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2006.06.01, Part III

四十八池湿原へ

四十八池湿原へ,11:34-11:38
2枚目:「ポイント 6/25,遊歩道両側の木と谷」。 四十八池湿原への道は,南にある鉢山の中腹に沿って作られているため,進行方向左側が谷になっている。 これがこの先で苦労させられる原因となる。 1枚目:木の枝の先に赤いテープが巻き付けられてある。 このような場所がこの先には何ケ所もあった。これはもっと雪が多い時期,道が完全に雪に隠れてしまった際の道しるべ(のはず)。 3,4枚目:少し昇りの場所。この辺は日当たりが良いためだろうが,雪が消えていた。

四十八池湿原へ,11:40
しかし,再び残雪が現れる。。。

四十八池湿原へ,11:41
2枚目:「森林の移り変わり」(環境庁・長野県)

志賀山への分岐点,11:41
1枚目:前方で道が二股に分かれている。 左は志賀山への道。志賀山を経由して四十八池湿原へ到達することもできるが,ここは右へ。 2枚目:近くにある案内板。「ポイント 7/25 志賀山への道と四十八池への道の分岐点」 3枚目:左側にある道標。 4枚目:分岐地点の中央にある道標。 この分岐点あたりから鉢山の急な斜面に沿って歩くようになる。そのため,進行方向の左には深い谷が続く。

四十八池湿原へ,11:42
この辺から残雪の量がかなり多くなり,道がはっきりしなくなる場所もあった。 2枚目:ここはわずかに道の左端が顔を出しているので,それを頼りに進む。

四十八池湿原へ,11:43-11:44
1枚目:途中の沢上に架けられた橋。橋のすぐ隣まで残雪が・・・。 2,3枚目:橋の途中から下方向を撮影。かなり下まで急な斜面となっている(画像では距離感が伝わらないが,,)。

四十八池湿原へ,11:44-11:45
1枚目:雪のないところもある。 2枚目:もうひとつの橋(というか急な斜面のため道が作れない場所に架けられた橋?)。 ここはほとんど雪に埋まっていた。滑り落ちないよう注意しながら橋の端を歩く。

四十八池湿原へ,11:46-11:47
2枚目:「志賀山」の案内板。この辺からの眺めが良いのだろう。 3,4枚目:とりあえず志賀山を撮影。

四十八池湿原へ,11:49-12:00
ここまでは残雪が道に平らにかぶさる状態だったので,その上を歩くのにさほど危険はなかった。 しかし,湿原が近付くにつれて,残雪は益々多くなり,山の斜面に沿って道がある場所では, 雪が完全に道を覆い隠して,上から下まで急な雪の斜面になっている場所が何ケ所もあった。
すでに何人かがその上を歩いた後があったので,通れなくはない場所とは思ったが,斜面は遥か下の方まで続いていた。 万が一,滑った場合は,谷底まで滑り落ちる可能性があった。滑り落ちるだけならよいが,雪の中に埋まってしまったら, などと考えると背筋が寒くなった。
とくに4枚目の場所は,かなり急な斜面になっていて,画面ではわかりにくいが,右は山(鉢山)の上まで雪があり, 左を見るとはるか下の谷底までこの急な斜面が続いていた。
そのため,最初は「ここで引き返そうか」とも思ったが,ここまで来て引き返すのも,,という思いもあり, ゆっくり慎重に進めばなんとかなるはずと覚悟を決めて,一歩ずつ進んだ。 足を前に出すごとに,靴で雪を削り落として,足場を作りながら前進した。 身体が揺れて落ちないように,右手の指を雪の中に突き刺して身体を固定して進んだが,途中で指が冷えて痛くなった。

Part IV: 四十八池湿原
2006.06.01, 12:01 - 12:14