HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2012 . 06 . 03 | お知らせ

2012.06.03, Part I

一関駅〜厳美渓(天工橋下流側)

大宮駅から「はやて103号」に乗車(一関市),08:18, 08:50, 08:50
1枚目:新幹線ホームで昨晩,帰宅途中,市ヶ谷駅の券売機で購入した切符。 往路は比較的空いていたので,普通車の窓際の席がとれた(注)。 2,3枚目:車内の様子。 仙台まではノンストップ。一番後ろの座席だったが,前横の座席は仙台まで空席のままだった。 ゆったりした気分で過ごすことができた。 仙台駅から先は各駅停車になることもあり近くに座る乗客もいたが,満席になることは無かった。

注:復路は,時間帯が夕方だったこともあり,かなり混んでいた。 普通車の指定席は市ヶ谷駅の自販機で購入しようとした時点で満席だった。 やむなく,復路はグリーンにした。

定刻通り一関駅に到着,西口へ(一関市),10:21-10:24
2枚目:バス停がある西口は新幹線ホームからかなり離れている。 連絡通路を通って西口へ。

一関駅西口を出て駅前の様子をパノラマ撮影(一関市),10:27
1〜3枚目:駅前広場の南端付近(交番前)から周囲をパノラマ撮影。
1枚目:角に立つのが「一関観光案内所」。その隣の隣がバスセンター。 観光案内所の前にある9番乗り場が,厳美渓や須川高原温泉へ向かうバスの乗り場だ。

駅前をブラブラしながら11:00発の厳美渓行きのバスを待つ(一関市),10:27, 10:41, 10:55
1枚目:9番乗り場の時刻表。ここは平日,土日ともほぼ同じ。 須川高原温泉行きのバスは,10:00 と 14:40の2本のみ。 2枚目:上空を見ると,所々に青空(ないし薄雲)が広がってきた。 昼頃には晴れ上がるかと若干期待したが,結局,予報(注1)通りで青空は姿を見せなかった。
3枚目:バスセンターの左隣のビル(一関商工会議所?)の隅に 「昭和22年9月,カスリン台風洪水位,一関商工会議所」と書かれたプレートが貼ってある。 先週(2012.05.27)訪れた長瀞の樋口駅(秩父鉄道)のホームからは寛保2年の洪水時の水位を示す案内板が見えた。 寛保洪水の時は荒川の水位が18mまで上昇したそうだ。 これは近くを流れる北上川とその支流である磐井川の水位が上昇してこの付近を水没させたことを示しているようだ。 どの程度上昇したのだろう?(北上川狐禅寺という場所で最高17.58mを記録したらしい)

注1:当日の予報では,盛岡付近は,昼頃に晴れるとなっていた。 一方,南の一関は終日曇りだったが,もしかすると予報が良い方に外れてくれるのではと期待したのだが・・・。
注2:このカスリン台風(1947)と翌年のアイオン台風(1950)の洪水被害を契機に,北上川と磐井川の合流点の西側に 「一関遊水地」が作られたそうだ(現在も工事が継続)。

厳美渓行きのバスが早めに到着(一関市),10:55-11:00

厳美渓バス停まで乗車したのは私一人(一関市),11:24

厳美渓,まずは天工橋下流の左岸岩盤へ(一関市),11:24

天工橋下流の左岸岩盤へ降りる(一関市),11:25

天工橋下流の左岸岩盤(一関市),11:25
階段を降りる途中で全景をパノラマ撮影。


2011年10月の様子(2011.10.20,09:24撮影)。

天工橋下流の左岸岩盤(一関市),11:25-11:26
階段を降りたところで再度パノラマ撮影。

厳美渓,一番大きな水たまりに近付く(一関市),11:26
水が干上がりかけていた。手前〜中央付近はほとんど泥状態。奥にわずかに水面が見える。


2011年10月の様子(2011.10.20,09:24-09:25撮影)。

2011年08月の様子(2011.08.20,09:26撮影)。

厳美渓,一番大きな水たまり(一関市),11:26

厳美渓,一番大きな水たまり(一関市),11:27
1,2枚目:しゃがんでパノラマ撮影。

厳美渓,一番大きな水たまり(一関市),11:27
まずは手前の泥を採集(厳美渓-01a)
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), Lesquereusia, キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 未同定の繊毛虫, イカダモ(Scenedesmus quadricauda), コエラストルム(Coelastrum reticulatum), ツヅミモ( Cosmarium decoratum), ホシガタモ( Staurastrum sp. 腕5本), イボマタモ( Euastrum sinuosumE. turgidum), ミクロキスティス(Microcystis)多数, ワムシ, ミジンコ, イタチムシ, s

厳美渓,一番大きな水たまり(一関市),11:28
2枚目:奥に少しだけ水が残っている。

厳美渓,一番大きな水たまり(一関市),11:29
泥も一緒に採集(厳美渓-01b)
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, ディフルギア( Difflugia acuminataDifflugia sp.), Lesquereusia, トラケロユーグリファ(Tracheleuglypha), トリネマ(Trinema enchelys), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), ツリガネムシ(Vorticella), コエラストルム(Coelastrum reticulatum), スファエロキスティス(Sphaerocystis sp.)?, コウガイチリモ( Pleurotaenium nodosum), ツヅミモ( Cosmarium obsoletum), イボマタモ( Euastrum ansatum var. javanicumE. sinuosum), ミクロキスティス(Microcystis)多数, ミジンコ,

厳美渓,左端に小さなポットホールがあった(一関市),11:30
わずかだが水があった。 前回(2011.10.20)までこれがあるのに気づかなかった。

厳美渓,左端の小さなポットホール(一関市),11:31
ポットホールの底にピペットを差し込んで 採集(厳美渓-02)。 原生生物はごくわずかだが, 大型のミカヅキモ(Closterium lunula) が大量にいた。 このようなミカヅキモの大量増殖に時々遭遇する。
観察された生物: 小型繊毛虫数種, 珪藻少々, ミカヅキモ(Closterium lunula)多数, ミジンコ,

Part II: 厳美渓(天工橋下流側)〜天工橋
2012.06.03, 11:32 - 11:44