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2007.10.06, Part VI

アヤメ平東端〜富士見田代

富士見田代へ(片品村),11:51-11:52
木道の途中で周囲をパノラマ撮影(東〜南〜西方向)。 1枚目:これから進む方向(東)。 2枚目:遠くに見えるやや明るい場所は,おそらく片品川の河川敷と,それに沿って南へ伸びる国道401号 沼田街道のはず。 手前に尾瀬戸倉スキー場がある。 3,4枚目:これまで歩いてきた方向(西)。

富士見田代へ(片品村),11:52-11:53
1枚目:少し行くと途中の木道が真新しくなっていた(注)。 2枚目:2本になっている場所もある。

注:たしかここの木道には東電の焼印が押してなかったと思う。何故かは不明。

富士見田代へ(片品村),11:54
前方をパノラマ撮影。 1枚目:画面中央よりやや右に緑色の屋根が見える。あそこが富士見小屋。これからそこまで歩いていく。

途中にある無名湿原(片品村),11:55
1枚目:ここはアヤメ平と東にある富士見田代の中間付近にある無名湿原。奥に見えるのは燧ケ岳。 2枚目:元来た方向を撮影。こうして見るとかなり急な斜面であることがわかる。

途中にある無名湿原(片品村),11:55-11:56
木道から湿原方向をパノラマ撮影。傾斜しており,残念ながら池塘はない。

途中にある無名湿原(片品村),11:56
湿原の端あたりから下りがやや急になり,この先で樹林帯へ入る。

尾瀬ケ原・富士見峠分岐(片品村),11:59-12:00
1枚目:傾斜した木道を降りていくと前方から何人かの人の声がした。 2,3枚目:富士見峠と尾瀬ケ原(←4.0km)の分岐が現れた。

尾瀬ケ原方面(片品村),12:00
こちらが尾瀬ケ原方面。下り坂。

富士見峠へ(片品村),12:00
ここはそのまま直進して富士見峠へ向かう。

富士見田代の池塘(片品村),12:00
分岐近くに大きな池塘があった。池塘方向をパノラマ撮影。

富士見田代の池塘(片品村),12:00
1,2枚目:途中に池塘のある湿原へ入る脇道があった。

富士見田代の池塘(片品村),12:01
脇道へ入り,池塘方向をパノラマ撮影。遠くに燧ケ岳が見える。

富士見田代の池塘(片品村),12:01-12:03
木道と池塘の間の草がやや踏み付けられたような状態になっていたが, ここでは木道からカップ付き指示棒を伸ばして池塘の岸辺で採集(富士見田代)。 この池塘で採集できたのはここだけ。 というよりも,後で出てくる湿原では採集できなかったので,富士見田代全体でも採集できたのはこの1ケ所のみとなった。
しかし,・・・。画像でもわかるようにカップの中にはわずかな水垢が入っただけだったが, ここでは,以下のように多様な原生生物が観察できた。 その多くは腐食性の環境に棲む種類だが,とにかく種類が多い。この池塘は相当昔からここに存在していたのだろう。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ミドリムシ(E. mutabilis), クリプトモナス(Cryptomonas), リピドデンドロン(Rhipidodendron), 襟鞭毛虫の一種(初観察), アクチノスフェリウム(Actinosphaerium), 太陽虫の一種, 太陽虫の一種(曲った棘が表層を覆う), ナベカムリ(Arcella sp.), フセツボカムリ(Centropyxis), ディフルギア( Difflugia bacillifera, ア D. oblonga?), ミカムリ( Nebela marginataNebela sp. 2種 いずれも初観察), 共生藻を持つヒアロスフェニア(Hyalosphenia papilio 共生藻を持つタイプは初観察), ディアフォロドン(Diaphoropodon), トリネマ(Trinema sp.,小型), スフェノデリア(Sphenoderia), ディプロフリス(Diplophrys), 糸状根足虫の一種, ラッパムシ(Stentor polymorphus, 共生藻類有り), ウロトリカ(Urotricha)?, ラクリマリア(Lacrymaria), レンバディオン(Lembadion lucens), ユープロテス(Euplotes sp.), ウロレプタス(Uroleptus), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), オフリディウム(Ophrydium, 共生藻なし), ツリガネムシ(Vorticella,細長い) 繊毛虫の一種(見覚えがあるが・・・), 小型繊毛虫数種, ペロニエラ(Peroniella hyalothecae), 黄金藻の一種(2個が対になっている), 小型珪藻各種, イカダモ(Scenedesmus sp.), DictyosphaeriumAsterococcus, オーキスチス(Oocystis), ボツリオコッカス( Botryococcus braunii), サヤミドロ(Oedogonium), クレブソルミディウム(Klebsormidium), Bulbochaete, ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium pronum), ツヅミモ( Cosmarium quadrifarium), ホシガタモ( Staurastrum simonyi), アルスロデスムス( Arthrodesmus extensus), アワセオオギ(Micrasterias truncata), イボマタモ( Euastrum humerosum), ハタヒモ(Netrium digitus), ネジモ(Spirotaenia condensata), タテブエモ(Penium polymorphum), フタボシモ(Cylindrocystis), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens var. tatrica), クロオコッカス(Chroococcus), シネココッカス(Synechococcus), メリスモペディア(Merismopedia)3種以上, Hapalosiphon, ミジンコ, ケンミジンコ, イタチムシ(Chaetonotus hystrix,他), ワムシ,

富士見田代の池塘(片品村),12:04
池塘から少し後ろへ下がって再度パノラマ撮影。

富士見田代(片品村),12:04
池塘を離れ,さらに富士見峠へ向って進むと木道の両側に湿原が広がっていた。

Part VII: 富士見田代〜富士見峠〜富士見田代
2007.10.06, 12:04 - 12:31