三島駅〜花園橋〜黄瀬川左岸沿い〜大畑橋下流の遊歩道〜黄瀬川右岸の岩石段丘〜五竜の滝〜裾野市中央公園〜国道246号沿い〜野添橋〜三嶋神社近く〜柳端橋・新柳端橋〜黄瀬川右岸沿い〜カロウト堰〜永続橋〜岩波駅〜沼津駅〜三島駅 (10:53 - 16:50)
Part I: | 三島駅〜花園橋〜黄瀬川左岸沿いを南へ(東京都/三島市/裾野市) 2017.04.23, 10:53 - 11:28 |
Part II: | 花園橋〜黄瀬川左岸沿いを北へ(裾野市) 2017.04.23, 11:28 - 11:42 マツバウンラン, カタバミ,カワウ,カルガモ, |
Part III: | 黄瀬川左岸沿い〜大畑橋下流の遊歩道(裾野市) 2017.04.23, 11:43 - 11:52 カワウ, ツルニチニチソウ,??,アセビ,イロハモミジ,シャガ |
Part IV: | 大畑橋下流側の遊歩道(裾野市) 2017.04.23, 11:53 - 12:01 カキツバタ?, サクラ,ドクダミ,ヤエムグラ,キュウリグサ,ヒメツルソバ,タチツボスミレ |
Part V: | 黄瀬川右岸の岩石段丘(1)(裾野市) 2017.04.23, 12:01 - 12:12 キヅタ, テイカカズラ |
Part VI: | 黄瀬川右岸の岩石段丘(2)(裾野市) 2017.04.23, 12:12 - 12:27 テリハノイバラ, フジ |
Part VII: | 黄瀬川右岸の岩石段丘(3)(裾野市) 2017.04.23, 12:27 - 12:43 オオカナダモ |
Part VIII: | 黄瀬川右岸の岩石段丘(4)(裾野市) 2017.04.23, 12:43 - 12:56 ??, ??,タチツボスミレ |
Part IX: | 大畑橋〜五竜の滝(裾野市) 2017.04.23, 12:57 - 13:07 |
Part X: | 裾野市中央公園〜国道246号沿いを北東へ(裾野市) 2017.04.23, 13:07 - 13:24 マンリョウ, ハクセキレイ |
Part XI: | 国道246号沿い〜栄橋〜246号沿い(裾野市) 2017.04.23, 13:25 - 13:43 |
Part XII: | 国道246号沿いの黄瀬川(裾野市) 2017.04.23, 13:43 - 13:56 ??, ??,?? |
Part XIII: | 野添橋〜三嶋神社近く(裾野市) 2017.04.23, 13:56 - 14:08 ?? |
Part XIV: | 三嶋神社近くの左岸岩盤(裾野市) 2017.04.23, 14:08 - 14:24 オオアマナ |
Part XV: | 三嶋神社近く〜柳端橋(裾野市) 2017.04.23, 14:24 - 14:40 ??, ニホンカワトンボ,?? |
Part XVI: | 柳端橋・新柳端橋〜黄瀬川右岸沿いを北へ(裾野市) 2017.04.23, 14:41 - 15:03 コメツブツメクサ? |
Part XVII: | 黄瀬川右岸沿いを北東へ(裾野市) 2017.04.23, 15:04 - 15:19 ドウダンツツジ, オオアマナ,??,??,キヅタ? |
Part XVIII: | カロウト堰〜永続橋〜岩波駅(裾野市) 2017.04.23, 15:19 - 15:41 フジ, ムラサキケマン,?? |
Part XIX: | 岩波駅〜沼津駅〜三島駅(裾野市//三島市) 2017.04.23, 15:46 - 16:50 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2017.04.23-04.27 |
先週(2017.04.16)
訪れた長瀞岩畳のデータ処理(web pageの作成,採集サンプルの観察)がまだ終っていないのだが,
全国的に晴れの予報が出ていたので,採集に出ることにした(注1)。
訪れたのは,先週訪れようとして断念した静岡県裾野市を流れる黄瀬川(きせがわ)の両岸にある岩石段丘
(注2)。
航空写真を見ると,黄瀬川の両岸には岩盤が突き出した場所が多数あり,その多くが川岸から離れた場所に草木が生い茂っていた。 草は別として,樹木が茂っているということは,それらが育つだけの長い期間,洪水で洗い流されることがなかったことを示している。 ということは,その周辺にある岩盤上の窪みにある水たまりには多様な原生生物が生息している可能性が高い。 (草だと岩盤が洪水で洗い流されても数年で育つので,草しか生えていない場所だと原生生物はあまりいない) 実際に訪れてみてわかったが,黄瀬川の場合,段丘面と河床の差があまりなかった。 それにもかかわらず川岸の岩盤上に樹木が育っているということは,大規模に増水することがめったにないのだろう。 しかし,黄瀬川流域は大部分が住宅や耕作地が近接しているため,多くはコンクリート壁で護岸されていて, 川岸へ近付くことはできなかった。耕作地帯では切立った崖のままの場所も多かった。 ごく一部に川岸へ降りる階段が設置されていたが, その周辺は水面ギリギリの岩盤しかなく草が生える程度の場所だった。 景色としては, 厳美渓の長者滝橋周辺 に似ている。 そんな中,観光名所である「五竜の滝」の下流側にある大畑橋の袂周辺には一部が高台になっている岩盤があり, 若干だが樹木が生い茂っていた(注3)。 そこにある大小の窪みには結構な量の藻塊・水垢があったので,原生生物が期待できるかも,知れない。 (ちなみに水際近くにある窪みは,水はたまっていても,水垢などはほとんどなかった。これは当然) 裾野バイパスと接するエリア(Part XII)には,両側に大畑橋周辺よりも面積の広い段丘が続いている。 左岸側は水面との段差があまりなく岩盤が露出しているので原生生物は期待できない。 しかし,右岸側は水面との段差がかなりある。そのためだろうが,川岸から離れた場所(パイパス側)には 大きな樹木がたくさん育っていた。その間にはいくつかの大きな池もあった。 ここなら期待できそうなのだが,残念ながら降りて近付くルートが見つからなかった。 上流側の野添橋の袂には岩盤へ降りて行く階段があったが,階段の先は草茫茫で,近付くのは無理だった。残念。 もっとも,そこから上記の場所まではかなり距離があり,岩盤へ降りられても,歩いてそこまで辿り行けるかは不明。 先週ほどではないが,あいかわらず膝の痛みが続いている。そのため,膝をかばいつつ,ゆっくり歩くしかなかった。 痛みをこらえながら歩いたためか,普段以上に疲れてしまった。。。
注1:まもなく連休だが,連休中は新幹線が混雑するため,遠出しずらい。そのため,なるべく連休を外して採集に出るのがベストなのだ。
画像でわかるように,関東は予報通りよく晴れていたが,静岡県が近付くにつれて雲が多くなった。とくに山周辺には雲が目立った。
それでも昼頃は晴れてくれたので,青空を入れた写真がなんとか撮れた。しかし,夕方が近付くとほぼ曇ってしまった。
|