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50 μm 100 μm 150 μm; x 400Contributors of these images
1-2; E. variabilis (x 1000),
門/綱:運動性単細胞の藻類。葉緑体をもたず浸透性または摂食性の従属栄養を営むものもいる。 鞭毛は細胞前端部の消化道から1〜3本出ていて1本は片羽型(1列の側毛)。 中間期の核内で染色体が凝縮したまま。変形運動(ユーグレナ運動)をする。 緑色種は、道管基部付近に眼点をもつ。また、眼点に近接した鞭毛上に感光点(flagellar swelling, paraflagellar body)がある。
ペリクル(細胞表層の膜状外被)はラセン状に走る多数の帯状部(strips)で構成されており、 各々の接着部分が線条(striae)として観察される。
多くは葉緑体が三重膜からなる。クロロフィルa, b、β-カロチン、diadinoxanthin、 diatoxanthin、heteroxanthinなどのキサントフィルを含む。 葉緑体の含有色素は緑藻に似ているが消化道(gullet)など細胞構造が異なる。これらのことからミドリムシの 共生の相手は、緑藻植物 Chlorophyta だと推定されている。
貯蔵物質は主にデンプン類似のパラミロン(β-1,3-グルカン)をもち、 不等毛植物に似ている。 縦分裂で増殖し、有性生殖は知られていない。
多くは自由遊泳性で単体だが、パルメラ状の集落をつくるもの(Colacium)もある。Trachelomonas はロリカとよばれる外殻をもつ。 大部分は淡水性だが、一部海産のものもいる。
目:2本の鞭毛をもつが、1本のみが細胞外へ伸びる。 他は貯胞(reservoir)内にとどまる。 遊泳時,静止時ともに鞭毛全体が動く。 有色と無色の種がいる。ロリカをもつものもいる。1属は群体を形成する。
属:葉緑体をもつ。眼点あり。 細胞体は柔らかい。たくさんの種がいる。主に淡水性だが海水性のものもいる。
種: Cells 31-39 μm long, 9-13 μm broad; strongly metabolic; fusiform or most frequently asymmetrically gourd-shaped, anterior end broadly rounded, undulated at middle portion of the cells and attenuated into a short blunt non-hyaline cauda; pellicle delicately spirally striated, 20-24 striae per 10 μm; chloroplast numerous, disk-shaped, parietal, 2~3μm in diameter, without pyrenoids; paramylon grains dimorphic: one bigger rod-shaped (4-5 × 2-3 μm), located near the eyespot, numerous small granulate ones scatter in the cytoplasm; nucleus spherical, 5-7 μm in diameter, enclosed by some small paramylon grains, located dorsally at posterior portions of the cells; eyespot very prominent, curved lamellar-shaped, with convex face outward, 4-5 μm in length; locomotory flagellum body length.
References