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2015.08.15, Part VI

横田代

横田代(片品村),11:48-11:49
1枚目:湿原の西端近くにある池塘。横田代で唯一,木道の近くにある池塘だ。 とはいえ腕だけでは届かない。 2枚目:ので,カップ付き指示棒(注)を使って 採集(横田代-02)
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, ナベカムリ(Arcella sp.), アミカムリ(Nebela sp.), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), 共生藻を持つスキフィディア(Scyphidia constricta), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), ボツリオコッカス(Botryococcus braunii), ミカヅキモ( Closterium abruptum), ツヅミモ( Cosmarium globosumC. subtumidum), イボマタモ( Euastrum cuneatum), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), ラブドデルマ(Rhabdoderma lineare), ユレモ(Oscillatoria sp.), Hapalosiphon, ワムシ, ミジンコ,

注:ここしばらくカップ付き指示棒を紛失したままで使っていなかった。 しかし,ここではカップ付き指示棒がないと採集ポイントが極端に減ってしまうので, 昨晩,急遽,新しく作成した。

2012年09月の様子(2012.09.29,11:32-11:33撮影)。

2011年09月の様子(2011.09.29,11:39撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.15,11:17撮影)。

2008年08月の様子(2008.8.3,11:05撮影, Olympus Camedia SP-700使用)。

横田代(片品村),11:50
少し進んだ所で右にある池塘は離れ過ぎていて採集不可。
2枚目:ここからだと丸い形に見えるが,その先(池塘の右上に注目)で細長く伸びている。

横田代(片品村),11:50-11:51
数は少なかったが, サワギキョウLobelia sessilifolia,キキョウ科 ミゾカクシ属) がまだ咲いていた。
調べると,5年前の同月同日もほぼ同じ位置で咲いていた(下段)。


2010年08月の様子(2010.08.15,11:20撮影)。

横田代(片品村),11:51
少し進んで再度パノラマ撮影。 もう少し先で撮影すべきだったが,前方から若者の集団がやってきたため,位置決めをする余裕なく撮影してしまった。 下段が一番よく撮影できている。


2008年08月の様子(2008.8.3,11:12撮影)。

横田代(片品村),11:52
池塘は離れすぎているので,手前の木道近くにあった水を 採集(横田代-03)
今回は湿原全体に水が多めにあるので,一時的なたまり水の可能性がある。 一応,腐食質は入って来たが,,,。
観察された生物: フセツボカムリ( Centropyxis or ?), ディフルギア( Difflugia bacillifera), アミカムリ( Nebela marginataN. marginata var. ?)s, ヘレオペラ(Heleopera), ヒザオリ(Mougeotia), ホシガタモ( Staurastrum sp.), アワセオオギ(Micrasterias truncata), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum), フタボシモ(Cylindrocystis), クロオコッカス(Chroococcus pallidus), ユレモ(Oscillatoria sp.), スティゴネマ(Stigonema), ケンミジンコ, センチュウ,

横田代を東へ(片品村),11:52
潅木の先に広々した湿原が続く。 前回より13分遅い。
2枚目:2012年09月の様子(2012.09.29,11:39撮影)。

横田代(片品村),11:53
この辺は傾斜した湿原の最下方に位置するので,木道脇に水が溜っていることが多い。 ただし,それだけ水が流れる場所なので,原生生物は少なめだ。
1枚目:前方右に人が見えるが,あそこに休憩所がある。 そして,その先にやや大きな池塘がある。

横田代(片品村),11:53
とりあえず,確認のために 採集(横田代-04)
観察された生物: ディフルギア( Difflugia bacilliferaD. oblonga), アミカムリ( Nebela marginataNebela penardiana or N. hippocrepis?), 共生藻を持つ未同定の繊毛虫, 珪藻各種, ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ホシガタモ( Staurastrum muticum, ハタヒモ( Netrium digitusN. digitus var. 小型, N. oblongum),

横田代(片品村),11:54
上と同じ位置で振り返って至仏山方向(西側)をパノラマ撮影。 前回と比べて今日は眺めが良い。


2012年09月の様子(2012.09.29,11:40撮影)。

至仏山を望遠撮影(片品村),11:54

横田代,休憩所の先にあるやや大きな池塘(片品村),11:55-11:56
池塘はやや盛り上がった位置にある。ここは離れすぎていて採集不可。
前回より11分の遅れ。遅れがやや縮まった。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。 右の池塘は地図にも描かれている。


2012年09月の様子(2012.09.29,11:41撮影)。

2011年09月の様子(2011.09.29,11:49撮影)。

2010年08月の様子(2010.08.15,11:25撮影)。

2008年08月の様子(2008.8.3,11:17撮影)。

横田代,ここから先は傾斜がやや強まる(片品村),11:56
そのためか,ここから先(東)に池塘は見当たらない。
1,3枚目:傾斜が強いので,それだけ表層が流出しやすいだろう。それを防ぐために木材がカーブを描くように敷設されている。
前回より15分遅れている。


2012年09月の様子(2012.09.29,11:41撮影)。

2011年09月の様子(2011.09.29,11:49-11:50撮影)。

横田代(片品村),11:57
木道際のたまり水を 採集(横田代-05)。 ここも水流がある場所なので,原生生物はあまりいないだろう。
たしかに数(種)は少なかったが,現在研究中の 共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis) がいた。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia oblonga), アミカムリ(Nebela collaris), ユーグリファ(Euglypha acanthophora), Assulina, 共生藻を持つラッパムシ(Stentor pyriformis), 珪藻各種, カメガシラモ(Tetmemorus laevis), ツヅミモ( Cosmarium globosum), ハタヒモ( Netrium digitusN. oblongum),

横田代を東へ(片品村),11:58
2枚目:遠くでわかりにくいが,前方左に休憩所がある。今は人がいないが,復路では休憩している人がいた。 その手前の木道が2本とも左にひどく傾斜している。

横田代を東へ(片品村),11:59
左にひどく傾斜した木道。 雨にぬれると通るのが大変そうだ。

横田代を東へ(片品村),12:00
1枚目: ミカヅキグサRhynchospora alba,カヤツリグサ科 ミカヅキグサ属)
2枚目: ??

休憩所脇を通過(片品村),12:01
横田代には休憩所が2ケ所ある。ここは東側の休憩所だ。

Part VII: 横田代〜無名湿原
2015.08.15, 12:01 - 12:20