国道342号を北へ(東成瀬村),10:58-10:59
道路際で咲くヤマハハコ(Anaphalis margaritacea var. angustior)。
また湿原があったが,ここは立入禁止(東成瀬村),10:59-11:00
1〜3枚目:パノラマ撮影。
ここはさきほどまでの2つに比べてかなり広い。
そのためか,道路際に「湿地内の植物保護のため立入を禁止します,秋田県」と書かれた看板が立っている(2枚目)。
奥の方には池塘らしきものがあるようにも見えるが(注),進入禁止なのでここはパス。
ややもったいない。
池塘の南側は潅木地帯のようなので,その間に木道を敷設して池塘を観察できるようにしてもらいたいものだ。
注:下段の画像はさきほど須川温泉から降りてくる際に望遠撮影した画像だが,
これらの画像を見ると右奥にいくつもの池塘があるのがわかる。
さきほど須川温泉から降りてくる際に望遠撮影した画像(10:39撮影)。
国道342号を北へ(東成瀬村),11:01
道路際で咲くイワショウブ(Tofieldia japonica)。
国道342号を北へ(東成瀬村),11:03
道路際が盛り上がった場所が迫る。
沢の先に湿原?(東成瀬村),11:03
1,2枚目:パノラマ撮影。
斜面のあちこちが傾斜した湿原のように見える。
確認したいが,いつのまにか道路際は深く窪んで下を沢が流れるようになっている。
よって近付けない。
下の沢は(おそらく),さきほど国道342号から県道282号 仁郷大湯線が分岐する手前で南から流れ落ちる沢があった。
その沢の水がここへ流れ出ているのだと思うのだが・・・。未確認。
国道342号を北へ,S字カーブの始まり(東成瀬村),11:04-11:06
国道342号を北へ(東成瀬村),11:07
1枚目:やや逆光のため,道路にピントを合わせると空が白けてしまう。
2枚目:同じ位置で空にピントを合わせるとこうなる。
綿を大きくちぎったような雲がまさにプカプカと浮かんでいるように見える。
国道342号を北へ,標高1000m地点を通過(東成瀬村),11:10
国土地理院の地図だと
ここ(注)。
注:国土地理院の地図を見ると,カーブの左前方に池が2つ描いてある。
そこはこれから通る野鳥の森北縁を通る林道沿いに位置しているはずだが,
この後の画像でわかるように,それらしい場所は写っていない。
もっとも,この時はそれらの池の存在を意識していなかったので写っていないだけかも知れないのだが,,。
ここが・・・(東成瀬村),11:11
1,2枚目:パノラマ撮影。
標高1000m地点を過ぎると左へ下っていく舗装道が現れた。
どうやらここが野鳥の森の東口のようだ。
野鳥の森 東側入口(東成瀬村),11:12
1,2枚目:少し進んで「野鳥の森・出入口」と書かれた標柱の隣に立って下ってきた方向をパノラマ撮影。
「野鳥の森・出入口」と書かれた標柱の右には,
「須川温泉,←1.7 km,仙人水→」,その下に「野鳥の森東側入口,秋田県」(注)と書かれたやや古そうな標柱も立っている。
注:新しそうな標柱では「出入口」,やや古い方は「東側入口」。
この違いは,以前は東と西から野鳥の森の中心にある湿原へ到達できたが,
現在は,西側のルートは通行がかなり困難(かつて私はそこを通ったのだが,たしかに難儀した,2005)になっていることに起因していると思われる。
ここを「出入口」と呼称することで,野鳥の森へは,ここから入って,ここから出るように誘導しようとしているのだろう。
右を流れるのは赤川,左は駐車場(東成瀬村),11:13
1,2枚目:パノラマ撮影。
舗装道は途中からやや赤みを帯びた白い泥で覆われていた。一部は冠水していた。
1枚目:舗装道の先は左にカーブしている。
2枚目:その手前に脇を流れる赤川へ降りる場所がある。
野鳥の森駐車場(東成瀬村),11:13
1,2枚目:赤川を渡る前に舗装道の先を確認。
先は行き止まりで,一応,ここが野鳥の森を訪れる人のための駐車場のようだ。
赤川を徒渉する(東成瀬村),11:13
川の水位はごくわずか。5年前(2005.7.24)にここを渡った時も同じだった。
所々に顔を出している岩盤の上を歩いて徒渉する。
野鳥の森,北縁を通る林道へ入る(東成瀬村),11:14
川を渡った先の道の脇に「栗駒国定公園 須川高原園地」と題した案内板が立っている。
かなり古そうだ。前に草木が生い茂って近付けないし,下半分が隠れて見えない。
なお,既述したように,国土地理院の地図だと,この案内板の先に2つの池があるはずだが,
この時はその存在を意識していなかったので,探すことをせずに通り過ぎてしまった。
あるとすれば,左の茂みのすぐ先に池が見えたはず。残念。
野鳥の森,石を使った車止め?(東成瀬村),11:14
1枚目:だいぶ赤味を帯びてしまったが,道路を遮るように大きな岩が並んでいる。
このような場所が3ケ所あった。
往路ではここと下段の2箇所しか撮影しなかったが,復路では3ケ所すべて撮影した。
位置的にはこの画像の左奥に池があるはずだが・・・。
茂みに遮られて,道路からは奥が見通せない。次回は確認してみたい。
2枚目:岩の先はぬかるんでいた。そのためか,ここには角材がばらまかれていた。
一端が何かに差し込めるように加工してある。元は何のためのものだったのだろうか・・・。
野鳥の森,ここにも(東成瀬村),11:15
なお,ここから少し先の右脇にごくごく小さな湿原があり,そこには池塘もあった。
この往路では気付かずに通りすぎてしまったが,復路で気付いて,そこでも採集した(後述)。
野鳥の森,北縁を通る林道を西へ(東成瀬村),11:15-11:16
1枚目:道を小さな水路が横切っている。晴れが続けばいずれは消えてしまうはず。
2枚目:途中から路面が草で覆われるようになる。
Part VI: | 野鳥の森北側の林道〜湿原遊歩道北東口〜 2010.08.10, 11:17 - 11:29 |