東静岡駅〜麻機遊水地 第４工区〜第１工区〜 第３工区〜流通大橋〜流通センター通り〜長沼交差点〜国道１号〜東静岡駅　（08:43 - 16:31）

Part I:	静岡駅〜東静岡駅（静岡市） 2017.03.22, 08:43 - 10:07
Part II:	東静岡駅〜麻機遊水地 第４工区南（静岡市） 2017.03.22, 10:18 - 10:42　カラスノエンドウ？， ウメ？，ツバキ
Part III:	麻機遊水地 第４工区（１）（静岡市） 2017.03.22, 10:43 - 10:58　ヤナギの仲間， アブラナの仲間，ホトケノザ
Part IV:	麻機遊水地 第４工区（２）（静岡市） 2017.03.22, 10:59 - 11:15　オオバン， オオイヌノフグリ，カルガモ，オオバン
Part V:	麻機遊水地 第４工区（３）（静岡市） 2017.03.22, 11:15 - 11:32　コブシ， オオカナダモ
Part VI:	麻機遊水地 第４工区（４）（静岡市） 2017.03.22, 11:32 - 11:50　シダレヤナギ， オオバン
Part VII:	麻機遊水地 第４工区（５）（静岡市） 2017.03.22, 11:50 - 12:06　オオバン， コイ，スギナ
Part VIII:	麻機遊水地 第１工区（静岡市） 2017.03.22, 12:06 - 12:36
Part IX:	麻機遊水地 第３工区（１）（静岡市） 2017.03.22, 12:38 - 12:54　シダレヤナギ， ツルニチニチソウ，オオイヌノフグリ，カワウ
Part X:	麻機遊水地 第３工区（２）（静岡市） 2017.03.22, 12:55 - 13:14　コケの一種， アベマキ？，アブラナの仲間，アカウキクサ？，ヒメオドリコソウ
Part XI:	麻機遊水地 第３工区（３）（静岡市） 2017.03.22, 13:15 - 13:30　アカウキクサ？
Part XII:	麻機遊水地 第３工区（４）（静岡市） 2017.03.22, 13:30 - 13:50
Part XIII:	麻機遊水地 第３工区（５）（静岡市） 2017.03.22, 13:51 - 14:07　アカウキクサ？
Part XIV:	麻機遊水地 第３工区〜流通大橋〜流通センター通りを南南東へ（静岡市） 2017.03.22, 14:08 - 15:04　アベマキ？
Part XV:	流通センター通り〜長沼交差点〜国道１号〜東静岡駅〜静岡駅（静岡市） 2017.03.22, 15:08 - 16:31　キヅタの仲間
追加:	採集したサンプルの観察（千代田区） 2017.03.22-03.29








今回は木曜日の採集となった。 一番の理由は，この日以降，天候不順が続く予報が出ていたからだ。 前回からすでに10日以上経っているので，今日いかないとしばらく採集にでられなくなる恐れがあった。 しかし，平日の，しかも出勤時間帯に都心部を経由（東武東上線→丸の内線）しなければならない。 これは結構きつい（休日の早朝は結構すいている）。 訪れた麻機遊水地は３年ぶり２度目だ。 最初は冬（ 2014.01.23） （奇しくも，この時も木曜日だった） だったが，それでも結構な数（種数）の原生生物がいたので，春ならばもっと観察できるのでは， と期待して訪れた。の，だ，が。。。 今回の測定，および，観察結果 　測定場所　 　標高 m　 　測定時刻　 　EC　 　℃　 　pH　 　S.py　 第４工区，ふれあい広場 7 10:57 125 17.6 7.64 □ 第４工区，通水管近く 7 11:06 436 17.6 6.88 □ 第４工区，麻機湿原手前 7 11:13 264 16.7 7.14 □ 第４工区，大きな池 7 11:25 259 17.1 7.18 □ 第４工区，七曲川 7 11:31 259 19.3 7.18 □ 第４工区，麻機湿原 7 11:47 273 19.6 7.38 □ 第１工区-01 7 12:13 248 20.0 7.16 □ 第１工区-02 7 12:24 195 20.4 7.16 □ 第３工区-01 7 12:53 256 19.4 7.05 □ 第３工区-02 7 12:58 250 18.1 7.15 □ 第３工区-03 7 13:03 375 21.8 7.06 □ 第３工区-04 （アカウキクサの池） 7 13:13 456 22.5 7.06 □ 第３工区-05 7 13:23 296 20.6 7.55 □ 第３工区-06 7 13:33 182 23.5 7.21 □ 第３工区-07 （新池？） 7 13:42 233 20.5 8.98 □ 第３工区-08 7 13:55 273 21.5 7.88 □ 第３工区，直線道路脇 7 14:06 468 16.6 7.26 □ xxxxxx xxx xx:xx xxx xxx xxx □ 上記のように，麻機遊水地は，場所によって導電率が大きく異なっていた。 最小値は「ふれあい広場」の水たまりで， 125 μS/cmだった。 これは長瀞付近の荒川の水とほぼ同じだ。 一方，最大値は 450 μS/cm前後で，３ケ所あった。 第４工区の麻機湿原に隣接する水路の一部（通水管の先）は，周囲の導電率が200〜300 μS/cmの間なのに， ここだけ400を超えていた。水路ではあるが，この付近は流れが淀んでいてドロリと濁っていた。 見た目的にも富栄養化している。周囲で遊歩道の改修工事が行われていたので，その影響もあるかも知れない。 これに対して，他の２ケ所（第３工区-04，第３工区 直線道路脇）は，見た目は周囲の池と変わらないが，導電率が450 μS/cmを超えていた。 ただし，３地点に共通する特徴もある。 それは，いずれも，白い砂利が敷かれた道路に隣接していることだ。 もしかすると，その砂利から溶け出した大量の電解質が流れ込んでいるのかも知れない。 時間がたてば砂利から浸み出す電解質は減るはずだが， ３地点とも車が通る道路なので，道路の補修が行われるたびに新しい砂利が敷かれているのだろう。 この他，第３工区-07の池は，地図にも航空写真にもなく，さらには，私が３年前に訪れた際に撮影した写真にも姿が無かった。 したがって，ごく最近造成された池のはずだが，ここは pH が９前後を示した。 おそらく造成の際使われたコンクリートの影響と思われる。こちらは時間がたてば （新規にコンクリート製の施設が追加されないかぎり）徐々に pH 値は下がっていくはず。