寄居駅とその周辺〜上長瀞駅〜荒川左岸河川敷〜虎岩〜埼玉県立自然の博物館〜岩畳〜長瀞駅〜寄居駅 (11:34 - 15:31)
Part I: | 寄居駅とその周辺〜上長瀞駅(寄居町/長瀞町) 2012.11.10, 11:34 - 12:45 |
Part II: | 荒川左岸河川敷を北へ(長瀞町) 2012.11.10, 12:46 - 12:55 オオカマキリ |
Part III: | 荒川左岸河川敷〜虎岩(長瀞町) 2012.11.10, 12:55 - 13:09 |
Part IV: | 埼玉県立自然の博物館〜岩畳南端(長瀞町) 2012.11.10, 13:10 - 13:34 |
Part V: | 長瀞 岩畳南端(長瀞町) 2012.11.10, 13:36 - 13:51 |
Part VI: | 岩畳南端〜中央部(長瀞町) 2012.11.10, 13:52 - 14:03 |
Part VII: | 岩畳中央部(1)(長瀞町) 2012.11.10, 14:03 - 14:13 スミレ, キショウブ |
Part VIII: | 岩畳中央部(2)(長瀞町) 2012.11.10, 14:14 - 14:27 |
Part IX: | 岩畳中央部〜北端(長瀞町) 2012.11.10, 14:28 - 14:44 コガマ |
Part X: | 岩畳北端〜長瀞駅〜寄居駅(長瀞町/寄居町) 2012.11.10, 14:44 - 15:31 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2012.11.11-11.15 |
今回は当初日曜日(11/11)に採集に出るつもりだったが,日曜日は全国的に曇り/雨となる予報が出ていたので,
関東地方はほぼ快晴という土曜日に変更した。
また,出発直前まで渡良瀬川サイクリングロードを走って
迫間湿地(迫間自然観察公園)を訪れようと考えていたが,
起床するのが遅れた,疲れがたまっている(若干風邪気味?)などの理由で断念した。
しかし,空は予報通りの快晴だし,来週は学会前ということで遠出はできない。 ということで,急遽, 3週間前(2012.10.21) にも訪れたばかりの長瀞へ向うことにした。 長瀞の岩畳 は今年から訪れ始めて,すでに8回訪問しているが,原生生物が多くいる場所の場合,少なくとも10回以上訪れないと 実際にどれくらいの原生生物がいるかわからない,ということで,まだまだ訪れる必要があった (これまでに観察できた原生生物は 327 種)。 なにより,長瀞は近いので事前に予定を組まなくとも簡単に行くことができるので,こういった時には 便利な場所なのだ(注1)。 とはいえ,これまでとまったく同じコースを辿ったのでは,あまり面白くない。 出発直前,これまで訪れていないスポットはないかとGoogle map等の航空写真を探したところ, 樋口駅の南側,荒川が東に折れる地点に岩畳に似た場所があることに気づいた。 樋口駅の周辺は 5月末(2012.05.27) に訪れた際,多少歩いたのだが,南の地点はやや離れていたので時間的余裕がなくて, 断念したことを後になって思い出した。 しかし,今は日が短いので岩畳を訪れた後にそこを訪れるとなると時間的にギリギリだった。 一方, 初回(2012.04.15) に訪れた際には閉館中だった「埼玉県立自然の博物館」の改修工事中は10月には終わっているはずで, 前回(2012.10.21) はそれを思い出しながらも通り過ぎてしまった。そこで今回は是非訪れてみたいという気持ちもあった。 結局,ルート的に近い位置にある「埼玉県立自然の博物館」を先に訪れたので(注2), 樋口駅の南側,荒川が東に折れる地点を訪れる時間的余裕は無くなってしまった。次回。 なお,復路では,その樋口駅の次にある波久礼駅には,ホームから溢れんばかりの乗客がいた。 そのほとんどはハイキングの身支度をした高齢者だった。 後でわかったが,今日は東武鉄道が主催する第337回 東武健康ハイキングが行われたらしく, 寄居駅から歩いて途中でミカン狩りなどをしてこの波久礼駅から戻るというコースを歩いてきた人達だった。 4両編成の列車は高齢者でギュウギュウ詰めの状態(車内は時折悲鳴が上がるほど)となったが, ほとんどは隣の寄居駅で降りたので悲惨な状態にならずに済んだ。 注1:「近い」という表現は語弊があるかも知れない。 朝霞台駅から上長瀞駅までは最短で1時間40分程度,今回は乗継ぎが悪かったので2時間もかかってしまった。 一方,北朝霞駅から足利市駅までは最短だとおおよそ同じ(1時間40分程度)になる。 よって時間的には,とくに近いという訳ではない。 また,乗継ぎ回数も,上長瀞駅までは最低2回(小川町駅,寄居駅)だが, 足利市駅までだと通常は2〜3回程度だが,最低1回で済む場合もある(最悪だと4回?)。 にもかかわらず長瀞の方が「近い」(正確には,そう感じる)のは, 1)実際の移動距離は北朝霞駅〜足利市駅の方が長い, 2)途中のルートも北朝霞駅〜足利市駅間は色々あって乗換えが難しい, 3)乗換える際,徒歩で移動する距離も北朝霞駅〜足利市駅の方が長い, とくに重い自転車を抱えて歩くのでより長く感じる, などが原因としてあげられる。 また,長瀞の場合は,現地を歩く時間は2時間程度なので遅く出発しても明るいうちに帰宅することができるが, 足利市駅から渡良瀬遊水池近くの藤岡駅,ないし,板倉東洋大前駅まで自転車を走らせると, 最短でも3時間半,最長だと7時間以上かかったこともある。 なので,どうしても早朝に自宅を出なければならない。 これらも,長瀞の方が近くにあると感じさせる要因になっていると思われる。 (さらにいえば,一般的に最初は遠く感じる場所でも,同じコースを何度も繰り返して通うと 次第に近く感じるようになるが,そのような心理的な側面もあるだろう) 注2:「埼玉県立自然の博物館」では長瀞に関する様々な資料(本やパンフレット等)を入手することができた。 今後に役立てたい。 |