沼田駅〜鳩待峠〜アヤメ平経由富士見峠コース〜横田代〜中原山山頂〜アヤメ平〜富士見田代〜富士見峠〜富士見田代〜アヤメ平〜中原山山頂〜横田代〜鳩待峠〜鳩待峠バス連絡所〜沼田駅 (07:57 - 16:43)
Part I: | 沼田駅〜鳩待峠〜アヤメ平経由富士見峠コース(鳩待峠〜1.0 km)(沼田市/片品村) 2007.10.06, 06:42 - 10:25 シシガシラ,マイヅルソウ? |
Part II: | アヤメ平経由富士見峠コース(1.0〜3.7 km)(片品村) 2007.10.06, 10:25 - 10:54 オオバショリマ,シシガシラ,ヤマソテツ,ムシカリ,ゴゼンタチバナ,ヘビノネゴザ?,?? |
Part III: | 横田代(片品村) 2007.10.06, 10:55 - 11:11 ヒメシャクナゲ |
Part IV: | 横田代〜中原山山頂(片品村) 2007.10.06, 11:11 - 11:33 コバイケイソウ,?リンドウ |
Part V: | アヤメ平(片品村) 2007.10.06, 11:34 - 11:51 |
Part VI: | アヤメ平東端〜富士見田代(片品村) 2007.10.06, 11:51 - 12:04 |
Part VII: | 富士見田代〜富士見峠〜富士見田代(片品村) 2007.10.06, 12:04 - 12:31 ゴゼンタチバナ |
Part VIII: | 富士見田代〜アヤメ平〜中原山山頂〜(片品村) 2007.10.06, 12:32 - 12:58 ムシカリ,ナカカマド,?シャクナゲ,オオシラビソ?,ミヤマアキノキリンソウ? |
Part IX: | 横田代(片品村) 2007.10.06, 13:00 - 13:20 エゾリンドウ,ミネカエデ?,?? |
Part X: | 横田代〜鳩待峠〜鳩待峠バス連絡所(片品村) 2007.10.06, 13:20 - 15:18 |
Part XI: | 鳩待峠バス連絡所〜沼田駅〜(片品村/沼田市) 2007.10.06, 15:23 - 17:37 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2007.10.07-09 |
昨年(2006.6.29)に引き続き尾瀬を日帰りで訪れた(注1)。 ただし,今回訪れたのは尾瀬ケ原ではなく,その南にある中原山の尾根筋に点在する湿原群。 利用した経路は前回とほぼ同じ。午前3時半起床。 往路は以下の通りで括弧内は昨年とまったく同じ。 北朝霞→武蔵浦和→大宮(Maxとき301, 06:34-06:58)→高崎(JR上越線水上行, 07:10-07:55) →沼田(路線バス, 08:00-09:34)→鳩待峠行バス連絡所→鳩待峠。 復路はバス時刻が変更されていたため,沼田駅に戻ったのが若干昨年(16:30)よりも遅くなった(16:43)。 しかし,結局,昨年同様,沼田駅16:55発の水上号に乗車して大宮駅で降車した。 (昨年は 同時刻の列車名は水上8号だったが,今年はどういう訳か発車時刻は同じなのに 水上6号となっていた) 違っていたのは弁当の車内販売。昨年はワゴン販売で,弁当を購入して車内で食べたが, 今年は,販売員が弁当等を手提げ袋に入れて販売していた。 手提げ袋が重いためか,足早に過ぎ去って行ったので弁当を買いそびれてしまった。 前回の採集も含めて今日までぐずついた天気が続いていた。 今日は沖縄を除くほぼ全国でひさしぶりに快晴の予報が出ていたので,急遽採集を計画した。 実際は,自宅から沼田駅までは快晴の天気だったが,沼田駅からバスに乗り鳩待峠へ行く途中は曇空で薄暗かった(注2)。 また期待外れかとガッカリしつつバスに乗車していたが,鳩待峠に着く頃には次第に空が明るくなった。 最初の目的地である横田代へ着いた頃はまだ空が雲に覆われていたが,次のアヤメ平に着くとすっきりとした青空が広がり, 以後はほぼ快晴の天気となった。 気温は,往路は途中まで曇っていたため指先が凍えるほどの寒さだったが(とくにアヤメ平では強い横風が吹いていた), 復路は強い日射もあり汗ばむほどだった。 訪れた湿原の中で最も面積の広い アヤメ平は,展望が良いこともあって,かつては訪問客で賑わったらしい。 しかし,その影響で湿原はかなり荒廃している。 復元作業が続いているものの,木道周辺の池塘は元に戻ったとはいいがたい状態。 そのためだろうがここの原生生物相は貧弱。 横田代は斜面に池塘(ないし水たまり)が点在しているので,こちらも原生生物はあまりいないのではと思ったが, 予想に反し,低い位置にある西側の水たまりには結構な種数の原生生物がいた。 しかし,なにより驚いたのは,最後に訪れた 富士見田代にある大きな池塘。 ここは原生生物相が豊かで,一度に観察できた原生生物の種数としてはこれまでで二番目くらいに多かった(55種)。 アヤメ平にもかつては同じくらいたくさんの原生生物いたのだろうが・・・。 早く元に戻ってもらいたいと願うばかり(といってもまだかなりの時間が必要だろう,数百年??)。 注1:今日は三連休の初日で,秋の紅葉シーズンの始まりでもある。 となれば尾瀬は訪問客でごった返すはず(実際,その通りだった)。 しかし,目的地の横田代,アヤメ平は尾瀬の中では訪れる人の少ない場所として紹介されていたので, おそらく問題ないだろうと考えて行くことにした。 注2:予報では,(沖縄を除き)全国的に快晴だが,新潟県の一部が晴れ時々曇りとなっていた。 尾瀬は新潟&福島県境にあるので,おそらく新潟にある雲の一部が尾瀬まで広がっていたのだろう。 |