山辺町/山形県 県民の森 |
曲沼
まがぬま |
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採集日:2013.06.01 | ウオッちず | で位置確認 |
「県民の森の野鳥たち」の案内板の左から沼へ降りる(山辺町),11:53
案内板の左脇から沼へ降りる(山辺町),11:53
2枚目:2011年11月の様子(2011.11.02,11:54撮影)。
3枚目:2009年11月の様子(2009.11.02,09:49撮影)。
曲沼の沼岸が近付く(山辺町),11:54
2枚目:前方に見えるのは野鳥観察小屋。これまではドアが閉まっていたが,今回はドアが開いたままになっていた。
人影はなかった。
曲沼(山辺町),11:54
1〜4枚目:沼岸へ降りたところでパノラマ撮影。
既述したように,今日は日射しはあるものの,空全体が薄い雲というか,霞んだ状態。
写真を撮ると曇りの日と同じになってしまう。鮮やかさがない。
2009年11月の画像(下々段)よりはまし,だが。
2枚目:前方に2つのピークが見えるが,右側が白鷹山(標高 994 m)。左は隣接するピークで標高 954 m。
2011年11月の様子(2011.11.02,11:57-11:58撮影)。
2009年11月の様子(2009.11.02,09:50撮影)。
曲沼,沼岸の様子(山辺町),11:55
いつも採集している観察小屋の右側へ出た。
水際はドロリとした状態。若干緑色がかっている。
藻類がたくさんいる証拠だ。これは期待できる。
曲沼(山辺町),11:55
ドロリとした水垢を
採集(曲沼-01)。
翌日(2013.06.02)の観察結果は予想通りだった。
たくさんの原生生物が観察できた。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena mutabilis),
スポンゴモナス(Spongomonas intestinum),
小型鞭毛虫数種,
トゲフセツボカムリ(
Centropyxis ecornis),
ディフルギア2種(
Difflugia sp.),
スピロストマム(Spirostomum),
アンフィレプタス(Amphileptus),
ウロトリカ2種(Urotricha),
アスピディスカ(Aspidisca),
ハルテリア(Halteria),
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
ツリガネムシ(Vorticella elongata),
共生藻を持つツリガネムシ(Vorticella),
ドゥセリエラ(Ducelliera tricuspidata),
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum angulosum),
イカダモ(
Scenedesmus acuminatus),
イカダモ?(Scenedesmus asymmetricus or S. heimii),
ジクチオスフェリウム(Dictyosphaerium),
キルクネリエラ(Kirchneriella),
イトクズモ(
Ankistrodesmus densus,
A. falcatus),
コエラストルム(Coelastrum reticulatum),
Quadrigula,
ヒザオリ2種(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium libellula,
C. lunula,
Closterium sp.),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus extensus?,
A. incus),
ツヅミモ(
Cosmarium amoenum,
C. moniliforme,
C. obsoletum v. obsoletum),
C. quadrifarium,
C. quinarium),
ホシガタモ(
Staurastrum connatum,
S. dilatatum,
S. iotanum,
S. polymorphum v. groenbladii),
イボマタモ(
Euastrum ansatum,
Euastrum sp.),
ハタヒモ(Netrium digitus),
Spondylosium planum,
曲沼(山辺町),11:55
水際の様子。最近まで水中にあったのだろう。湿った枯草がたくさんあり,皆緑色に染まっていた。
ここも水位が下がりつつあるようだ。
曲沼,小屋の左側へ移動(山辺町),11:56-11:57
2枚目:ここは水面にたくさんのやや黄色味がかった白い粉のようなものが浮かんでいた。
まずはそれを
採集(曲沼-02)。
翌日観察すると,これらはマツの花粉だった。花粉が大量に浮かんでいたのだった。
また,他では一度の大量に観察されたことのない
アンフィレプタス(Amphileptus)
が大量にいた。これは珍しい。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
小型鞭毛虫数種,
ディフルギア(
Difflugia sp.),
アンフィレプタス(Amphileptus)多数,
トラケリウス(Trachelius ovum),
プロロドン(Prorodon sp.),
キロドネラ(Chilodonella sp.),
スチロニキア(Stylonychia),
ハルテリア(Halteria),
ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
ツリガネムシ(Vorticella campanula),
共生藻を持つツリガネムシ(Vorticella),
ドゥセリエラ(Ducelliera tricuspidata),
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum angulosum),
イカダモ(
Scenedesmus ecornis),
イトクズモ(
Ankistrodesmus falcatus),
Quadrigula,
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ワムシ,
曲沼,小屋の左側(山辺町),11:57-11:58
1枚目:水面の様子。既述したように水面に大量の粉のようなものが浮かんでいた。
翌日の観察により,これらはマツの花粉であることが判明。
2枚目:今度は,水底にピペットを潜らせて
採集(曲沼-03)。
ここにもたくさんいた。
観察された生物:
マルウズオビムシ(Peridinium),
渦鞭毛虫の一種,
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
ミドリムシ(
Euglena sp.),
エントシフォン(Entosiphon sulcatum),
リピドデンドロン(Rhipidodendron),
マヨレラ(Mayorella),
ディフルギア(
Difflugia acuminata,
D. oblonga,
D. penardi,
Difflugia sp.),
フレンゼリナ(Frenzelina),
プロロドン(Prorodon sp.),
ウロトリカ2種(Urotricha),
ハルテリア(Halteria),
レンバディオン(Lembadion bullinum),
ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria),
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
共生藻を持つツリガネムシ(Vorticella),
棘毛類繊毛虫,
小型繊毛虫数種,
バキュオラリア(Vacuolaria virescens),
珪藻各種,
クンショウモ(Pediastrum angulosum),
イカダモ(
Scenedesmus acuminatus,
コエラストルム(Coelastrum reticulatum),
Dimorphococcus lunatus,
キルクネリエラ(Kirchneriella),
Quadrigula,
ボツリオコッカス(
Botryococcus braunii,
B. sudetica),
イトクズモ(
Ankistrodesmus densus,
A. spiralis),
ゲミネルラ(Geminella),
サヤミドロ(Oedogonium),
ヒザオリ3種(Mougeotia)多数,
アオミドロ(Spirogyra),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium repandum,
P. trabecula),
ミカヅキモ(
Closterium dianae,
C. lunula,
Closterium sp.),
アルスロデスムス(
Arthrodesmus extensus?,
A. incus),
アルスロデスムス(オクトカンチウム,
Arthrodesmus octocornis),
ツヅミモ(
Cosmarium amoenum,
C. moniliforme,
C. bioculatum,
C. quadrifarium,
C. quinarium,
Cosmarium sp.),
ホシガタモ(
Staurastrum brachiatum,
Staurastrum connatum,
S. gracile,
S. iotanum),
イボマタモ(
Euastrum exile),
ハタヒモ(Netrium digitus),
Spondylosium planum,
ワムシ,
ケンミジンコ,
カイミジンコ,
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