山形駅〜県民の森(曲沼駐車場〜嶽原林道〜遊歩道〜琵琶沼〜遊歩道〜ころびつ沼〜遊歩道〜苔沼〜林道隔間沼線〜遊歩道〜米沼〜林道隔間沼線〜荒沼林道〜はんのき夫婦沼〜荒沼林道〜〜県道17号〜みこくぼ沼)〜県道17号 山形白鷹線〜ふれあい展望台〜県道17号 山形白鷹線〜西公園〜県道17号 山形白鷹線〜山形駅 (10:08 - 15:47)
Part I: | 山形駅〜県民の森(曲沼駐車場〜嶽原林道〜遊歩道)(山形市/山辺町) 2009.05.10, 10:08 - 11:06 タチツボスミレ (またはオオタチツボスミレ?) |
Part II: | 県民の森(遊歩道〜琵琶沼)(山辺町) 2009.05.10, 11:07 - 11:18 イロハモミジ?,ショウジョウバカマ, ヒカゲノカズラ,??,タチツボスミレ |
Part III: | 県民の森(琵琶沼)(山辺町) 2009.05.10, 11:19 - 11:32 ツボスミレ?,カキドオシ, ヘビイチゴ?,チゴユリ,ミツガシワ |
Part IV: | 県民の森(琵琶沼〜遊歩道)(山辺町) 2009.05.10, 11:33 - 11:56 ヒメカイウ,ミツガシワ, ブナ,ヒメアオキ |
Part V: | 県民の森(遊歩道〜ころびつ沼〜遊歩道)(山辺町/山形市) 2009.05.10, 11:57 - 12:18 ムシカリ? |
Part VI: | 県民の森(苔沼〜林道隔間沼線〜遊歩道)(山形市) 2009.05.10, 12:19 - 12:36 |
Part VII: | 県民の森(米沼〜林道隔間沼線〜荒沼林道〜はんのき夫婦沼)(山形市/山辺町) 2009.05.10, 12:37 - 12:57 ミズバショウ |
Part VIII: | 県民の森(はんのき夫婦沼〜荒沼林道〜)(山辺町/山形市) 2009.05.10, 12:58 - 13:15 ミズバショウ |
Part IX: | 県民の森(荒沼林道〜県道17号〜みこくぼ沼)(山辺町) 2009.05.10, 13:16 - 13:29 |
Part X: | 県民の森(みこくぼ沼)〜県道17号 山形白鷹線〜ふれあい展望台(山辺町/山形市) 2009.05.10, 13:30 - 13:59 カキドオシ,スミレ,ヤマブキ? |
Part XI: | 県道17号 山形白鷹線〜西公園(山形市) 2009.05.10, 14:00 - 14:33 |
Part XII: | 西公園〜県道17号 山形白鷹線(山形市) 2009.05.10, 14:35 - 15:08 |
Part XIII: | 〜山形駅(山形市) 2009.05.10, 15:08 - 15:47 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2009.05.11-05.15 |
湿原のガイドブック(日野・葛西著,南とうほく花の湿原,無明舎,2002)で紹介されていた山形県の県民の森を訪れた。 山形駅からはタクシーで県民の森まで移動(30分余,6000円也!), そこからは持参した自転車で広い「県民の森」内を走り回った。 当初は16ほどある沼を全部見て回るつもりだったが,園内があまりに広いため時間的に余裕がなくなったのと, 最初に訪れた琵琶沼以外はほとんどが人工の溜池で原生生物はほとんど期待できなかったこともあり, 途中で断念し,標高600mほどの山を下って山形駅へ戻った。 琵琶沼(標高600m)は,ガイドブックで湿性植物の宝庫として紹介されていたが, 現地にある案内板によると,沼は5万年以上前から存在していたらしい。 その生い立ちの古さにふさわしく原生生物もたくさんいたが, 高地の湿原に特有の大型の有殻アメーバ(Nebelaなど)がまったくおらず(注),また,ツヅミモ類も非常に少なかった。 この原因については今のところ不明。標高の低さが原因か,あるいは,他の環境条件が異なるのか・・・。 他の沼はほとんどが溜池で,沼岸は深く落ち込んでいた。このため,原生生物はほとんどいない。 唯一「はんのき夫婦沼」では沼岸の一部が湿地になっていて(人工的なものかも知れない), ミズバショウが群生していた。その近くには結構多くの原生生物がいた。 注:正確にいうと,4日間で1個体だけ観察された。 |