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2011.07.10, Part XV

日陰の小道沿いの池〜御池

日陰の小道をさらに進むと・・・(松本市),15:18

左にこれまでで一番大きな池が見えてきた(松本市),15:18
どうやらここがツボ池のようだ。

日陰の小道,近くの樹に取り付けてある「神社と池めぐりコース」の案内図(松本市),15:18
「現在地」の矢印が示す位置が違うように思うが,,。

日陰の小道沿いの池,その3,おそらくツボ池(松本市),15:19
1,2枚目:池端に近付いてパノラマ撮影。 ここも池端は大きな岩で囲まれている。

日陰の小道沿いの池,その3(松本市),15:20
池沿いに少し進むと開けた場所があった。ここで池端に近付きパノラマ撮影。 2枚目:池の北側に2,3軒の建物があった。地図のとおりだ。 やはりここがツボ池のはず。

日陰の小道沿いの池,その3(松本市),15:20
池の周囲はこのように大きな岩だらけ。さきほどの2つの池以上に水際までが遠い。 水際は深く落ち込んでいて,水垢もあまりなさそうだ。苦労して近付いても甲斐なしと考えて,採集を諦めた。

日陰の小道を北東へ,林を抜けて開けた場所に出た(松本市),15:21
1枚目:手前で沢に架かる板の橋を渡る。 2枚目:再度,昨年撮影した「神社と池めぐりコース」の案内図 (2010.08.04,16:07撮影)をここに示しておく。

日陰の小道を北東へ,畑の間を通っていく(松本市),15:21
1〜3枚目:パノラマ撮影。

日陰の小道を北東へ(松本市),15:22-15:23
道端に咲いていた花。この時は初めて見る花かと思ったが,後日,秋田県側の南八幡平にある 田代平を訪れた際(2009.06.28)に,麓にある孫六温泉の前に咲いていたのを思い出した。 これはジギタリス(キツネノテブクロ,Digitalis purpurea)。

未舗装の車道へ出て左折(松本市),15:23

左折するとすぐ先に舗装道へ出る,ここで右折(松本市),15:24
2枚目:道路沿いに大きなユリの花が咲いていた。

舗装道を下る,まもなく乗鞍岳線へ出る(松本市),15:24-15:25
大きさはヤマユりくらいだが,ヤマユリの花弁に見られる赤い斑点がない。花弁は白色だが,わずかにピンクがかっている。 ササユリLilium japonicum,ユリ科 ユリ属 )??

舗装道を下る(松本市),15:25

乗鞍岳線に出た(松本市),15:26

乗鞍岳線に出たところで周囲をパノラマ撮影(松本市),15:27
1枚目:左が大野川学校前バス停。 左下に前回撮影した「神社と池めぐりコース」の案内が小さく写っている。 1,2枚目:道路の先にあるのが御池。これからあそこへ向かう。 2枚目:奥にあるのが大野川学校。

次発のバス時刻を確認(松本市),15:27
2枚目:6/30までだと 15:44発の新島々行きがあった。 今はない。あるのは予定した16:39 のみ。まだ1時間以上ある。 このため, 前回(2010.08.04) のように御池で採集した後,ここで復路のバスを待つのを止めて, 前々回(2007.11.04) 同様,番所大滝まで戻ることにした。

道路を横断して御池へ(松本市),15:29

御池,これまで通り対岸で採集しようとしたが・・・(松本市),15:30

対岸は草で覆い尽くされ,どこが岸辺かもわからなくなっていた(松本市),15:30

前回の様子(2010.08.04,16:00-16:01撮影)。

4年前の様子(2007.11.04,14:54-14:56撮影)。

御池(松本市),15:33
池の水位が上がって通路に水がたまっていたが,,水垢はない。原生生物は期待できない。 前回はこの近くで採集したが,今回は諦めた。

御池(松本市),15:34-15:35
大野川学校へ向かう通路側で採集(御池)
前回(2010.08.04)は,ここにもたくさんの原生生物がいたのだが,,。 今回はあまり水垢が入らない。原生生物は少ないかと思って採集したが, 予想に反して,これまで通りたくさんの原生生物が観察できた。 ここは昔からある古い池であることの証しだろう。
観察された生物: 観察された生物: キストディニウム(Cystodinium), 渦鞭毛虫の一種, クリプトモナス(Cryptomonas sp.), ミドリムシ(Euglena sp.), ウチワヒゲムシ( Phacus hispiduluss, P. suecicus), トラケロモナス4種以上( Trachelomonas volvocinaTrachelomonas sp.), アスタシア(Astasia sp.), キクリディオプシス(Cyclidiopsis acus), エントシフォン(Entosiphon), スポンゴモナス(Spongomonas intestinum), 小型鞭毛虫数種, アクチノスフェリウム(Actinosphaerium), マヨレラ(Mayorella penardii), コロトネベラ(Korotnevella), コクリオポディウム(Cochliopodium vestitum), ナベカムリ(Arcella vulgaris, ディフルギア( Difflugia oblongaD. penardiDifflugia), ユーグリファ(Euglypha tuberculata), トリネマ(Trinema sp.), フレンゼリナ(Frenzelina), 共生藻を持つ有殻アメーバ(葉状根足虫), 未同定のアメーバ(裸性), ラッパムシ(Stentor sp.), スピロストマム(Spirostomum intermedium), リトノタス( Litonotus cygnusLitonotus sp.), ディレプタス(Dileptus gabonensis), ラクリマリア(Lacrymaria olor), ホロフリア(Holophrya), ウロトリカ(Urotricha), コレプス(Coleps), ユープロテス(Euplotes), アスピディスカ(Aspidisca), レンバディオン(Lembadion lucens), フロントニア(Frontonia acuminata), クリスチゲラ(Cristigera phoenix), デキシオトリカ(Dexiotricha sp.), マルロモナス(Mallomonas papillosa), バキュオラリア(Vacuolaria virescens), パルモディクチオン(Palmodictyon varium), ミクロスポラ(Microspora), ゲミネルラ(Geminella), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium dianaeC. pronumC. setaceum), ホシガタモ( Staurastrum forficulatumStaurastrum sp.), ユレモ(Oscillatoria), ワムシ, ケンミジンコ, センチュウ,


前回の様子(2010.08.04,16:03-16:04撮影)。

Part XVI: 御池〜裏道を通って大滝前バス停へ
2011.07.10, 15:37 - 16:24