| Part I: | 東武動物公園駅〜相老駅〜大間々駅〜高津戸踏切（宮代町／桐生市／みどり市） 2013.11.17, 10:14 - 11:56 |
| Part II: | 〜高津戸橋〜高津戸峡遊歩道（みどり市） 2013.11.17, 11:56 - 12:06 |
| Part III: | 高津戸峡遊歩道（１）（みどり市） 2013.11.17, 12:07 - 12:14 |
| Part IV: | 高津戸峡遊歩道〜渡良瀬川左岸（みどり市） 2013.11.17, 12:14 - 12:26 テリハノイバラ， ノコンギク？ |
| Part V: | 渡良瀬川左岸（１）（みどり市） 2013.11.17, 12:27 - 12:38 |
| Part VI: | 渡良瀬川左岸（２）（みどり市） 2013.11.17, 12:38 - 12:49 ？？ |
| Part VII: | 渡良瀬川左岸〜高津戸峡遊歩道〜はねたき公園〜高津戸ダム（みどり市） 2013.11.17, 12:51 - 13:06 |
| Part VIII: | 高津戸ダム〜はね瀧橋（みどり市） 2013.11.17, 13:06 - 13:19 |
| Part IX: | 〜渡良瀬川右岸沿い〜神明宮〜伊勢ヶ渕弁天宮（みどり市） 2013.11.17, 13:19 - 13:28 |
| Part X: | 伊勢ヶ渕弁天宮〜高津戸橋〜大間々駅〜大間々博物館（コノドント館）（みどり市） 2013.11.17, 13:28 - 14:45 |
| Part XI: | 大間々駅〜相老駅〜太田駅〜東武動物公園駅（みどり市／桐生市／宮代町） 2013.11.17, 14:47 - 16:48 |
| 追加: | 採集したサンプルの観察（千代田区） 2013.11.18-11.19 |
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今回は群馬県みどり市にある高津戸峡を訪れた。
当初は，福島県いわき市にある夏井川渓谷を訪れようと色々調べたが，どうにも適当な採集ポイントが見つからない。 距離的にも片道3時間以上かかる上，夏井川沿いを走る磐越東線の本数が少ないため，日帰りできるスケジュールが限定されてしまう （日帰りするには午前6時にスタートしなければならない），などの制限がある。 また，いくつかの採集候補地はあるものの，各々が離れているので，それらを見て回るには自転車が必要になるが， 道幅がかなり狭い。秋の行楽シーズンだと車が多いはずなのでやや危険だ。 等々，行くべきか止めるか悩んでいたところ，直前になって「高津戸峡」の名前が目に入った。 ここは以前調べたことがあるが， 厳美渓， 長瀞 岩畳， 飛水峡 などのようにはっきりした岩石段丘にはなっていないので，これまで訪れなかった。 今回，あらためて現地の画像を探して見たところ，岩盤上に水たまりがあるのがわかった。 夏井川渓谷よりは多少とも原生生物がいる可能性がある，ということで訪れることにした。 高津戸峡までは，距離的にも片道2時間半だし，新越谷から本数の多い東武線で往復するので，スケジュール的にも制約が少ない， というのもここを選んだ理由。 訪れた高津戸峡は，ちかくの「ながめ公園」で「菊花大会」が行われていたこともあり，大勢の訪問者で賑わっていた。 渡良瀬川の左岸沿いにある岩場沿いに遊歩道が敷設されてあり，そこを歩いて渓谷美＆紅葉を楽しむのだが， 何ケ所かで川岸の岩場に降りることができた。 今回あらためて調べたところ，ポットホール（甌穴）もあるという情報も得たので，これなら水たまりもあるはずと期待した。 のだが・・・。 結果は当初の予想通りだった。すなわち，岩盤上に水たまりはあるものの原生生物はほとんどいなかった（注１）。 やはり増水（注２）した際に洗い流されてしまうことが多いので，原生生物が定着しないのだろう。 注１：この後 （2013.11.23）， 訪れた長瀞 岩畳では，先月の台風（台風26号，2013.10.16）の影響がかなりあった。 それ以前 （2013.09.22） にも台風（台風18号，2013.09.26）の影響を受けているので，長瀞も今回は原生生物が少なめだった。 おそらくここ（高津戸峡）も多少とも台風の影響を受けているはずで，それでさらに原生生物が減っていた可能性がある。 注２：現在は上流にダムがあるので，自然に起きる増水ではなくダムからの放流によって起こるので， それほど極端な増減はないかも知れない。 しかし，ダムができる以前は大雨のたびに水位がかなり上昇したはず。 |