大宮駅から「やまびこ51号」に乗車(さいたま市),06:10
これは,昨晩,帰宅途中に大学近くの市ヶ谷駅の自販機で購入した切符。
「やまびこ51号」(大宮 06:33発,一ノ関 08:33着)は比較的空いていたが,
普通車の指定はどこも窓際だけ満席だった。
一方,通路側の席はガラガラ。ようするに,一人旅の乗客が多いということ。
平日の早朝なので東北に仕事で向かう個人の乗客(ビジネスマン?)が多かったのだろう。
車窓の景色を撮影するため窓際に座りたいので,やむなくグリーンにした(最前列の一人席)。
なお,復路の切符も市ヶ谷駅で購入したが(今回撮影するのを忘れた),こちらは比較的空いていた。
そのため,普通車(指定)の窓際の席が手に入った(10号車の13E席)。
しかし,乗車時にはかなりの乗客がいた。仙台駅からは満席に近い状態となった。
ほとんどが仕事帰りのビジネスマン。
一関駅へ,仙台を過ぎると青空が広がりだした(・・・),06:47, 07:18, 07:58, 08:05
1枚目:埼玉県内は厚い雲で覆われていた。
2枚目:郡山駅(07:23)の手前,福島の空も雲で覆われていた。
3枚目:まもなく仙台駅。ここも曇り空だったが・・・。
4枚目:仙台駅(08:00)を出てまもなく青空が広がりだした。
一関駅へ(・・・),08:20, 08:27, 08:27
1枚目:古川駅(08:14)を過ぎるとほぼ快晴となる。
2枚目:くりこま高原駅(08:24)を過ぎた後の様子。安定した青空だが,,。
3枚目:望遠撮影。西の山々が雲で霞んでいた。これからあっちの方角へ向うのだが,,。やや心配になる。
ほぼ定刻(08:33)通り一関駅に到着(一関市),08:34
駅舎を出たところでパノラマ撮影(一関市),08:43
1枚目:一関商工会議所ビルの一階に一関観光案内所があるが,その前にある9番乗り場が須川温泉へ向うバス停。
ただし,今回は前回(2011.08.20)
と同様,まず厳美渓へ行って,そこから後から来る須川温泉行きのバスに乗車する予定。
9番乗り場からの眺め(一関市),08:44
今年08月の様子(2011.08.20,08:53-08:54撮影)。
2010年08月の様子(2010.08.10,08:45撮影)。
厳美渓行きバスが到着(一関市),08:58
この9番乗り場へ向かってくるバスがあったが,行き先が違っていた。
たしか,一関営業所とかなんとか。
そのため,撮影を躊躇したが,目の前に止まってから,運転手が何やら操作して行き先が厳美渓に変わった。
ドアが開いたところで慌てて撮影し,1番で乗り込んだ。
磐井川にかかる磐井橋を渡る(一関市),09:06
1枚目:これから訪れる厳美渓もこの磐井川の一部だが,この辺の河川敷はごく普通。
厳美渓にあるような大きな岩だらけの場所ではない。
また,手前に川を渡る沈下橋らしきものが写っている。まだ工事中のようだ。
昨年までは無かった(2,3枚目)。
2枚目:昨年の様子(2010.08.10,09:??撮影)。
3枚目:4年前の様子(2007.06.24,07:36撮影)。
厳美渓へ(一関市),09:20
1枚目:左折して厳美渓沿いへ。国道342号はここで2本に分かれる。
厳美渓を過ぎた先で2本はふたたび合流し1本に戻る。
2枚目:4年前の様子(2007.06.24,07:36撮影)。
厳美渓バス停で降車(一関市),09:23
バスを降り,少し下がって撮影。
左前方が天工橋(てんぐばし)。採集ポイントはあの橋の下流側と上流側にある。
まずは下流側へ。
厳美渓,バス停を過ぎて東へ進む(一関市),09:23
厳美渓,河川敷に降りる(一関市),09:23
1〜3枚目:階段の入口から前方の岩盤をパノラマ撮影。
中央に四阿(2枚目)が見えるが,その左側(1,2枚目),岩盤の窪みに水が溜っている。
前回()はあの窪みで採集したところ,意外にも結構な数(種類)の原生生物がいた。
ただし,種数はここよりも,この後訪れる上流側の方が多かった。
厳美渓,河川敷に降りる(一関市),09:24
1〜3枚目:階段の途中から再度パノラマ撮影。
1枚目:前方に大きな水たまりがあるが,あれ以外にも周囲に小さな水たまりがある。
しばらく雨が降らなければ皆干上がってしまうようにも思うのだが,それでも意外と(原生生物が)いるのは不思議。
厳美渓,一番大きな水たまりに近付く(一関市),09:24-09:25
かなり干上がっていた。
