液(+鼻汁?)を飲み込もうとするたびに喉に激痛が走るため,まったく眠ることができなかった。 さらに,翌日(月曜日)になっても喉の痛みは消えず,次第に熱がでてきた。 38°を越えることはなかったが,だるく,節々が痛い,という典型的な風邪の症状が現れた。 そのため,月曜日は大学へは行かずに自宅で養生せざるを得なかった。
よってここでの採集サンプルの観察は,通常の翌日(05/21)ではなく,翌々日(05/22)となった。 1日余計に時間が経っているので,一部の原生生物を見逃した(=観察できなかった初日のうちに死に絶えた) 可能性がある。

なんとか「腰掛岩」?に上がることができた(上松町),12:41-12:42
2枚目:水たまりの底にはわずかに水垢らしきものがあった。 3枚目:これを採集(寝覚の床-02)。 ここもほとんどいない。
この辺は草木も生えていないことからすると,今でも(もしくはダムができる直前まで?) 増水時には水を冠っているのだろう。そのため,ほとんどの原生生物は洗い流されて定着できないと思われる。
観察された生物: 小型繊毛虫数種, ワムシ,

「腰掛岩」?から降りる前に周囲をパノラマ撮影(上松町),12:43
1枚目:下流方向。左の高台に見えるのが「寝覚の床美術公園」。 2枚目:対岸が「屏風岩」。 3枚目:画面左は屏風岩と「硯岩」。右が「床岩」。その奥に下が少し出っ張っている場所が「獅子岩」。 床岩の先に見えるのが「浦島堂」。

「腰掛岩」?を降り,いったん川岸から離れる(上松町),12:43-12:44

前方に立ちふさがる大岩群(上松町),12:44
1〜3枚目:パノラマ撮影。 2枚目:画面左,大きな岩と岩の間から上へ上がる。

寝覚の床,「床岩」へ(上松町),12:46
1枚目:屏風岩と硯岩。硯岩の右上に大きな甌穴(おうけつ,ポットホール)がある。 2枚目:前方には床岩に上がる家族連れの姿が見える。あの先に浦島堂がある。 浦島堂から戻ってくる人もいる。

Part V: 寝覚の床(2)
2012.05.20, 12:46 - 12:59