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2008.08.03, Part III

アヤメ平富士見峠コース〜横田代

鳩待峠から 2.0 km地点を通過(片品村),10:48
コースに入って2番目の道標。 既述したように,ここもコースの全長が 5.7 km(鳩待峠 2.0 km,富士見峠 3.7 km)になっている。 しかし,この後現れる道標は 全長6.3 kmで食い違っている。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),10:48-10:49
この辺からは木道が途切れなく続くが,新しい場所もあれば,古くなって傾いたり,途中で折れているもの(3枚目)もある。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),10:49-10:50
この辺の木道はかなり新しい。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),10:51
1〜3枚目:ここにもヤマソテツPlagiogyria matsumureana)が(注)。

注:これは当初,ノコギリシダDiplazium wichurae)としていましたが, 日本シダの会の佐藤淳様から,正しくは ヤマソテツPlagiogyria matsumureana)であると教えていただきました。 ありがとうございます。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),10:52

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),10:53-10:54
ゴゼンタチバナChamaepericlymenum canadense)・・・のはずだが花がやや小振り。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),10:55-10:57
1枚目:平成16年敷設の木道。 2枚目:これはマイヅルソウMaianthemum dilatatum)。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),10:58
やや傾斜のある木道を上がると・・・。

横田代に到着(片品村),10:59-11:00
1枚目:前方が開けてきた。ここが横田代。 2枚目:湿原に入って再度撮影。 手前にワタスゲEriophorum vaginatum)の果穂がチラホラ。

横田代(片品村),11:00-11:02
今回はこのキンコウカNarthecium asiaticum)が目立った。あちこちで群生していた。


横田代(片品村),11:02
1〜3枚目:湿原が見渡せる場所で進行方向をパノラマ撮影。 下段は昨年(2007.10.06, 10:56,注)撮影した同じ位置の画像。やはり草紅葉の時とは雰囲気が異なる。

注:鳩待峠をスタートしたのは同時刻(10:07)だったが,ここで6分の遅れが生じている。 それだけ足が重かったのだろう。暑さと日頃の睡眠不足等が原因?

横田代(片品村),11:03
入口付近には小さな水たまりのような場所があちこちにあったが,ほとんどは干上がりかけていた。 採集せず。

横田代(片品村),11:03
湿原の西側に立つ道標。ここの標高は1860m。 ここから富士見峠まで2.6 km,鳩待峠まで 3.7 km(計 6.3 km)。 既述したが,ここから先の道標は,すべてコースの全長が 6.3 kmになっている。 これまでに出てきた2本の道標のみ,どういう訳か 5.7 km。

横田代(片品村),11:05-11:09
1枚目:少し進むと木道近くに池塘があった。 2〜3枚目:カップ付き指示棒を使って少し離れた位置にある水垢を採集(横田代-1)。 4枚目:同じ池塘だが,木道に一番近い場所で,コマゴメピペットを使って採集(横田代-2)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ナベカムリ(Arcella), フセツボカムリ(Centropyxis), ディフルギア( Difflugia bacillifera), アミカムリ( Nebela collarisNebela sp.), ミドリゾウリムシ(P. bursaria), エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), オーキスチス(Oocystis), ボツリオコッカス( Botryococcus sudetica), ミカヅキモ( Closterium abruptum), ホシガタモ( Staurastrum avicula), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ハタヒモ(Netrium digitus), クロオコッカス(Chroococcus), ラブドデルマ(Rhabdoderma lineare), ユレモ(Oscillatoria), Hapalosiphon, ケンミジンコ, ミジンコ, ワムシ,

Part IV: 横田代
2008.08.03, 11:10 - 11:28