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2017.08.28, Part XIII

弥陀ヶ原9(南側の木道を西へ-2)

遠くに見える御田原参篭所の屋根を望遠撮影(庄内町),09:33

弥陀ヶ原,南側の木道を西へ(庄内町),09:33-09:34
1枚目:足下の池塘で 採集(弥陀ヶ原-10)
2枚目:導電率は 8 μS/cm(18.7℃)。かなり低い。 この辺も湿原の中央部で水源は雨のみ。他から電解質を含む水が進入してこないためだろう。
3枚目:pH は 4.78。
泥はあるものの水垢がほとんどない。これも最近は雨が多いためだろう。 原生生物はほとんど期待できない。

弥陀ヶ原,南側の木道を西へ(庄内町),09:35
1〜3枚目:パノラマ撮影。
前方の茂みは,かつてここにあった山頂へ向う登山道があった場所だ。 木道があったは不明だが,人が通ることで裸地化し,そこに灌木や笹が成長したと思われる。
これを見ると,かつて(2007.08.06) 訪れた 千沼ヶ原 (雫石町)を思い出す。 そこにも湿原の途中にかつて登山道だった場所に薮が発達していた。


2013年08月の様子(2013.08.22,09:11-09:12撮影)。
これは薮を過ぎた後で,振り替って撮影している。

木道はやや左へカーブし,西から南西に向きが変わる(庄内町),09:36

遠くにある登山道を上がる修験者達を望遠撮影(庄内町),09:36
既述したように,湿原の東側を探索している頃は,西側にある御田原参篭所から螺貝の音や,読経の声が聞こえていたが, この頃にはそれらは止んでいた。替りに,月山登山道を上がっていく修験者の姿が見えるようになった。 かなり大勢(前回は 140人程度)今回もほぼ同じ規模のはずなので(注)。 この後,私が登山道との交差点を通過する頃になっても,続々と後から修験者たちが上がってきた。

注:八合目駐車場に停車している大型バスの台数が,前回と同じ4台なので(後出)。

弥陀ヶ原,木道を西南西〜南西へ(庄内町),09:36
この辺も木道の両側に大小の池塘が点在する。 左の菱形の池塘では,以前, 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium) の群体が何度も観察されたところだ。 今回は,4年たっているせいか,位置が正確に思い出せないまま通り過ぎてしまった。


2013年08月の様子(2013.08.22,09:01撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.28,10:59-11:00撮影)。
前年(2009)ほどきれいな形ではなく,やや崩れかかっていたが,この時もオフリディウムの群体がいた。

2009年08月の様子(2009.8.26,10:58撮影)。
3枚目:この時は,水底にこのようにゴルフボールほどの大きさのオフリディウムの群体がいた。 表面が緑色をしているのは,共生藻を持つオフリディウムが表面にびっしりと並んでいるためだ。

木道に接する小さな池塘(庄内町),09:36-09:37
2枚目:導電率は 9 μS/cm(18.4℃)。ここも低めだ。
3枚目:pH は 4.67。さきほどの池塘とほぼ同じだ。

すぐ近く,木道の左にある縦長の池塘(庄内町),09:38
2枚目:水面を覆う ミヤマホタルイScirpus hondoensis,カヤツリグサ科 ホタルイ属)
3,4枚目:手前でわずかに咲いていた イワイチョウFauria crista-galli,ミツガシワ科 イワイチョウ属 )

木道の前方にさきほどの登山道が見えた(庄内町),09:39

上と同じ場所を望遠撮影(庄内町),09:39

弥陀ヶ原,南側の木道を南西へ(庄内町),09:40
1,2枚目:パノラマ撮影。
3枚目:現在地を確認。

右(北)に大きな池塘がある(庄内町),09:40
前方の薮の先に登山道との交差点がある(後出)。


2013年08月の様子(2013.08.22,09:15-09:16撮影)。

2012年08月の様子(2012.08.22,10:49撮影)。

2011年07月の様子(2011.07.18,11:09撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.28,11:01撮影)。

2009年08月の様子(2009.8.26,11:00撮影)。

前方を薮に入る(庄内町),09:41

薮の先にある登山道との交差点を通過(庄内町),09:42
周囲をパノラマ撮影したかったが,交差点に修験者と立ち話中の一般の訪問客がいたのでできなかった。 替りに過去の画像を示しておく(下段)。


2011年07月の様子(2011.07.18,11:13撮影)。 混んでいる時は,こんな具合。
この時は,この後,左の登山道を少しだけ上がった。

2010年08月の様子(2010.08.28,11:03撮影)。
この時も,左の登山道を少しだけ上がった。

少し行ったところにある休憩所(庄内町→鶴岡市),09:42-09:43
2枚目:現在地を確認。 ここは南側(月山方向)に「無量の池」という大きな池塘というか池がある。残念ながら近付けない。


2013年08月の様子(2013.08.22,09:17撮影)。

南側(月山方向)にある「無量の池」(鶴岡市),09:43
望遠撮影。
ここはかつてさきほどの登山道を上がる途中,および,少し上がった地点から何度から撮影したことがある。


2011年07月の様子(2011.07.18,11:20撮影)。
登山道を降りる途中でパノラマ撮影。

2011年07月の様子(2011.07.18,11:14撮影)。
この時は,登山道に入ってすぐ,右に見えた「無量の池」を撮影した。

2010年08月の様子(2010.08.28,11:03-11:04撮影)。
同上

弥陀ヶ原,南側の木道を南西へ(鶴岡市),09:43-09:44
ノリウツギHydrangea paniculata,アジサイ科 アジサイ属)
花の上にいる虫は ??

Part XIV: 弥陀ヶ原10(西側の木道を北へ)
2017.08.28, 09:44 - 10:03