四十八池湿原へ,笹で覆われた斜面の脇を通る(山ノ内町),11:27
四十八池湿原へ(山ノ内町),11:28
ここは2006年(2006.6.1)に残雪の斜面を恐る恐る通った場所だ。
四十八池湿原へ,同じような場所が続く(山ノ内町),11:28
四十八池湿原へ,ここは右の斜面が裸地化している(山ノ内町),11:29
四十八池湿原へ(山ノ内町),11:29
1枚目:途中にある小ピーク。この辺から藁のシートが敷かれていた。
2枚目:2010年07月の様子(2010.07.25,11:28撮影)。
この時は,工事用車輌が通るために敷かれたシートがあった。
四十八池湿原へ(山ノ内町),11:30
1,2枚目:パノラマ撮影。ここは右側が急な崖になっている。
四十八池湿原へ(山ノ内町),11:31
この辺はぬかるみやすい場所。藁のシートもすでにグチャグチャ。
四十八池湿原へ,前方に昨年まで建設中だった公衆トイレが見えてきた(山ノ内町),11:34
公衆トイレの脇を通って湿原へ(山ノ内町),11:35
2010.10.23,11:36撮影。
1枚目:2009.08.17,11:37撮影,
2枚目:2008.07.20,11:37撮影,
公衆トイレは完成しているようだが,入口が封鎖されていた(山ノ内町),11:35
四十八池湿原に到着(山ノ内町),11:35
過去の記録との対比
前回からGPSを確認するのに若干時間を費やしているので,その分だけ余分に時間がかかっている。
訪問日/径路 | 渋池 〜 分岐 | 分岐 〜 湿原 | |||
2006.6.1 | (往路 46分) | 15 分 | 11:26 → 11:41 | 31 分 | 11:41 → 12:12 |
(復路 40分) | xx 分 | 13:10 ← xx:xx | xx 分 | xx:xx ← 12:30 | |
2006.10.9 | (往路 26分) | 11 分 | 11:14 → 11:25 | 15 分 | 11:25 → 11:40 |
2007.6.17 | (往路 27分) | 11 分 | 11:13 → 11:24 | 16 分 | 11:24 → 11:40 |
(復路 21分) | xx 分 | 12:19 ← xx:xx | xx 分 | xx:xx ← 11:58 | |
2008.7.20 | (往路 29分) | 16 分 | 11:01 → 11:17 | 13 分 | 11:17 → 11:30 |
2009.8.17 | (往路 27分) | 12 分 | 11:11 → 11:23 | 15 分 | 11:23 → 11:38 |
(復路 23分) | 11 分 | 12:19 ← 12:08 | 12 分 | 12:08 ← 11:56 | |
2010.7.25 | (往路 26分) | 11 分 | 11:08 → 11:19 | 15 分 | 11:19 → 11:34 |
(復路 22分) | 10 分 | 12:19 ← 12:09 | 12 分 | 12:09 ← 11:57 | |
2010.10.23 | (往路 28分) | 12 分 | 11:09 → 11:21 | 16 分 | 11:21 → 11:37 |
2011.7.2 | (往路 27分) | 11 分 | 11:08 → 11:19 | 16 分 | 11:19 → 11:35 |
(復路 26分) | 13 分 | 12:25 ← 12:12 | 13 分 | 12:12 ← 11:59 |
四十八池湿原,木道の手前まで進んでパノラマ撮影(山ノ内町),11:35
志賀山が霧で霞んでいる。これまではいつも山稜がくっきり写っていたのだが・・・。霧で霞んだ志賀山を撮影したのは今回が始めて。
2010.10.23,11:37撮影。
2010.7.25,11:34-11:35撮影。
2009.8.17,11:38-11:39撮影。
2008.7.20,11:30撮影。
2007.6.17,11:40撮影。
2007.10.9,11:40-11:41撮影。
四十八池湿原,木道へ入ったところで再度パノラマ撮影(山ノ内町),11:36
2010.10.23,11:40-11:41撮影。
2009.8.17,11:38-11:39撮影。
四十八池湿原,少し進むと右に干上がりかけた池塘があった(山ノ内町),11:36
四十八池湿原(山ノ内町),11:37
ここではこれまで採集したことがない。とりあえず採集(四十八池湿原-1)。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
プロロドン(Prorodon sp.),
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
カメガシラモ(Tetmemorus granulatus)多数,
イボマタモ(
Euastrum affine),
ミジンコ,
ワムシ,
イタチムシ,
クマムシ,
四十八池湿原,木道沿いに縦長の池塘(山ノ内町),11:38
1〜3枚目:パノラマ撮影。いつもはここが最初の採集ポイント。
2010.10.23,11:41撮影。
四十八池湿原(山ノ内町),11:38-11:39
いつもの場所で採集(四十八池湿原-2)。
前回(2010.10.23)はオフリディウムの群体があちこちにあったが,今回は肉眼で見るかぎりそれらしいものは見当たらなかった。
しかし,翌日の観察では,オフリディウムがバラバラの状態でいるのが確認できた。
下段は過去の記録だが,これでわかるのは,この時期はまだバラバラだが,
細胞分裂に伴い徐々に群体が成長して,秋になると肉眼でもわかるほどの細胞塊(群体)になるようだ(注)。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus),
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
ツリガネムシ(Vorticella convallaria),
サヤツナギ(Dinobryon sertularia),
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium kuetzingii,
C. rostratum),
イボマタモ(
Euastrum affine,
E. cuneatum),
ケンミジンコ,
ミジンコ,
センチュウ,
注:他で観察したオフリディウムの群体(
三ツ石湿原2008,
月山 弥陀ケ原2009,
月山 弥陀ケ原2010,
八幡沼湿原2010)
はほぼ球形で弾力のあるしっかりしたゼリー塊だったが,
ここではそのような形のものはまだ見ていない。
下段の画像でわかるように,やや茶色に変色し,変色したゼリーの層が重なっている。
層ができるのは,環境の変化が激しいため,群体の形成が何度も中断させられた結果かも知れない。
2010年10月の様子(2010.10.23,11:42-11:43撮影)。
2010年7月の様子(2010.7.25,11:37-11:38撮影)。
観察できなかった。
2009年8月の様子(2009.8.17,11:39-11:40撮影)。
観察できなかった。
2009年8月の様子(2008.7.20,11:31-11:32撮影)。
この時は観察された。
2007年6月の様子(2007.6.17,11:41-11:42撮影)。
観察できなかった。
2006年10月の様子(2006.10.9,11:43-11:45撮影)。
この時は大きなゼリー状の塊が観察された。
ただし,こことは別の位置だったかも・・・。
2006年6月の様子(2006.6.1,12:18撮影)。
寒さのせいか,オフリディウムだけでなく原生生物はまったく観察できなかった。
四十八池湿原(山ノ内町),11:40
1,2枚目:上と同じ場所でカメラを低く構えて撮影。
Part VI: | 四十八池湿原(2) 2011.07.02, 11:40 - 11:49 |