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ユードリナ属 Eudorina

ユウドリナ属
| elegans | illinoisensis |

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Eudorina1 Eudorina2
scale 50 μm scale 100 μm scale 150 μm; x 400
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1-2; Eudorina sp.,

門:葉緑体中にクロロフィル a, bを含み,光合成によりα-1, 4グルカンを主成分とするデンプン をつくり,葉緑体内に蓄える。緑色植物門には,種子植物,シダ植物,コケ植物など陸上にいる いわゆる「植物」の他に,ここで紹介する原生生物として生活するものもいる。

綱:狭義の緑藻類。 アオサ藻綱接合藻綱などを除く。 車軸藻綱は含める場合と別にする場合とがある。

オオヒゲマワリ類(ドウナリエラ目,クラミドモナス目を含む):
2本または4本の等長鞭毛をもつ。葉緑体はクロロフィルa, b, β-カロチンを含み、草緑色。二重膜の被膜 に覆われている。貯蔵物質はプラスチド(葉緑体)内のデンプンである。
このグループは、クラミドモナスのように単細胞の状態で生活するものもいれば、多細胞の群体を形成する ものもいる。群体のサイズ(細胞数)は、ゴニウム(Gonium)、ユードリナ(Eudorina)、 プレオドリナ(Pleodorina)、ボルボックス(Volvox)の順に多い。
一部には無色で従属栄養のものもいる(ポリトマ Polytoma、ヒアロゴニウム Hyalogoniumなど)。

目:単細胞,もしくは定数群体(coenobia)を形成するグループ。
群体を構成する細胞間で形態・機能が分化するものもいる。
群体は鞭毛で活発に遊泳し,走光性を示す。
葉緑体は杯状で1個のピレノイドをもつのが普通だが,星状,レンズ状,薄葉状もある。 ピレノイドのまわりにはデンプン粒がある。単核で大きな液胞はない。

属: 各細胞からは2本の等長鞭毛が伸びている。 パンドリナと間違えやすいが,ユードリナは各細胞の間にすき間がないのが特徴。

LINKS
Closterium at Classification of Plants, Whittaker FIVE KINGDOM SYSTEM (1978)
(www.cc.mancol.edu)
 注:ここではホシミドロ目(Zygnematales)ではなくチリモ目(Desmidiales)に含めている。

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Species

  1. Eudorina elegans Ehrenberg var. synoica Goldstein
  2. Eudorina illinoisensis (Kofold) Pascher

References

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