Euplotina; ユープロテス亜目
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1; Aspidisca sp., 2; Euplotes woodruffi, 3; Euplotes eurystomus, 4; Euplotes patella,
5-8; Euplotes sp.
綱: 周口域(adoral zone)がよく発達する(=独特の周口小膜域 (adoral zone of membranelle, AZM)をもつ)。 そこには外部へ伸び出した口部器官や囲口部器官があることが多い。
繊毛は細胞全体に一様にある。 右側には1本または数本の側口繊毛系(paroral ciliature)がある。繊毛系が減少しているものもある。減少した ものの場合は、棘毛となっている。
細胞口は、口腔または漏斗の底にある。 細胞肛門をもたないものが多い。シストを形成する。
ロリカをもつグループもある。大形の種が多く、自由生活をする。
亜綱:細胞分裂の際に起こる stomatogenesis の過程で口部装置は退化する (oral regression)。
細胞体の繊毛は monokinetidsか、もしくは dikinetidsか、もしくは polykinetids。
細胞は卵型かやや四角形。上下に平たい。背中には dikinetidsがある。 腹側には棘毛( cirral polykinetids )がある。cirriは腹側全体にある。1目のみ。
Discocephalina亜目 口部域と細胞の他の部分の間にはくびれがあり,明瞭に区分される。 Erionellidae科 口部域と細胞の他の部分の間のくびれはわずか。 腹側中央の cirral fileの後のJ字形に集まった transverse cirriがある。
Discocephalidae科 口部域と細胞の他の部分の間のくびれが顕著。
transverse cirrはJ字形にはならない。ユープロテス亜目 上記のようなくびれはない。 Uronychiidae科 尾部棘毛(caudal cirri)に比べて口部の繊毛(oral polykinetid)は非常に短い。
大きな尾部棘毛は左側へ曲がる。Aspidiscidae科 左側の縁棘毛(marginal cirri)も尾部棘毛もない。
細胞は平ら。口部域は腹側にある。
細胞は小さい(通常は50μm以下)。Euplotidae科 左側の縁棘毛(marginal cirri)は少ない(1つの fileのみ)。尾部棘毛はある。
(例外;Certeseiaにはない)
細胞は平ら。口部域は腹側にある。
Gastrocirrhidae科 左側の縁棘毛(marginal cirri)も尾部棘毛もない。
細胞の断面は丸い。口部域は細胞前方に向いている。
(「An Illustrated Guide to the Protozoa」より)
繊毛虫門 Ciliophora Doflein, 1901
キルトフォラ亜門 Cyrtophora Small, 1976
梁口綱 Nassophorea Small & Lynn, 1981
下毛亜綱 Hypotrichia Stein, 1859
(「An Illustrated Guide to the Protozoa」;「生物学辞典」)
Subdivisions
ユープロテス目 Euplotida |
ディスコケファルス亜目 Discocephalina |
エリオネラ科 Erionellidae |
エリオネラ属 Erionella (formerly Keronopsis) |
ディスコケファルス科 Discocephalidae |
Psammocephalus | ||
Marginotricha (formerly Discoephalus) | |||
Prodiscocephalus | |||
ディスコケファルス属 Discocephalus | |||
ユープロテス亜目 Euplotina |
ウロニキア科 Uronychiidae |
ウロニキア属 Uronycia | |
アスピディスカ科 Aspidiscidae |
Euplotaspis | ||
アスピディスカ属 Aspidisca | |||
ユープロテス科 Euplotidae |
Certesia | ||
ディオフリス属 Diophrys | |||
ユープローテス属 Euplotes | |||
ガストロキルス科 Gastrocirrhidae |
Cytharoides | ||
ガストロキルス属 Gastrocirrhus | |||
Euplotidium |
References