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2015.07.26, Part XVI

上の小池〜下の小池〜無名湿原の旧東端〜信大自然教育園バス停

前方に上の小池が見えた(山ノ内町),14:33

上の小池(山ノ内町),14:33

上の小池(山ノ内町),14:33-14:34
1〜3枚目:池端でパノラマ撮影。 2,3枚目:池のすぐ先は国道292号だ。車の姿が見える。
ここは水がかなり澄んでいる。過去に何度か採集したことがあるが,原生生物はまったくいなかった。 よって今回も写真撮影のみ。


2014年07月の様子(2014.07.12,14:32撮影)。

前方が長池と国道292号への分岐だが・・・(山ノ内町),14:34
分岐近くでパノラマ撮影したかったが,大勢の訪問者がいたため無理。遠くから撮影するに留めた。
今回は当初の予定では,ひさしぶりに長池沿いを歩いて,信大自然教育園を通って下の小池へ向おうと考えていた。 しかし,さきほどと同様,残された時間があまりないので,これまで通りのコース(国道292号経由)を辿ることにした。

ということで,国道292号 志賀草津道路へ出て右折(山ノ内町),14:35

国道292号 志賀草津道路を北東へ(山ノ内町),14:36

前方にある「京大ヒュッテ」の看板のところで,左に降りる(山ノ内町),14:38

坂に入ったところで撮影(山ノ内町),14:39

前方左が下の小池方面,右が無名湿原の入口(山ノ内町),14:40
2枚目:この辺は,昨年までは路面が荒れていたが,舗装しなおされたようだ。


2014年07月の様子(2014.07.12,14:39撮影)。 撮影位置は今回より少し先。

左折して木道を進むと,前方に下の小池が見えてくる(山ノ内町),14:40
木道も部分的に更新されていた,,,と思ったが,こちらは昨年すでに更新されていた。

途中で左折(山ノ内町),14:41

下の小池に到着,池端にある展望所(山ノ内町),14:41
上記のように,新しくなったかと思って撮影したが,昨年(下段)すでに更新されていた。 2013年には撮影していないので,もしかすると2013年だったかも知れない。


2014年07月の様子(2014.07.12,14:40撮影)。

2012年06月の様子(2012.06.24,14:28撮影)。

下の小池(山ノ内町),14:41
あいかわらず,水際は ミツガシワMenyanthes trifoliata,ミツガシワ科(リンドウ科 ミツガシワ属) で埋め尽くされている。


2014年07月の様子(2014.07.12,14:41撮影)。

2012年06月の様子(2012.06.24,14:30撮影)。

2011年10月の様子(2011.10.27,15:20撮影)。

2011年07月の様子(2011.07.02,14:39-14:40撮影)。

2010.07.25, 14:24撮影。

2009.8.17, 14:34撮影。

2007.6.17, 14:40撮影。この頃が開花時期。

2006.6.1, 15:49-15:50撮影。

下の小池(山ノ内町),14:41-14:42
少ししゃがんで再度撮影。

下の小池(山ノ内町),14:43
採集(下の小池-01)
今回は時間がなかったので,あまりじっくり観察できなかったが, それでも結構な数(種数)観察できた。
観察された生物: ナベカムリ(Arcella sp.), フセツボカムリ( Centropyxis ecornis), 共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), エレモスフェラ(Eremosphaera sp.), ブルボケーテ(Bulbochaete), カメガシラモ(Tetmemorus granulatus), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. dianaeC. rostratum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum)多数, アワセオオギ(Micrasterias truncata), ネジモ(Spirotaenia condensata), Bambusina brebissonii, クロオコッカス(Chroococcus sp.), クマムシ,

下の小池(山ノ内町),14:43
位置を少し右へずらして再度, 採集(下の小池-02)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ディフルギア( Difflugia bacillariarum), ペロミクサ(Pelomyxa)?, サヤミドロ(Oedogonium), カメガシラモ(Tetmemorus granulatus), イボマタモ( Euastrum affineE. ansatum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum)多数, アワセオオギ(Micrasterias truncata), ネジモ(Spirotaenia condensata), クロオコッカス(Chroococcus turgidus), Achromatium oxaliferum