2011年11月の様子(2011.10.20,09:24-09:25撮影)。
2011年08月の様子(2011.08.20,09:26撮影)。
今回よりやや離れた位置から撮影している。
厳美渓,一番大きな水たまり(一関市),09:25-09:26
まずは手前で採集(厳美渓-1)。
ここは少なめ。
水際なので水位が下がると干上がりやすいのが原因だろう。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
小型鞭毛虫数種,
ディフルギア(
Difflugia elegans,
Difflugia sp.),
ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii),
イカダモ(Scenedesmus),
コエラストルム(Coelastrum reticulatum),
ツヅミモ(
Cosmarium obsoletum),
小型繊毛虫数種,
コウガイチリモ(
Pleurotaenium nodosum),
ミクロキスティス(Microcystis),
カイミジンコ,
ケンミジンコ,
厳美渓,一番大きな水たまり(一関市),09:27
水たまりの中にある小島部分に立って採集(厳美渓-2)。
ここには結構いた。
上と同じ水たまりだが,一番水深のある場所なので,上に比べて干上がりにくいはず。
それゆえ,多くの原生生物が生息できていると思われる。
周囲に草が生えているのもそのためだろう。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena sp.),
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
ディフルギア(
D. elegans,
D. oblonga v. venusta),
珪藻各種,
コエラストルム(Coelastrum reticulatum),
ヒザオリ(Mougeotia),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium nodosum,
P. trabecula),
ツヅミモ(
Cosmarium obsoletum,
C. ozense?,
C. pseudopyramidatum,
C. quadrifarium),
ホシガタモ(
Staurastrum alternans),
イボマタモ(
E. ansatum var. javanicum,
E. sinuosum,
E. substellatum),
クロオコッカス2種(Chroococcus),
ユレモ(Oscillatoria),
センチュウ,
厳美渓(一関市),09:29
大きな水たまりの向って左側へ進み,
脇にある小さな水たまり採集(厳美渓-3)。
ここはまあまあ。浅い水たまりだが,結構いるのはやや不思議。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
クリプトモナス(Cryptomonas sp.),
ウチワヒゲムシ(Phacus),
ウロトリカ(Urotricha),
コエラストルム(Coelastrum reticulatum),
イトクズモ(Ankistrodesmus),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ツヅミモ(
Cosmarium obsoletum,
C. portianum,
C. pseudarctoum,
C. quadrifarium,
Cosmarium sp.),
イボマタモ(
Euastrum sp.),
クロオコッカス(Chroococcus),
厳美渓(一関市),09:31
その左奥にある縦長のやや水深のある水たまりで
採集(厳美渓-4)。
ここは水深はあるが,雨の時などは左から水が流入して右へ流れ出ていく場所。
そのため,多くの原生生物は流しだされてしまうので種数が少ないのだろう。
観察された生物:
マルロモナス(Mallomonas),
珪藻各種,
コエラストルム(Coelastrum reticulatum),
サヤミドロ(Oedogonium),
ミクロキスティス(Microcystis),
クロオコッカス(Chroococcus),
Part II: | 厳美渓(1) 2011.10.20, 09:32 - 09:49 |