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2013.05.25, Part III

古沼〜大峰山登山道〜

古沼へ(みなかみ町),12:50
1枚目:前回撮影した新しい倒木。 2枚目:2012年10月の様子(2012.10.14,12:32撮影)。

前方に古沼が見えてきた(みなかみ町),12:51

古沼に到着(みなかみ町),12:51

古沼(みなかみ町),12:52
かなり干上がっていた。 2006年(7年前!)にも,同月同日に撮影しているが,今回とは全く逆だった(最下段)。 すなわち,柵近くまで水があったのだが,,。 以下のように,5月には過去2回訪れているが,いずれも柵ギリギリのところまで水があった。 今年は雨が少ない,ということなのだろうか?


2012年10月の様子(2012.10.14,12:34撮影)。

2011年10月の様子(2011.10.16,12:38撮影)。 水が溢れていた。

2011年06月の様子(2011.06.26,12:35撮影)。

2010年09月の様子(2010.09.26,12:36撮影)。

2010年05月の様子(2010.05.02,10:42撮影)。

2009年07月の様子(2009.07.20,10:46撮影)。

2009年04月の様子(2009.4.19,10:50-10:51撮影)。

2008年10月の様子(2008.10.12,10:44撮影,ピンぼけ)。
この時は結構水があり,水際が柵を越えて広がっていた。


2007年10月の様子(2007.10.21,12:38撮影)。
この時は,今回と同様,水位が下がっていた。


2006年05月の様子(2006.5.25,13:59撮影)。
この時は,柵の近くまで水があった。 なお,2003.9.14(画像なし)は,さらに水位が上がっていて,2008年の秋同様,水際が柵を越えていた。

古沼(みなかみ町),12:54
水際でなんとか採集(古沼)
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, ユーグリファ(Euglypha acanthophora), フロントニア(Frontonia acuminata), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, ウネリマクラ(Docidium undulatum), コウガイチリモ( Pleurotaenium ehrenbergiiP. excelsum), ミカヅキモ( Closterium angustatumC. lunula), ホシガタモ( Staurastrum sexangulareS. orbiculare), アワセオオギ(Micrasterias apiculata), カイミジンコ,

登山道へ戻る(みなかみ町),12:57
これは??)。

大峰山登山道を上がる(みなかみ町),12:58
新緑が目に眩しい,・・・のだが,青空がないので色彩がいま一つ。

大峰山登山道を上がる(みなかみ町),13:01
2枚目:2012年10月の様子(2012.10.14,12:47撮影)。

大峰山登山道を上がる(みなかみ町),13:01
これは ミヤマニガイチゴRubus microphyllus var. subcrataegifolius,バラ科 キイチゴ属)。 大峰沼の沼岸でも咲いていた。

舗装された傾斜のある右カーブを上がる(みなかみ町),13:03-13:04

カーブの途中(みなかみ町),13:04-13:05
ここでも マムシグサArisaema serratum,サトイモ科 テンナンショウ属) が咲いていた。

カーブの途中(みなかみ町),13:06
これはコバノフユイチゴRubus pectinellus,バラ科 キイチゴ属 )。 これも大峰沼周辺ではたくさん見られる。

大峰山登山道,この辺はほぼ平坦な道(みなかみ町),13:07
2枚目:樹冠の様子。 3枚目:望遠撮影。 非常に高いところに ホウノキ(ホウ,Magnolia obovata,モクレン科 モクレン属 ) の葉があった。

大峰山登山道,この辺はほぼ平坦な道(みなかみ町),13:08
これは??)。

大峰山登山道,沢を越え坂を上がる(みなかみ町),13:11
1〜3枚目:パノラマ撮影。 ここは道の下を沢が流れている。流れているのは,大峰沼から溢れた水だ。 いつもはサラサラと水音がするのだが今回はまったく音が聞こえない。


2011年10月の様子(2011.10.16,12:59撮影)。

坂の途中で沢の下流側を撮影(みなかみ町),13:11
1枚目:水はまったく流れていなかった(注)。 2枚目:2011年10月の様子(2011.10.16,12:59撮影)。 この時はサラサラと水が流れていた。

注:この後,大峰沼を周回した際,北東にある堰から水が流れ出る音が聞こえていた(後出)。 表面の水を落とす場所からは水は流れ落ちていなかったが, 堰の中央にある流出口のバルブを操作して堰の下側から水を放出させていたようだ。 しかし,その水はここを流れていないということで,おそらく地下に埋設した水管を通って山を下っていたのだろう。 田植えの季節を迎えて水が必要になったということか。 大峰沼には大きな浮島があるので,かなり昔からある沼であるのは確かだが, いつの頃からか堰を作って農業用の溜池として使われるようになったと推測される。 しかし,実際にその場面に遭遇したのは今回が初めて。

Part IV: 大峰沼北岸
2013.05.25, 13:11 - 13:19