大峰山登山口(大峰沼キャンプ場入口)まで戻った(みなかみ町),14:45
古沼分岐(14:38)からここまで7分。これはおおよそいつも通り(若干遅い?)。
2014年05月の様子(2014.05.18,14:29撮影)。
未舗装の林道を下る(みなかみ町),14:46-14:47
キブシ(Stachyurus praecox,キブシ科 キブシ属)
の花が咲いていた。
ここでこの花を撮るのは5年ぶりだ。
前回は2010.05.02。
未舗装の林道を下る(みなかみ町),14:48
右奥にミズバショウの群生地がある。
ミズバショウ群生地(みなかみ町),14:49
まだ花(白い苞)が残っていた。
ミズバショウ群生地(みなかみ町),14:49
ミズバショウ(Lysichitum camtschatcense,サトイモ科 ミズバショウ属)
2014年05月の様子(2014.05.18,14:24撮影)。
これは今回より2週間後なので,さすがに花はほとんど終っていた。
未舗装の林道を下る(みなかみ町),14:50
これも
オシダ(Dryopteris crassirhizoma,オシダ科 オシダ属)
?
往路で撮影した登山道の途中にあったものよりは若干だが成長が進んでいる。
道の下を沢がくぐっている場所を通過(みなかみ町),14:51
1〜3枚目:左前右を撮影。
既述したように,ミズバショウ群生地を通ってきた沢は,ここで道路の下をくぐり,左(1枚目)に出る。
その先で,見晴荘北にある溜池に注いでいる。
左前方に見晴荘北の溜池が見えてきた(みなかみ町),14:52
これまでに撮影した画像はこちら。
池にそそぐ水路沿いを辿っていく(みなかみ町),14:53
今回は葉がまだ大きく広がっていないので,見通しがよい。
見るかぎり,水路沿いはさほどぬかるんでいないようなので,今回は,ひさしぶりに水路沿いを辿ってため池の北岸へ向うことにした(注)。
注:水路周辺がぬかるんでいる時は,もっと北側から進入するか,この後のように,より南へ下がって道路沿いの西岸へ降りる方法もある。
見晴荘北の溜池(みなかみ町),14:53-14:54
1〜3枚目:沼岸に近付いてパノラマ撮影。
今回は草が生えている付近までしっかり水があった。水位がそれだけ上がっているということだ。
昨年(下段),一昨年(下々段)は水位が下がって草の生えていない泥の部分が露出していた。
2014年05月の様子(2014.05.18,14:37撮影)。
2013年05月の様子(2013.05.25,14:58撮影)。
2012年10月の様子(2012.10.14,14:24撮影)。
2011年10月の様子(2011.10.16,14:25撮影)。
この時は水際が草地のすぐ側まで広がっていた。
2010年09月の様子(2010.09.26,14:32撮影)。
2010年05月とそれ以前の画像は こちら。
見晴荘北の溜池(みなかみ町),14:54
沼岸で採集(見晴荘北の溜池-01)。
今回,ここは結構原生生物がいた。
ここで原生生物がたくさん観察できたのは,久しぶりだ。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas ovata),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
ナベカムリ(Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
プラギオフリス(Plagiophrys),
スピロストマム(Spirostomum ambiguum),
珪藻各種,
イトクズモ(Ankistrodesmus falcatus),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ミカヅキモ(
Closterium angustatum,
C. lunula,
C. ralfsii,
C. toxon),
アワセオオギ(Micrasterias thomasiana v. notata),
タテブエモ(Penium margaritaceum),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
ミジンコ(Sida sp.),
ここからふたたび見晴荘北の溜池へ(みなかみ町),14:56
以前はこの西岸沿いでは採集しなかったが,
2014年05月の様子(2014.05.18,14:43撮影)。
Part XII: | 見晴荘北の溜池〜県道272号 月夜野猿ヶ京温泉線へ 2015.05.03, 14:58 - 15:09 |