HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2016 . 08 . 14 | お知らせ

2016.08.14, Part V

横田代(1)

「鳩待峠 2.3 km,富士見峠 4.0 km」地点から先は富士見小屋まで延々と木道が続く(片品村),11:44
2枚目:周囲の湿度が高いこともあるのだろうが,汗でメガネが曇ってしまった。

樹林の中に延々と2本の木道が続いている(片品村),11:46

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),11:46
木道の上になにやら動物の死骸が。 よくよく見ると,仰向けになっている。外傷はとくになさそうだ。 以前(2008.06.15),駒止峠旧道で遭遇した ヒミズUrotrichus talpoides,モグラ科 ヒミズ属) かと思ったが,違うようだ。 モグラの成体としてはやや小さい。モグラの子?
おそらく アズマモグラMogera imaizumii, Mogera wogura,モグラ科 モグラ属)

やや上りの木道(片品村),11:47-11:48
1枚目:ここは右側通行。 なので,滑りやすい下り方向だけ,滑り止めの横木が付いている。
2枚目:現在地を確認。 この辺は「中ノ原」というようなのだが,,。

アヤメ平経由富士見峠コースを東へ(片品村),11:51
花が終って実が成長しつつある ゴゼンタチバナChamaepericlymenum canadense,ミズキ科 ゴゼンタチバナ属)

横田代が近付くと,木道が1本になる(片品村),11:53

まもなく横田代(片品村),11:55

横田代に着いた(片品村),11:56

横田代(片品村),11:56
1枚目:入口近くで キンコウカNarthecium asiaticum,ユリ科 キンコウカ属) が1株だけ咲いていた。
2枚目:木道の右側にある小さな池塘。 もともと浅いのだろう。ほぼ干上がっている。

横田代(片品村),11:56-11:57
これまでと比べて,道標から離れ過ぎているが,,。 道標の手前でパノラマ撮影。
この時点で昨年より10分遅れている。 さきほど「鳩待峠 2.3 km,富士見峠 4.0 km」地点を通過した際は,13分の遅れだったので,3分遅れを取り戻したことになる。 徐々に体調が回復してきたようだ。
この後も,上りの際は,従来どおり疲れを感じ,息切れしたが,今回はどういう訳か疲労感を無視して足を前に出すことができた。 これはいったい何が変化したのだろう?


2015年08月の様子(2015.08.15,11:46撮影)。

2012年09月の様子(2011.09.29,11:31撮影)。

2011年09月の様子(2011.09.29,11:38撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.15,11:15撮影)。

横田代,入口(西端)近くに立つ道標(片品村),11:57
1枚目:今回は,ここに辿り着いたのが一番遅い。前回とは11分の差。
2枚目:2015年08月の様子(2015.08.15,11:46撮影)。
3枚目:2012年09月の様子(2012.09.29,11:31撮影)。
4枚目:2011年09月の様子(2011.09.29,11:38撮影)。


1枚目:2010年08月の様子(2010.08.15,11:16撮影)。
2枚目:2008年08月の様子(2008.08.03,11:03撮影)。

横田代(片品村),11:58
1枚目:開花中の イワショウブTofieldia japonica,ユリ科 チシマゼキショウ属)
2枚目:すでに黄色く変わっている ミタケスゲCarex michauxiana var. asiatica,カヤツリグサ科 スゲ属)

横田代(片品村),11:58
1〜3枚目:パノラマ撮影。 最初に木道の左に現れる大きな縦長の3つの池塘は木道から離れ過ぎている。 どれもカップ付き指示棒を使っても届かない。採集不可。

横田代(片品村),11:58
その先にある池塘は木道近くにある。直接は届かないが,カップ付き指示棒を使えば水が採取できる。


2015年08月の様子(2015.08.15,11:48-11:49撮影)。

2012年09月の様子(2012.09.29,11:32-11:33撮影)。

2011年09月の様子(2011.09.29,11:39撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.15,11:17撮影)。

2008年08月の様子(2008.8.3,11:05撮影, Olympus Camedia SP-700使用)。

横田代(片品村),11:59, 12:00, 12:02, 12:03
1枚目:その池塘の岸辺近くで水を採取。少し泡立っていた。藻塊などが腐りかけているようだ。
2枚目: ここで採集(横田代-01)。
肉眼で見るかぎり,現在研究中のS. pyriformisは確認できなかったが, 翌日,双眼実体顕微鏡観察したところ,わずかだが3匹だけいた。現在,培養中。 昨年(前回)はこの先の木道脇の水たまりで発見した。現在,大事に培養を続けている。かなり増えた。
3枚目:導電率は 9 μS/cm(21.0℃)。かなり低い。予想通り。
4枚目:pH は 5.44 。これも予想通り。

池塘の中央付近からパノラマ撮影(片品村),12:04

横田代(片品村),12:04-12:05
開花中の サワギキョウLobelia sessilifolia,キキョウ科 ミゾカクシ属)。
昨年も6年前もこの辺で撮影した(下段)。


2015年08月の様子(2015.08.15,11:50-11:51撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.15,11:20撮影)。

Part VI: 横田代(2)
2016.08.14, 12:05 - 12:26