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綱: 周口域(adoral zone)がよく発達する(=独特の周口小膜域 (adoral zone of membranelle, AZM)をもつ)。 そこには外部へ伸び出した口部器官や囲口部器官があることが多い。
繊毛は細胞全体に一様にある。 右側には1本または数本の側口繊毛系(paroral ciliature)がある。繊毛系が減少しているものもある。減少した ものの場合は、棘毛となっている。
細胞口は、口腔または漏斗の底にある。 細胞肛門をもたないものが多い。シストを形成する。
ロリカをもつグループもある。大形の種が多く、自由生活をする。
亜綱:細胞分裂の際に起こる stomatogenesis の過程で口部装置は退化する (oral regression)。
細胞体の繊毛は monokinetidsか、もしくは dikinetidsか、もしくは polykinetids。
細胞は卵型かやや四角形。上下に平たい。背中には dikinetidsがある。 腹側には棘毛( cirral polykinetids )がある。cirriは腹側全体にある。
目:亜綱と同じ。亜目:口部域と細胞の他の部分の間にはくびれがあり,明瞭に区分される。
エリオネラ科
Erionellidae口部域と細胞の他の部分の間のくびれはわずか。 腹側中央の cirral fileの後のJ字形に集まった transverse cirriがある。
ディスコケファルス科
Discocephalidae口部域と細胞の他の部分の間のくびれが顕著。
transverse cirrはJ字形にはならない。
(「An Illustrated Guide to the Protozoa」より)
繊毛虫門 Ciliophora Doflein, 1901
キルトフォラ亜門 Cyrtophora Small, 1976
梁口綱 Nassophorea Small & Lynn, 1981
ユープロテス目 Euplotida
(「An Illustrated Guide to the Protozoa」;「生物学辞典」)
Subdivisions
エリオネラ科 Erionellidae |
エリオネラ属 Erionella (formerly Keronopsis) |
macrostoma |
ディスコケファルス科 Discocephalidae |
ザンモケファルス属 Psammocephalus |
faurei, dragescoi |
マルギノトリカ属 Marginotricha (formerly Discoephalus) |
grandis | |
プロディスコケファルス属 Prodiscocephalus |
minimusa | |
ディスコケファルス属 Discocephalus |
ehrenbergi |
References