那須塩原駅〜国道400号〜国道289号〜南郷スキー場〜宮床湿原入口〜宮床湿原〜大曽根湿原(向谷地平)〜矢ノ原湿原〜国道401号〜国道400号〜那須塩原駅 (08:52 - 18:30)
Part I: | 那須塩原駅〜国道400号〜国道289号(那須塩原市/日光市/南会津町) 2010.06.13, 08:52 - 10:40 |
Part II: | 南郷スキー場〜宮床湿原入口〜(南会津町) 2010.06.13, 10:41 - 11:14 ヒメサユリ, エゾハルゼミ(音のみ) |
Part III: | 宮床湿原(1)(南会津町) 2010.06.13, 11:14 - 11:26 トラフシジミ, レンゲツツジ,ワタスゲ,タテヤマリンドウ,ニッコウキスゲ,ヤマドリゼンマイ |
Part IV: | 宮床湿原(2)(南会津町) 2010.06.13, 11:26 - 11:39 ヒツジグサ?, ワタスゲ,モウセンゴケ,ミツガシワ |
Part V: | 宮床湿原(3)(南会津町) 2010.06.13, 11:39 - 11:50 ミツガシワ, ワタスゲ,タテヤマリンドウ,?? |
Part VI: | 宮床湿原(4)(南会津町) 2010.06.13, 11:50 - 12:09 ミズバショウ, ミヤマニガイチゴ,タニウツギ,クルマバハグマ?,ニホンカナヘビ?,ヤマキマダラヒカゲ,?? |
Part VII: | 宮床湿原(5)〜大曽根湿原入口(南会津町/只見町) 2010.06.13, 12:09 - 12:57 ??, クルマバハグマ?,チゴユリ?,?? |
Part VIII: | 大曽根湿原(1)(只見町) 2010.06.13, 12:57 - 13:14 ワタスゲ, ??,レンゲツツジ,ヤマドリゼンマイ |
Part IX: | 大曽根湿原(2)(只見町) 2010.06.13, 13:15 - 13:32 タニウツギ, レンゲツツジ,ヤマドリゼンマイ |
Part X: | 大曽根湿原〜矢ノ原湿原(只見町/南会津町/昭和村) 2010.06.13, 13:39 - 14:32 クロヤマアリ |
Part XI: | 矢ノ原湿原(1)(昭和村) 2010.06.13, 14:33 - 14:51 |
Part XII: | 矢ノ原湿原(2)(昭和村) 2010.06.13, 14:52 - 15:06 ミツガシワ, ??, オオカサスゲ? |
Part XIII: | 矢ノ原湿原(3)(昭和村) 2010.06.13, 15:06 - 15:17 ミツガシワ, ??,ニホンカナヘビ?,オオシオカラトンボ |
Part XIV: | 矢ノ原湿原(4)(昭和村) 2010.06.13, 15:18 - 15:44 ワタスゲ, ハッチョウトンボ(雌),アギスミレ?,エゾハルゼミ(音のみ),ウグイス(音のみ) |
Part XV: | 矢ノ原湿原(5)(昭和村) 2010.06.13, 15:44 - 16:13 タニウツギ, コナラ?,?? |
Part XVI: | 国道401号〜国道400号〜那須塩原駅(昭和村/南会津町/日光市/那須塩原市) 2010.06.13, 16:22 - 18:30 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2010.06.14-06.16 |
昨年(2009)同様,同郷の友人(月井栄三郎氏)
の車に同乗させてもらい,福島県南西部の湿原を訪ね回った。
最初に訪れたのは宮床湿原。 国道289号 沼田街道と国道401号の重複区間を北上し宮床湿原を目指したが, 私が2年前(2008.6.15)に 会津田島駅からタクシーで訪れた際に通った宮床温泉近くから入るルートは土砂崩れのため通行止になっていた。 そこで,北にある南郷スキー場を経由して宮床湿原へ向った。 次に訪れたのは,国道289号をさらに北上し只見町に入ってすぐ,大曽根山の南西にある大曽根湿原 (注:国土地理院や一般の地図では向谷地平となっているが,現地ではこのような地名になっている)。 残念ながら池塘などの水辺はなかったが,湿原には違いなく(高層湿原?),辺はワタスゲ,レンゲツツジ,ヤマドリゼンマイなどの草花で埋め尽くされていた。 ただし,蚊が大変多く,絶えずタオルを振り回して追い払わなければならないほどだった。 撮影している間にも指に蚊がとまって刺すので,自宅に戻った頃には手の指6,7箇所が赤く腫れた。 痒いというよりもやや痛いほど。 最後は,国道289号から国道401号に入り,昭和村にある矢ノ原湿原を訪れた。 ここは農道沿いにある南北に細長い湿原(一部沼地)で,事前に調べて想像したよりもかなり広かった。 また,かつては現在よりもさらに広い湿原だったが,湿原を東西に横切る農道が作られたことで 南北に分断されてしまったようだ。現在,矢ノ原湿原として近付けるのは南側の湿原のみ。 北側の湿原(北湿原)は東西に細長いが,こちらも南側と同様,かなり広い。 ガイドブックや現地の案内板では,湿原の縁までは近付けるようになっていたが, 現在はそのようなルートはいっさい見当たらず,残念ながら北側の湿原に近付くことはできなかった。 南側の湿原(南湿原)には周回する遊歩道が敷設されているので,北端から反時計回りで歩いてみた。 南湿原の北半分は上記のように,沼地化していたが,南へ下がるにつれミツガシワなどの植物が水面を覆い隠すほどに育っていた。 南端近くには,小さな湿原があり,樹林の間にも湿地が広がっていた。 前日の土曜日(6/12),東日本はよく晴れていたが,西から徐々に雨雲が近付きつつあった。 今日の予報では,福島県南西部は朝と午後は曇りで昼前後に晴れ間が広がるとなっていたが, ほぼ予報通りの天候が続いた。 宮床湿原や大曽根湿原を訪れた頃は,空には一部晴れ間もあり,かなり蒸し暑く感じるほどだった。 しかし,すっきりした青空にはならず一面に薄い雲が広がり,所々に青空が見えるという程度。 このため,日射しはかなり強く感じたが,デジカメの画像は薄暗かったり,色の再現性の悪い画像ばかり。 帰宅後の翌日(6/14),東日本でも梅雨入りが宣言された。6/14現在,関東では雨が降っている。 |