次は一段高いところにある楕円形の水たまり(一関市),10:38-10:39
1枚目:ここはいつもとすっかり様子が変わっていた。
これまで(下段以降)は多少の差があるにせよ,草が生えていたが,それが消えていた。
水底には黒いドロリとした腐食質があるのみ。水垢は確認できない。
この1年の間に過去4年間になかったなんらかの変化が起きたと思われる。
ここは高い位置にあるので,大雨などで洗い流される恐れはないはずだが,,。
2枚目:ということで期待できぬまま,
採集(厳美渓-05)。
結果は予想通り。ほとんどいない。
観察された生物:
小型アメーバ,
バラディナ(Balladyna),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
未同定の繊毛虫,
2014年09月の様子(2014.09.02,10:42撮影)。
前年以上に数が減っていた。
2013年09月の様子(2013.09.09,14:50-14:51撮影)。
この時はいたが,数(種数)が減っていた。
2013年06月の様子(2013.06.24,09:29-09:30撮影)。
この時は結構いた。
2013年04月の様子(2013.04.13,10:36-10:37撮影)。
この時も結構いた。
1枚目:2012年10月の様子(2012.10.07,09:36撮影)。
洪水の後だったが,それなりにいた。
2枚目:2012年07月の様子(2012.07.28,09:36撮影)。
それなりにいた。
3枚目:2012年06月の様子(2012.06.03,11:32撮影)。
この時は乾き切っていたので採集せず。
4枚目:2011年10月の様子(2011.10.20,09:33撮影)。
結構いた。
厳美渓,小さなポットホール(一関市),10:39, 10:40, 10:41
ここも様子がいままでと違う。
穴の周囲に生えていたコケの大部分が枯れていた。
トロリとした水垢がない。う〜む。
3枚目:ここで
採集(厳美渓-06)。
ここにも原生生物はまったくいない。
一昨年(2013)までは大型の
ミカヅキモ(C. lunula)
が大量にいたのだが,2014年以降,姿を消したままだ(観察できなくなっている)。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia sp.),
カイミジンコ,
2014年09月の様子(2014.09.02,10:43-10:44撮影)。
これまでの画像は
こちら!
車道へ戻る(一関市),10:42
階段へ上がる前に右を見ると,さきほど遠くから撮影したネムノキがあった。
厳美渓(一関市),10:42-10:43
ネムノキ(Albizia julibrissin,マメ科 ネムノキ属)
名前は以前から知っているが,実物を見たのは今回が初めて。
厳美渓,ネムノキに巻き付くフジ(一関市),10:44-10:45
厳美渓,天工橋へ(一関市),10:46
これは
オニユリ(Lilium lancifolium,ユリ科 ユリ属)
?
前回(下段)も同じ場所で同種の植物を撮影した。
2014年09月の様子(2014.09.02,10:50-10:51撮影)。
厳美渓,天工橋へ(一関市),10:47
天工橋を渡って上流側の厳美渓(公園)へ(一関市),10:47
厳美渓,上流側の岩石段丘へ(一関市),10:49
これまで同様,前方の厳美郵便局臨時出張所には人影がなかった。
がしかし,この後,磐井丘陵から戻ると出張所には2人の男性がいて観光客に応対していた(後出)。
2014年09月の様子(2014.09.02,10:55撮影)。
これ以前の様子は
こちら!
厳美渓,上流側の岩石段丘へ(一関市),10:50
観光客の数はいつもより少なめだが,四阿にはたくさんの観光客がいた。
厳美渓,天工橋側にある水たまりへ(一関市),10:50
2014年09月の様子(2014.09.02,10:56撮影)。
2013年09月の様子(2013.09.09,15:04-15:05撮影)。
2013年06月の様子(2013.06.24,09:46撮影)。
2013年04月の様子(2013.04.13,10:53撮影)。
キショウブの育つ中央の水たまりの手前にあるマツや周辺の灌木が伐採されていた。
2012年10月の様子(2012.10.07,09:48撮影)。
2012年07月の様子(2012.07.28,09:49撮影)。
2012年06月の様子(2012.06.03,11:48撮影)。
厳美渓,まずはキショウブが生える水たまりの前へ(一関市),10:50-10:51
1枚目:前回同様,水は少なめ。
2枚目:手前の水際で
採集(厳美渓-07)。
観察された生物:
バンピレラ(Vampyrella),
未同定の繊毛虫2種,
クンショウモ(Pediastrum muticum),
コエラストルム(Coelastrum sp.),
オーキスチス(Oocystis marsonii),
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica),
ゲミネルラ(Geminella mutabilis),
サヤミドロ(Oedogonium),
ホシミドロ2種(Zygnema),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium nodosum),
ツヅミモ(
Cosmarium bioculatum,
未同定のホシガタモ(
Staurastrum sp.),
Achromatium oxaliferum,
2014年09月の様子(2014.09.02,10:56撮影)。
2011年08月の様子(2011.08.20,09:43撮影)。
厳美渓,キショウブが生える水たまり(一関市),10:52
キショウブ(Iris pseudacorus,アヤメ科 アヤメ属)
今回はすでに花は終り,実ができていた。
ここで黄色い花が咲くのは06月初旬だ(下段)。
2012年06月の様子(2012.06.03,11:50撮影)。
厳美渓,キショウブが生える水たまり(一関市),10:52
このクモは
ジョロウグモ(Nephila clavata,ジョロウグモ科 ジョロウグモ属)
のようにも見えるが,よく見るとどうも違う。
これは腹側からの画像なのでますますわかりずらいが,諸々調べた結果,一番近いのは
ナガコガネグモ(Argiope bruennichi,コガネグモ科 コガネグモ属)
のようだ。
厳美渓(一関市),10:52-10:53
隣の岩盤にあるわずかな岩の割れ目からマツが芽吹いていた。
??()
Part IV: | 厳美渓(天工橋上流側) 2015.07.05, 10:53 - 11:05 |