従来は,下の小池の後は,隣接する無名湿原を通って信大自然教育園バス停へ向ったが, 今回は,時間的に焦っていたのと,無名湿原には適当な採集ポイントがないので, このまま国道へ上がって,国道を歩いて信大自然教育園バス停へ向うことにした。

坂を上がって国道292号 志賀草津道路へ(山ノ内町),14:47
坂の途中で ヤマホタルブクロCampanula punctata var. hondoensis,キキョウ科 ホタルブクロ属) が咲いていた。 先日(2014.07.05),訪れた磐井丘陵でも撮影したばかりだ(下段)。 と,この時は思ったが,磐井丘陵で撮影したのはヤマホタルブクロではなく, ホタルブクロCampanula punctata,キキョウ科 ホタルブクロ属) だった。


2015年07月の様子(2015.07.05,11:13撮影)。

国道292号 志賀草津道路を北へ(山ノ内町),14:47

信大自然教育園バス停が迫る(山ノ内町),14:48-14:49
1枚目:左下に見える無名湿原を撮影。 2枚目:バス停近くの駐車場には車が2台停まっていた。

信大自然教育園バス停(山ノ内町),14:49
復路の時刻を確認。15:10。これは従来通り。


2014年07月の様子(2014.07.12,14:51撮影)。

1枚目:2012年06月の様子(2012.06.24,14:40撮影)。
2枚目:2011年07月の様子(2011.07.02,14:47撮影)。

無名湿原の旧ルートを探そう(山ノ内町),14:49
バスが来るまで20分余ある。 今回,無名湿原をパスしたのにはもうひとつ理由がある。 それは,無名湿原を通る遊歩道は,現在はこのバス停へ上がってくるようになっているのだが, 国土地理院の地図では,このように,国道が北へ向って左へカーブした先に遊歩道との接点が描いていある。 ここがどうなっているかを確認したかったからだ。 そのために無名湿原をパスして時間の余裕を作った次第。
なお,無名湿原側からは,この地図にあるルートは辿れない。 それを示すのが,昨年撮影した下段の画像だ。 木道は途中で右にカーブして,現在の信大自然教育園バス停近くへ向うように敷設されている。 かつては,下段1枚目をまっすぐ進んでいたはず。 なんらかの理由でバス停を移動させたことで,それにともなって?湿原の出口も変更したのかも知れない。 あるいはその逆かも。


2014年07月の様子(2014.07.12,14:49撮影)。

ルートの案内板がある場所,ここで国道292号は前方で左へカーブ(山ノ内町),14:51
まもなく地図にあるルートとの接点のはずだが,,。

左に無名湿原の東端付近が見えた(山ノ内町),14:51-14:52
4枚目:若干通り過ぎてしまったようだ。

ルートの案内板がある場所まで戻った(山ノ内町),14:52
1枚目:ここは駐車場の東端近くだ。さきほど撮影した車が写っている。 3枚目:案内板の支柱2本が写っている。

案内板の左脇にそれらしい場所を発見(山ノ内町),14:52
暗くて写真ではわからないが,目をこらすと草の間に下へ向う階段のようなものが見えた。 ただし,幅が狭く急傾斜だ。湿原まではかなりの段差がある。途中がどうなっているか,ここからは確認できない。 降りるのは若干危険かも知れない。仮に降りられたとしても, 今から湿原まで降りて戻ってくるとなると,復路のバスに乗り遅れてしまう恐れがある。 下へ降りるのは諦めた。バス停へ戻ることにした。

信大自然教育園バス停へ戻った(山ノ内町),14:54

バス停近くの木陰で休憩しながら復路のバスを待つ(山ノ内町),14:55, 14:57
1枚目:蓮池方面から上がってくる路線バスが通り過ぎた。 2枚目:時刻表を確認。 さきほどのバスは,おそらく蓮池営業所を 14:51に出た白根火山線だ(現在は渋峠まで,タイトルは熊の湯 硯川となっているが)。

Part XVII: 信大自然教育園バス停〜湯田中駅〜信州中野駅〜長野駅
2015.07.26, 15:05 - 17:47