山形駅〜曲沼駐車場〜琵琶沼〜曲沼駐車場〜曲沼〜はんのき夫婦沼〜荒沼〜「少年自然の家」〜県道17号〜山形駅(07:56 - 13:06)
Part I: | 山形駅西口前〜曲沼駐車場〜琵琶沼へ(山形市/山辺町) 2009.11.02, 07:56 - 08:41 |
Part II: | 琵琶沼(南端〜西岸)(山辺町) 2009.11.02, 08:42 - 08:55 イロハモミジ?,?? |
Part III: | 琵琶沼(西岸〜北岸)(山辺町) 2009.11.02, 08:56 - 09:07 マムシグサ?,ヒメカイウ? |
Part IV: | 琵琶沼(北岸〜西岸)(山辺町) 2009.11.02, 09:08 - 09:25 シシガシラ?,?? |
Part V: | 琵琶沼〜曲沼駐車場〜曲沼(山辺町) 2009.11.02, 09:26 - 09:49 ミズナラ?,アカイタヤ? |
Part VI: | 曲沼〜はんのき夫婦沼(山辺町) 2009.11.02, 09:50 - 10:11 |
Part VII: | はんのき夫婦沼〜荒沼(山辺町/山形市) 2009.11.02, 10:12 - 10:26 |
Part VIII: | 荒沼駐車場〜「少年自然の家」〜県道17号へ(山形市/山辺町/山形市) 2009.11.02, 10:26 - 11:00 コナラ? |
Part IX: | 県道17号 山形白鷹線を東へ(山形市) 2009.11.02, 11:01 - 11:58 |
Part X: | 〜山形駅〜(山形市) 2009.11.02, 11:58 - 13:06 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2009.11.03-11.05 |
学会(日本原生動物学会第42回大会 2009.10.31〜2009.11.1)終了後,輪行袋を抱えて石巻市から山形市へ移動。
翌日(2009.11.2),今年の5月(2009.5.10)に初めて訪れた
「山形県県民の森」を再訪した
(前回同様,往路はタクシー,復路は自転車で移動)。
今回は,前日までの秋晴れから一転して,寒気団が日本列島にやってきて,全国的に急激に気温が下がり, 荒れ模様の天気になるとの予報が出ていた(注)。 とくに山形県は最高気温が6℃前後で最低気温は零度になるらしい(実際はこれより2,3℃高めだった)。 一時は訪れるのを中止しようかとも思ったが,せっかく学会で宮城県まで行くので, とりあえず山形まで行ってみて,県民の森へ行くか中止するかは,当日の天気を見て判断することにした。 また,前回の採集で, 県民の森にはたくさん沼があるものの,原生生物が多くいるのは 琵琶沼(標高約600m,前回は143種を観察)と はんのき夫婦沼(前回は51種を観察) だけで,他の沼の原生生物相は貧弱なことがわかっていた。そこで,もし行った場合は, 琵琶沼と はんのき夫婦沼 で採集した後は早々に戻ることにした。 幸い,当日の朝は曇ってはいたものの,県民の森がある西の山沿いには一部青空もあった。 そこで,ホテルでの朝食後,早々にタクシーに乗車。県民の森を目指した。 まったく幸運なことに,琵琶沼に到達する前後は,一部ではあるが上空には青空が広がり日射しが降り注いでくれたので, それなりに満足できる写真が撮れた。 しかし,それ以降は逆に予報よりも早く天候は悪化した。まもなく県民の森を出ようとする頃になると, 午前中にも関わらず小雨模様となった(予報では午後のはずだった。山の天気なので予報どおりにならないのは仕方がない)。 そして,自転車で山を下る頃になると,雨は強まり風もやや強まった。 一応,用心して厚着をし手袋もしていたが,あまりの寒さに指がかじかんでしまった。 途中で何度か自転車を停めて,指を暖めないとハンドル操作ができないほどだった。 下り坂でペダルを漕ぐ必要がないので体温が上がらず,反対に雨に濡れながら風を切って走るので, 体感温度は零度近くになっていたと思われる。 ただし,途中から登山用の雨着(上下)も着用したので身体全体が極端に凍えることはなかった。 雨に濡れた急坂の路面は滑りやすく,かなり危険な状態で山を降りることになったのは想定外だった。 市街地まで来るとまだ雨は降っておらず登山用の雨着で自転車に乗る私の姿はやや異様だったかも知れない。 しかし,山の上(標高約600〜400m)ほどではないものの, 市街地(標高約130m)も外見を気にしていられないほどの寒さだった。 復路,山形駅から新幹線に乗車した後は,市街地にも雨が降り出し,東北〜関東北部を通る間は雨が降り続いていた (埼玉はパラパラと小雨程度)。 注:帰宅後,ニュースでは,日本各地で天候の悪化による事故(とくに海難事故)が起きたと報じていた。 |