長瀞 岩畳を北へ,NT-06(長瀞町),11:46-11:47
ガマ(Typha latifolia)の穂が目立つ水たまり(NT-06)の水際で
採集(長瀞 岩畳,NT-06)。
多くはないが,まあまあいた。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena ehrenbergii),
ウチワヒゲムシ(Phacus sp.),
ペラネマ(Peranema trichophorum),
トラケロユーグリファ(Tracheleuglypha),
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
ハルテリア(Halteria),
ストロンビディウム(Strombidium),
コレプス(Coleps hirtus),
メソディニウム(Mesodinium pulex),
フロントニア(Frontonia leucas),
ツリガネムシ(Vorticella pulchra),
珪藻各種,
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
コエラストルム(
Coelastrum cambricum),
サヤミドロ2種(Oedogonium),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ(Spirogyra),
ホシミドロ(Zygnema),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ミカヅキモ(
Closterium sp.),
ツヅミモ(
Cosmarium obsoletum),
ケンミジンコ,
長瀞 岩畳を北へ,NT-06(長瀞町),11:47-11:49
1,2枚目:
近くにトクサ(Equisetum hyemale)?が生えていたので撮影しようとすると
アキアカネ(Sympetrum frequens,注1)?が近くの草に止まった。
疲れているのか,カメラを近付けても逃げない。
3枚目:トクサの撮影に邪魔なので退いてもらおうと草をゆすると,飛び上がってすぐに私の腕に舞い降りた。
4〜6枚目:正面からカメラを近付けても,まったく逃げようとしない(注2)。
(この時,雨の影響でネガネのレンズが曇り前が見えなくなった。ピントが合っているかどうか,
確認できないままシャッターを押し続けた)
この後,腕を動かすとさすがに飛び立ったが,すぐまた,今度は私の右肩に止まった。
雨の影響もあるのだろう。あまり飛びたくなかったのかも知れない。
注1:この時期,アキアカネは標高の高い山に上がっているはずなので,違う種かも。
しかし,もしかすると羽化して間もない未成熟の個体なのかも知れない。
体色がくっきりしないのは,未成熟であることを示している可能性が高い。
注2:昨年(2011.09.08),
弥兵衛平を訪れた際,天元台からリフトで上昇中,
私の指にとまったアキアカネを思い出した(下段)。
2011年09月の様子(2011.09.08,08:41-08:43撮影)。
長瀞 岩畳を北へ,NT-06(長瀞町),11:48-11:49
トクサ(Equisetum hyemale)。
1,3枚目:薄暗いせいかどうにもピントが合わない。
2枚目:胞子のうが成長しつつある。
長瀞 岩畳を北へ(長瀞町),11:51
3枚目:対岸の岸壁が「秩父赤壁」。
長瀞 岩畳,NT-06の先にあるNT-08(長瀞町),11:52
2012年06月の様子(2012.06.17,11:53撮影)。
2012年05月末の様子(2012.05.27,11:53撮影)。
2012年05月初旬の様子(2012.05.01,12:01撮影)。
この時,右を「NT-08」とした。
長瀞 岩畳,NT-08(長瀞町),11:52
長瀞 岩畳,NT-08(長瀞町),11:52-11:53
これは木本類で
コマツナギ(Indigofera pseudotinctoria,マメ科 コマツナギ属)
というらしい。
長瀞 岩畳,NT-08(長瀞町),11:53-11:54
水際で採集(長瀞 岩畳,NT-08)。
雨が降れば水路になる場所なので原生生物はさほど多くない。
観察された生物:
アカントキスチス(Acanthocystis sp.),
コロトネベラ(Korotnevella),
コレプス(Coleps hirtus),
クンショウモ(
Pediastrum angulosum,
P. boryanum),
イカダモ(Scenedesmus quadricauda),
セレナストルム(Selenastrum),
キルクネリエラ(Kirchneriella),
コエラストルム(Coelastrum cambricum),
アオミドロ(Spirogyra),
ホシミドロ(Zygnema),
ツヅミモ(
Cosmarium obsoletum),
ホシガタモ(
Staurastrum lapponicum),
Sphaerozosma,
クロオコッカス(Chroococcus),
ネンジュモ(Anabaena),
センチュウ,
長瀞 岩畳,台形の大きな岩へ近付いた(長瀞町),11:55
2012年06月の様子(2012.06.17,11:55撮影)。
台形の大きな岩を右に迂回して進む(長瀞町),11:56
2012年06月の様子(2012.06.17,11:58撮影)。
2012年05月末の様子(2012.05.27,11:54撮影)。
長瀞 岩畳(長瀞町),11:56
台形の大きな岩を迂回した後の景色。 右の水路のように見える水たまりがNT-09。
2012年06月の様子(2012.06.17,11:59撮影)。
2012年05月末の様子(2012.05.27,11:54-11:55撮影)。
2012年05月初旬の様子(2012.05.01,12:09撮影)。
この時は,NT-09の右側を歩いた。
1枚目の左端に見えるのがさきほど通過した「台形の大きな岩」だ。
Part VI: | 岩畳中央部を北へ(2) 2012.07.01, 11:56 - 12:06 |