片品村 |
横田代
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採集日:2011.09.29 | ウオッちず | で位置確認 |
往 路 |
その先に広がるのが横田代(片品村),11:36
1枚目:眼前に横田代が姿を現わした。この時点で前回との時間差は 27分。
2枚目:前回の様子(2010.08.15,11:09撮影)。
横田代(片品村),11:38
昨年の様子(2010.08.15,11:12撮影)。
4年前の様子(2007.10.06,10:56-10:59撮影)。
この時は,木道脇にわずかだが水がたまっていた。そこで採集したところ結構な数の原生生物がいた。
しかし,今回はほぼ完全に干上がっていた。よって採集せず。
ここは湿原が南から北,東から西へと傾斜していて,この西端付近が一番原生生物の数が多いのだった。
どこかで採集すればよかった。
横田代,入口(西端)近くに立つ道標(片品村),11:38
1,2枚目:パノラマ撮影。
前回(下段)は標柱の周囲がぬかるんでいた。
しかし,今回は乾いていた。
前回の様子(2010.08.15,11:15撮影)。
「富士見峠3.3 km,鳩待峠まで 3.0 km」地点を通過(片品村),11:38
1枚目:ここも,昨年,標柱が新しくなるとともに
「富士見峠まで2.6 km,鳩待峠まで 3.7 km」から現在の表記に変更された。
2枚目:昨年の様子(2010.08.15,11:16撮影)。
3枚目:3年前の様子(2008.08.03,11:03撮影)。
横田代,少し進んで後〜左〜前をパノラマ撮影(片品村),11:39
昨年の様子(2010.08.15,11:17撮影)。
3年前の様子(2008.8.3,11:05撮影, Olympus Camedia SP-700使用)。
横田代(片品村),11:39-11:42
1枚目:木道から一番近い場所にある縦長の池塘。
2枚目:ここで採集(横田代-1)。
昨年(2010.08.15)
はここにもたくさんの原生生物がいたが,今回もおおよそ同じくらい観察できた。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
ディフルギア(
Difflugia acuminata,
D. bacillariarum,
D. bacillifera),
アミカムリ(Nebela carinata),
ヒアロスフェニア(Hyalosphenia nobilis),
ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria),
ペロニエラ(Peroniella hyalothecae),
Chlorobotrys,
ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica),
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(Closterium abruptum),
ツヅミモ(
Cosmarium globosum,
C. cucurbita,
Cosmarium sp.),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum,
E. humerosum),
ハタヒモ(Netrium digitus),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
Bambusina brebissonii,
クロオコッカス(
Chroococcus pallidus,
C. turgidus),
ユレモ(Oscillatoria),
ミジンコ,
ケンミジンコ,
横田代(片品村),11:43-11:44
1,2枚目:GPSで現在地を確認。
1枚目:地図上のポインタからは現在の標高は 1860 m弱と読めるが,
2枚目:こちらは「高度 1844 m」。10 m ほどのずれがある。
この新しい機種では気圧が表示できない?
