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1-3; Cyclidiopsis acus (x 640),
門/綱:運動性単細胞の藻類。葉緑体をもたず浸透性または摂食性の従属栄養を営むものもいる。 鞭毛は細胞前端部の消化道から1〜3本出ていて1本は片羽型(1列の側毛)。 中間期の核内で染色体が凝縮したまま。変形運動(ユーグレナ運動)をする。 緑色種は、道管基部付近に眼点をもつ。また、眼点に近接した鞭毛上に感光点(flagellar swelling, paraflagellar body)がある。目:2本の鞭毛をもつが、1本のみが細胞外へ伸びる。 他は貯胞(reservoir)内にとどまる。 遊泳時,静止時ともに鞭毛全体が動く。 有色と無色の種がいる。ロリカをもつものもいる。1属は群体を形成する。
属:細胞体は細長い円筒形で両端が尖る。ユーグレナ運動はしない。ペリクルは滑らか。無色。 葉緑体をもたない。針状のパラミロン粒がある。 鞭毛は1本。短い。核は長楕円形で中央部に位置する。眼点と収縮胞がある。
ミドリムシは,系統進化的には トリパノソーマなどの寄生性の鞭毛虫類 (キネトプラスト類)と近縁であることが知られているが, このCyclidiopsis属に非常によく似たミドリムシに Euglena acus がいる。両者はあまりに良く似ているので,Cyclidiopsisに藻類が共生して Euglena acusが出現したのではと思いたくなる,,,。
その逆(Euglena acusが葉緑体を失ってCyclidiopsisになった?)もありえるが,,,。
Species
References