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2012.11.10, Part III

荒川左岸河川敷〜虎岩

荒川左岸河川敷へ(長瀞町),12:55
前方(2枚目)に「虎岩」ではない大きな岩が見えてきた。 3週間前(2012.10.21,下段)はまだ青々としていた周囲の木々だが,かなり紅葉が進んでいた。


2012年10月中旬の様子(2012.10.21,12:55撮影)。

荒川左岸河川敷へ(長瀞町),12:55
岩の隙間にたまった水に藻塊が浮かんでいる。 前回(2012.10.21)は何ケ所かで採集したが,藻塊の主体は太めの サヤミドロ(Oedogonium) だった。今回はパス。

荒川左岸河川敷を北へ(長瀞町),12:56
大きな岩の前にある窪み。前回と比較すると,ここにある水の量はあまり変化していないようだ。 川岸に近いから?


2012年10月中旬の様子(2012.10.21,12:58撮影)。

荒川左岸河川敷を北へ(長瀞町),12:58
ヘマトコッカス(Haematococcus lacustris) が増殖した跡。

岩盤の窪みにできた大きな水たまり(長瀞町),12:58
水際にはさきほどと同じような藻塊が浮かんでいる。 おそらくここも サヤミドロ(Oedogonium) だろう。


2012年10月中旬の様子(2012.10.21,13:01撮影)。

虎岩が迫る(長瀞町),12:59
2枚目:画面左は対岸にある大きな岩。右が虎岩の左半分。 3枚目:こちらが虎岩の右半分。
前回はこの手前で遊歩道に上がってしまったので,今回は虎岩まで歩いてみることにした。

虎岩(長瀞町),13:00
1〜3枚目:手前でパノラマ撮影。 2枚目:階段状になっている虎岩の中段に水たまりがあった。

虎岩(長瀞町),13:00-13:01
1枚目:近付いてみると色々いそうなので,,,(注)。 2枚目:ここで採集(虎岩-01)
観察された生物: ウロレプタス(Uroleptus), ツリガネムシ(Vorticella convallaria), 小型繊毛虫数種, 小型珪藻少々, カイミジンコ,

注:ここは周囲より若干高い位置にある水たまりなので,荒川が増水しても水をかぶりにくいはず。 この後の岩畳ほどではないだろうが,それなりに原生生物がいるのでは,と期待した,のだが・・・。

虎岩(長瀞町),13:02
水たまりの右隣の様子。

虎岩(長瀞町),13:02
1〜3枚目:虎岩の上は平らになっているので,もしかしたら水がたまっているのではと考えて,上まで上がってみることにした。

虎岩(長瀞町),13:02
上がる途中の様子。さきほどは青黒かったが,ここは青々としている。

虎岩の頂上部(長瀞町),13:03
1,2枚目:パノラマ撮影。予想通り水たまりがあった。

虎岩(長瀞町),13:04
まずは北側のやや小さな水たまりで採集(虎岩-02)
観察された生物: アクチノスフェリウム(Actinosphaerium), 小型珪藻, クンショウモ(Pediastrum tetras), 未同定の小型藻類, ワムシ,

虎岩(長瀞町),13:05
続いて南側の細長い水たまりで採集(虎岩-03)
期待に反し,どちらの水たまりも原生生物はわずかだった。 この程度の高低差だと,荒川が増水した際に水をかぶることが多いのだろう。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, スチロニキア(Stylonychia), 小型繊毛虫数種, モナス(Monas sp.), 珪藻各種, 未同定の小型藻類, ミカヅキモ( C. lunula), ワムシ, カイミジンコ,

虎岩からの眺め(長瀞町),13:07
降りる前に北側を向いて周囲をパノラマ撮影してみた。 眺めも良いし,紅葉が鮮やかだった(画像では伝わりにくいが,,)。

河川敷沿いの遊歩道へ上がる(長瀞町),13:07-13:08

上がったのは,前回同様,虎岩の案内板がある場所(長瀞町),13:09
1〜3枚目:西側を向いて左〜前〜右とカメラを振って撮影。 4枚目:後ろを向いて虎岩の案内板を撮影。
1枚目:左前方の斜面を上がる。あの先には駐車場があり,道路を挟んだ向い側に「埼玉県立自然の博物館」がある。

Part IV: 埼玉県立自然の博物館〜岩畳南端
2012.11.10, 13:10 - 13:34