横田代(片品村),11:44
1〜3枚目:パノラマ撮影。
2,3枚目:少し先にある右の池塘は木道から離れ過ぎていて採集不可。だが・・・。
昨年の様子(2010.08.15,11:20撮影)。
横田代(片品村),11:44-11:45
その替り,木道脇の水たまりで採集(横田代-2)。
観察された生物:
珪藻各種,
ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica),
Gloeocystis,
コウガイチリモ(
Pleurotaenium minutum),
ツヅミモ(
Cosmarium cucurbita),
ホシガタモ(
Staurastrum connatum v. pseudoamericanum,
S. hystrix,
S. orbiculare,
Staurastrum sp.),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum),
ハタヒモ(
Netrium digitus,
N. oblongum多数),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
メリスモペディア(Merismopedia),
ユレモ(Oscillatoria),
スティゴネマ(Stigonema),
横田代,途中にある潅木地帯の手前に木道に沿った細長い池塘(片品村),11:46
1〜3枚目:パノラマ撮影。
さきほど木道脇で採集したので,ここはやや離れていることもあり,パスしてしまった。
後で,前回はここでも採集していたことが判明。採集すればよかった。
昨年の様子(2010.08.15,11:21撮影)。
3年前の様子(2008.8.3,11:12撮影)。
横田代,潅木の先にはより傾斜した湿原が広がる(片品村),11:47
横田代,細長い湿原の中央付近にある休憩所(片品村),11:49
昨年の様子(2010.08.15,11:24撮影)。
横田代,休憩所の先にある池塘は離れすぎていて採集不可(片品村),11:49
昨年の様子(2010.08.15,11:25撮影)。
3年前の様子(2008.8.3,11:17撮影)。
横田代(片品村),11:49-11:50
1〜3枚目:パノラマ撮影。
湿原の東端が近付くにつれ傾斜はますます強くなる。そのためか,ここから先(東)には池塘は見当たらない。
横田代(片品村),11:50-11:51
1,2枚目:パノラマ撮影。
左に水たまりがあったが,,。水は澄んでいる。水垢らしきものもない。よってパス。
横田代(片品村),11:52-11:53
1枚目:おそらくかつて木道の支柱が埋まっていた場所だろう。窪みの中に若干水垢らしいものがあった。
2枚目:ので,ここで採集(横田代-3)。
観察された生物:
ナベカムリ(Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia sp.),
アミカムリ(Nebela carinata),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis),
ミクロスポラ(Microspora),
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(C. idiosporum),
ハタヒモ(
Netrium digitus,
N. oblongum),
ユレモ(Oscillatoria),
Hapalosiphon,
横田代(片品村),11:54
1,2枚目:上と同じ場所で振り返って撮影。西に聳えるのは至仏山。
昨年の様子(2010.08.15,11:30撮影)。
1枚目:3年前の様子(2008.8.3,11:20撮影)。
2枚目:4年前の様子,手前にピントが合ったまま撮影(2007.10.6,11:15-11:16撮影)。
至仏山を望遠撮影(片品村),11:55
1〜4枚目:一応,パノラマ撮影。
3枚目:上の方に登山道が見えるが,,。人影がない?
横田代(片品村),11:56
木道の上に黒い羽のチョウが。
最近訪れた
田代平(2011.08.27),
弥兵衛平(2011.09.08)
で何度もみたキベリタテハ(Nymphalis antiopa)だ。
復 路 |
これより横田代を通過(片品村),13:46
1,2枚目:パノラマ撮影。
3枚目:昨年の様子(2010.08.15,13:21撮影)。
3枚目:4年前の様子(2007.10.06,13:09撮影)。
横田代を西へ(片品村),13:47
4年前の様子(2007.10.06,13:10撮影)。
横田代を西へ(片品村),13:48-13:49
1〜5枚目:至仏山とその両脇を望遠撮影。
横田代を西へ(片品村),13:49
1,2枚目:休憩所が2ケ所ある横田代の中央付近を通過。
横田代を西へ(片品村),13:50
2枚目:しつこく至仏山を望遠撮影。
横田代を西へ(片品村),13:52
両脇の潅木を過ぎると,横田代の東端はまもなくだ。
横田代を西へ(片品村),13:53
木道の上(片隅)に動物の糞があった。たくさんの動物の毛が含まれている。
これはあきらかに肉食性の動物の糞だ。熊の糞ではないはず。おそらくイタチかキツネ?
横田代を西へ(片品村),13:54-13:55
2枚目:木道の右にある細長い池塘。
往路はここで採集したが水底にある糸状藻が気になったので,,,。
3枚目:望遠撮影してみた。
やはりカワモズク(Batrachospermum)
だった。池塘の水底で大量に繁殖していた。
鳩待峠へ:横田代を出て樹林帯に入る(片品村),13:55-13:57
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