上長瀞駅〜荒川左岸河川敷〜遊歩道〜岩畳〜長瀞駅 (12:44 - 14:38)
Part I: | 上長瀞駅〜荒川左岸河川敷〜遊歩道(長瀞町) 2012.07.22, 12:44 - 13:01 オオブタクサ, シロハツ?? |
Part II: | 岩畳南端(1)(長瀞町) 2012.07.22, 13:01 - 13:10 オオブタクサ, コヒルガオ?,ウツボグサ |
Part III: | 岩畳南端(2)(長瀞町) 2012.07.22, 13:10 - 13:22 ミソハギ?, ヤブカンゾウ?,ネムノキ,トクサ,ヒメホタルイ? |
Part IV: | 岩畳を北へ(長瀞町) 2012.07.22, 13:22 - 13:33 コガマ? |
Part V: | 岩畳中央部を北へ(1)(長瀞町) 2012.07.22, 13:33 - 13:43 ヒメホタルイ?, スミレ,ギボウシ?,キショウブ |
Part VI: | 岩畳中央部を北へ(2)(長瀞町) 2012.07.22, 13:45 - 13:54 |
Part VII: | 岩畳北端〜長瀞駅(長瀞町) 2012.07.22, 13:55 - 14:38 コガマ?, オオマツヨイグサ? |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2012.07.23-07.25 |
相変わらず土日は天気が悪い。
ただし,火・水からは全国的に晴れる予報が出ていた(注1)。
そこで水曜日に岩手県の一関駅からスタートする厳美渓→須川高原コース(注2)か, 同じく岩手県のJR花輪線 安比高原駅からスタートする安比高原(岩畑山の南,注3)のいずれかへ行こうと考えている。 しかし,せっかくの日曜日なので,前と同様,雨が降っても問題ない長瀞の岩畳を再訪することにした。 今回で6度目になる( 2012.4.15, 2012.5.01, 2012.5.27, 2012.6.17, 2012.7.01, 2012.7.22)。 訪れた長瀞は予報では曇りだったが,前回(2012.7.01)のように小雨が降ることはなかった。 気温もここ数日はかなり低いのだが,歩き回るにはちょうどよい気温だった。 注1:土曜日の時点では,一関&盛岡周辺は,翌週の火曜日ないし水曜日から晴れる予報だったが, 月曜日になると,水曜日も「曇り時々雨」に変わってしまった。 本格的に晴れるのは金曜日から。予報がどんどん変わる。これでは予定が立たない。 注2:須川高原(栗駒山の北側山裾)にある「 野鳥の森湿原」周辺の航空写真(Google map)を詳しく調べたところ, 前回(2011.08.20) 訪れた木道が敷設されたエリアの北側にある湿原以外にも, 遊歩道の近くに湿原が点在していることに気づいた。 その中で最も池塘がたくさんある湿原は,最初に訪れた際(2005.7.24,画像なし), 遊歩道を横切る沢があった場所(短い橋が壊れていた)の近くだ。 沢だった場所を北へ下るとそこに縦長の湿原があった。 池塘があるエリアは遊歩道からは40, 50m離れているが,樹林帯の部分は10m程度で, その先は開けているようなので少し入れば湿原が見えてくるはずだ。 また, 前回途中にある薮に遮られて断念した赤川近くの池 の南側にも,地図では池しか描かれていないが, 池の南側に湿原が広がっていて,数は少なめだが池塘も点在していた。 距離的にはいずれも遊歩道から近いのだが,問題はそこまで到達できるかで, 実際,前々回は赤川近くの池へ行こうとして途中で断念してしまったのだから, 果たして本当に到達できるか慎重に検討しなければならない。 注3:安比岳から赤川沿いの安比温泉へ向う遊歩道の途中から少し北へ入った場所に2ケ所に分かれた湿原がある。 そこを安比湿原というらしく,ネットにある現地を撮影した画像を何度か見ているかぎりでは非常に有望な採集ポイントに思える。 Google mapの航空写真でもたくさんの池塘が写っていていかにも湿原らしい湿原だ。 以前から,訪れてみたいと考えているのだが,途中の遊歩道(登山道?)を撮影した画像がないのでどの程度危険なのかがわからない。 また,上述のように,遊歩道からしばらく薮漕ぎをしないと到達できないらしいので(注3b),それも若干心配。 なにより,遠いのが問題で, 黒谷地湿原 の入口から入るのが一番の近道のようなのだが, それでも埼玉から日帰りで行くのは無理で一泊二日の旅になる。なのでなかなか行く決心がつかないでいる。 しかし,今回,安比湿原のず〜〜と東にいくつかの池(池塘かどうかは不明)が集まったエリアがあることに気づいた。 そこはJR花輪線 安比高原駅から6 km ほど西へ進んだ場所で,近くには安比放牧場や「ぶなの駅」などがある。 「ぶなの駅」の西にある岩畑山(標高 938.0m)の周辺にたくさんの池が点在しているのだが, 近くには「奥の牧場」があるので湿原というよりは牧草地にできた池なのかも知れない。 後者だと原生生物はあまり期待できないのだが,航空写真を見るかぎり,人工の池というよりは自然の池のようにみえ, たくさんの池が集まっているところを見ると,全体が湿地になっている可能性がある。 しかし,どういう訳か,ネットにはブナ林のトレッキングコースを撮影した画像はたくさんあるものの, この岩畑山周辺の池沼を写した画像がまったく無い(池の写真は若干あるが,撮影場所が特定できるものがない)。 興味が持たれないために画像がないのか,それともそこは立入禁止になっているのか理由は不明。 とはいえ,近くを道路が通っていて,その先は安比温泉へ通じている(登山コースだが)ので通れないはずはない。 なんとも不思議で,現地の様子を写した画像がない理由がわからないので,行く価値があるか否か判断できずにいる。 注3b:地図には描かれていないが,湿原に到達できるルートがあるらしい。 しかし,他のHPには笹薮が多くて到達できなかった,という記述もある。 |