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1-2; Cyathomonas sp. (x 640),
綱:細胞の前端部が斜めになった豆形(ふくらみが2山あり片方が他より前方へ突出している状態)を しているのが特徴。先端部の窪み、ないし、溝の部分から2本の等長の鞭毛が前方に向かって伸びている。 片方は羽型(2列の側毛をもつ鞭毛)で、他方は片羽型(または裸)である。
射出体と呼ばれる放出体がある。
葉緑体は4重の膜(二重膜と小胞体槽からなる被膜)につつまれている。 これはクリプト植物が鞭毛虫に他の葉緑体をもった真核細胞が内部共生した結果と考えられる (具体的な共生の相手は紅藻植物 Rhodophyta であると 推定されている)。(→クロミスタ)
葉緑体はクロロフィル a + c、フィコシアニン・フィコエリトリン・アロフィコシアニンを含む。 貯蔵物質はデンプン(プラスチドとプラスチド小胞体との間に蓄積する)。 一部には無色のものもあるが、電子顕微鏡観察により退化した葉緑体があることが示されている。
海水性や淡水性の種が知られている。24属 100種ほどからなる。
科:
属:細胞は小さい。押し潰された卵形。先端部が平ら。葉緑体はなく,無色。 先端部からほぼ同じ長さの鞭毛が2本。収縮胞も先端部にある。
腐水でよく見つかる。池やたんぼの水底の泥をシャーレに置いて,できれば米粒などを入れて富栄養状態にしておくと, 数日後に ボドなどと一緒に見つかることがある。 ボドほど細胞数は多くならない。細胞体はボドに比べてやや大きいが,動きは緩やか。
Species
References