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2011.08.20, Part VI

野鳥の森北側の林道を西へ

野鳥の森湿原へ(東成瀬村),12:04
1枚目:ここで左へ入り坂を下る。 2枚目:その前に,角に立つ2本の標柱(道標)を撮影。 左は「野鳥の森・出入口」と書かれた標柱。 野鳥の森へは,この後訪れる大仁郷湿原からも到達できるはずだが,途中の道(西側のルート)が荒れている。 そのため,ここを「出入口」とすることで,野鳥の森へは,ここから入って,ここから出るように誘導しようとしていると思われる。


前回の様子(2010.08.10,11:11-11:12撮影)。

南向きとなり,舗装道を下る(東成瀬村),12:05

ここで赤川を横断する(東成瀬村),12:05-12:06
1枚目:道の先にはさきほど国道342号から撮影した駐車場がある。 2枚目:脇を流れるのは赤川。ここを徒渉(渡渉)して前方の未舗装道に入る。 橋はないが,水深の浅い川なので水の上に露出した岩盤の上を歩いて渡る。
道路脇(1枚目)には熊出没注意の黄色い看板が立っている。これは前回は無かった。 その左には「栗駒国定公園 須川高原園地」と題したやや古い案内板がある。これは前回も(というか以前から)あった。


前回の様子(2010.08.10,11:13撮影)。

赤川を渡る前に熊避けの鈴を装着(東成瀬村),12:07

赤川を渡る(東成瀬村),12:07

赤川を渡り終えたところでパノラマ撮影(東成瀬村),12:07
1枚目:未舗装道の左には,上記のように,「栗駒国定公園 須川高原園地」と題したやや古い案内板と, 「熊出没注意」の黄色い看板が立っている。 2枚目:進行方向。わずかに左へカーブ。

ほどなく右に小さな池塘が現れる(東成瀬村),12:07-12:08
前回(2010.08.10)は,ここがあるのに往路では気づかず,復路で気づいて採集した。

林道脇の池塘(東成瀬村),12:08

前回の様子(2010.08.10,12:31撮影)。

林道脇の池塘(東成瀬村),12:08
ここで採集(野鳥の森,東口近くの池塘)。 ここも 前回(2010.08.10)に比べて(観察された)原生生物の種数が少ない。
観察された生物: ラブドモナス(Rhabdomonas sp.) ナベカムリ(Arcella sp.), ディフルギア( Difflugia bacillifera), 棘毛類繊毛虫, 珪藻各種, エレモスフェラ(Eremosphaera viridis), Gloeocystis, アワセオオギ(Micrasterias truncata), ハタヒモ(Netrium digitus), Bambusina brebissonii, クロオコッカス(Chroococcus turgidus), ミジンコ(Sida sp.),

林道脇の池塘(東成瀬村),12:09
池の中では,前回同様,ミヤマホタルイScirpus hondoensis)が群生していた。


前回の様子(2010.08.10,12:32撮影)。

野鳥の森 ,北縁を通る林道を西へ(東成瀬村),12:10
1枚目:その先には,車止めとして設置されたと思われる大きな岩が並ぶ。 2枚目:GPSで現在地を確認。この左手(南)にさきほど車道から眺めようとして見えなかった2つの池があるはず。

池を目指して薮漕ぎをしてみたが・・・(東成瀬村),12:11-12:12
1枚目:遊歩道の左側を撮影。こうしてみると,岩のある脇だけ潅木が無いことがわかる。 で,中に進むと遊歩道のすぐ脇は草むしてはいるものの一応,踏跡らしき場所が続いていた。 2枚目:しかし,すぐ先は人の背丈を越える潅木地帯だった。 3枚目:足下をみると,踏跡らしき場所が続いていたので,枝をかき分けて少し進んでみた,が・・・。 4枚目:ほどなく,両側に太い枝を伸ばした潅木に行手を遮られた。これ以上,先には進めない。 やむなく引き返す。

野鳥の森,北縁を通る林道を西へ(東成瀬村),12:12-12:13
1枚目:ふたたび車止めと思われる岩が並ぶ場所を通過。 2枚目:この頃は結構な日射しがあった。前方に青空も見える。

小さな沢?を横断する(東成瀬村),12:13-12:14
1枚目:おそらく左(南)にあるはずの池から流れ出していると思われる水路が道を横切って流れていた。 2枚目:GPSで現在地を確認。地図上のポインタからは,標高 約995 m付近と読める。 3枚目:Barometer 1032 mb, Elevation 999 m。おおよそ一致。


前回の様子(2010.08.10,11:15撮影)。

野鳥の森,北縁を通る林道を西へ(東成瀬村),12:15
1枚目:草むした未舗装道を進む。 2枚目:前回の様子(2010.08.10,11:16撮影)。

野鳥の森,左に湿原に通じる遊歩道があるが,前回同様,ここはパス(東成瀬村),12:16
1,2枚目:パノラマ撮影。 前回同様,分岐部分に「熊出没注意」の看板と「栗駒野鳥の森案内」と題したルートマップがあった。 ただし,「熊出没注意」の看板の位置が変わっていた。
ルートマップには,左のルートは荒れている(施設不備)ので通行困難と書かれているのと, この辺は熊が多いようなので,なるべく見通しのよい場所を歩くのが無難なので,ここはパスする。
この分岐の手前だったか,後だったか忘れたが,この辺を歩いてる時に,左の茂みの中でガサガサという音がした。 熊以外の動物(注)がいた可能性も高いが,万が一と云うこともあるので,気づかないふりをしてそのまま前に進んだ。 内心ヒヤヒヤしながら歩いた。

注:普通,鳥だと,ガサガサの後に,飛び立つ際の羽ばたく音や,鳴き声がするので,おそらく鳥ではなかったはず。

前回の様子(2010.08.10,11:17撮影)。

野鳥の森,道の右側には傾いた道標が(東成瀬村),12:16
この道標には「至国道342号→,←No.2」と書かれたプレートが取り付けられているが,問題はこの「No.2」。 この野鳥の森には,あちこちにこのような番号のついた道標が設置されてあるが,番号の付け方が不備というか, 統一されていないというか。 前回(2010.8.10)は, この番号の意味を理解するのにかなり苦労させられた。 今回は省略。

野鳥の森,北縁を通る林道を西へ(東成瀬村),12:16
2枚目:やや窪地でわずかに右にカーブする場所。 かつてはここに溝がありそこに架かっていた橋が落ちていた(はず,私の記憶がただしければ)。 下段は前回(2010.08.10, 12:26撮影) 向い側から同じ場所を撮影したもの。


野鳥の森,北縁を通る林道を西へ(東成瀬村),12:19
道の中央でミズギクInula ciliaris)が咲いていた。

Part VII: 野鳥の森湿原(1)
2011.08.20, 12:20 - 12:29