田ノ原湿原(山ノ内町),14:03-14:05
1枚目:左カーブの途中。昨年は左側で採集したが,今回は,右で。
2枚目:
採集(田ノ原湿原-03)。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
ヘレオペラ(Heleopera),
珪藻各種,
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
カメガシラモ(Tetmemorus brebissonii),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum,
ツヅミモ(
Cosmarium oblongum),
未同定のホシガタモ(
Staurastrum sp.
4放射型,表面に顆粒),
アワセオオギ(Micrasterias truncata)多数,
2014年07月の様子(2014.07.12,13:57撮影)。
2012年06月の様子(2012.06.24,13:43-13:44撮影)。
田ノ原湿原を出る(山ノ内町),14:05
田ノ原湿原(山ノ内町),14:06
1〜3枚目:木道を出たところで,振り返ってパノラマ撮影。
湿原北端からの眺め,になる。
田ノ原湿原(山ノ内町),14:06
木道の左側に咲きかけの
コバギボウシ(Hosta sieboldii,ユリ科 ギボウシ属)
が群生していた。
途中にある休憩所は日射しが当っていて暑そうだった(山ノ内町),14:07
よって休憩せずに,そのまま通過。
その先にあるT字路,ここは右へ(山ノ内町),14:10
1枚目:左は「石の湯」方面。
T字路の左と右側をそれぞれ撮影(山ノ内町),14:10
1枚目:T字路の左側。すぐ先で2方向に分かれている。地図だと1本道だが,,,。
案内がないので,どちらが「石の湯」かは不明。
2枚目:T字路の右側。
こちらもすぐ先で2方向に分かれている。
左は,樹林帯を通って,その先で国道292号を横断して三角池へ向うルートに入る。
右はダイレクトに国道へ出て,国道を通って三角池へ向うルートに入るコース。
従来は,右へ進んでいるのだが,,。
今回は,当初の予定は違っていた。
というのは,航空写真を見ると,左のルートの途中,地図にはルートは描かれていないものの,
西側に小湿原(らしき場所)があって。そこにも池塘らしきものが写っているのに気づいたからだ。
もしかしたら,そこへ到達できるかも知れないと考えて,今回は左へ入ってみようと計画していた。
しかし,時計を見ると,すでに14:10。予定では15:10頃に信大自然教育園バス停から帰路につかなければならない。
万が一,それに乗り遅れると,後の予定がすべて狂ってしまう。
予定では,この後,三角池(みすまいけ)→日影湿原→上の小池→下の小池→無名湿原→と歩かなければならない。
逆方向になるその小湿原まで行ってから,以後の通常コースを歩くとなると,15:10発のバスには間に合わなくなる可能性が
極めて高いことに気づいた。
小湿原の池塘?に辿り着ければ,後はキャンセルしても構わないかも知れない。
だが,辿り着けない可能性の方が高い(なにしろ地図には道が描かれていないのだから)。
そうなると悲惨な結果になりかねないので,今回はその小湿原を目指すのを諦めた。
国道292号 志賀草津道路に出て左折(山ノ内町),14:12
ということで従来通り,国道へ出た。
「田の原バス停」で時刻を確認(山ノ内町),14:12
1枚目:復路のバス(蓮池・上林温泉・湯田中方面)が,ここを通るのは15:08。ここから信大自然教育園バス停までは
バスだとわずかな時間で到達するはず(実際は,15:10)なので,やはりさきほどの小湿原(かも知れない場所)
を目指すのは無理だ。
2枚目:2014年07月の様子(2014.07.12,14:11撮影)。
今回は田ノ原湿原北端の休憩所で休んでいないので,昨年との時間差が縮まった。
ほぼ同時刻。
ここで右折,ふたたび池めぐりコースの遊歩道へ入る(山ノ内町),14:14
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:左に遊歩道の出入口が見える。さきほどの分岐で樹林帯に入るコースを選ぶと,ここへ出てくるはず。
3枚目:右は下り階段になっている。
階段を降り始めるとすぐ,左手(北側)に三角池(みすまいけ)が見えてくる(山ノ内町),14:14
2014年07月の様子(2014.07.12,14:14撮影)。
坂を下った先で木道を通る(山ノ内町),14:15-14:16
今回は木道の痛みが目立った。昨年も多少は痛んでいたと思うが,今年は痛みが進んだようだ。
さほどぬかるんではいない場所なので,木道が壊れても通れなくなることはないと思うが,,。
三角池(みすまいけ)に到着,東岸沿いを北へ(山ノ内町),14:16-14:17
2014年07月の様子(2014.07.12,14:16撮影)。
2012年06月の様子(2012.06.24,14:01撮影)。
2011年07月の様子(2011.07.02,14:08撮影)。
2010年07月の様子(2010.07.25,13:54撮影)。
2007年06月の様子(2007.06.17,14:08撮影)。
昨年?,落石があった場所(山ノ内町),14:18
1枚目:直径1mはある大岩が落ちて片側の木道を完全に破壊している。
昨年も撮影した(2枚目)。
その前にここを通ったのは2012年だが,2012年はこの岩の画像がないので,おそらくその時は落ちていなかったと思われる。
よって,2013年か2014年に落ちてきたはず。
2枚目:2014年07月の様子(2014.07.12,14:17撮影)。
池の北東端で三角池を離れ階段を上がる(山ノ内町),14:19
2014年07月の様子(2014.07.12,14:19撮影)。
2012年06月の様子(2012.06.24,14:03撮影)。
日影湿原に到着(山ノ内町),14:26
この頃,前方から人声が聞こえてきた。さきほどの小学生の一団かと思ったが,それにしては大人の声だ。
引率の先生かとも思ったが,違った。一般の訪問者だった。
小学生の一団はすでにだいぶ先へ移動していったようだ。
日影湿原(山ノ内町),14:26
2014年07月の様子(2014.07.12,14:25撮影)。
2012年06月の様子(2012.06.24,14:09撮影)。
2011年07月の様子(2011.07.02,14:21撮影)。
2010年07月の様子(2010.07.25,14:05撮影)。
日影湿原,木道の中央にある道標付近(山ノ内町),14:26
木道際にあるわずかな水たまりは,ほとんど干上がっていた。
だが,ほぼ同時期の2010.07.25の時はカラカラに乾いていたが,今回はまだ湿り気があった。
日影湿原(山ノ内町),14:26, 14:28
1枚目:少し進んだところにある別の水たまりで,
2枚目:採集(日影湿原)。
観察された生物:
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
未同定の繊毛虫,
珪藻各種,
エレモスフェラ(Eremosphaera sp.),
ミクロスポラ(Microspora),
ホシガタモ(
Staurastrum kouwetsii),
イボマタモ(
Euastrum ansatum),
アワセオオギ(Micrasterias truncata),
ハタヒモ(Netrium digitus),
Bambusina brebissonii,
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
センチュウ,
2010.07.25の時は珪藻以外の原生生物は観察できなかったが,
今回は水気が多少残っているということで,緑藻の姿もあった。
完全に乾くと,これらも姿を消すのだろう。
ちなみに
昨年(2014.07.12)
は,もっと水があったので,たくさんの原生生物が観察できた。
わずか2週間の差だが,この間にまったく様子が変わってしまうようだ。
日影湿原を出た直後は,しばし階段を上がる(山ノ内町),14:28-14:29
Part XVI: | 上の小池〜下の小池〜無名湿原の旧東端〜信大自然教育園バス停 2015.07.26, 14:33 - 14:57 |