赤湯駅〜長井駅〜葉山登山口(草岡)〜大石大明神前〜大石沢に架かる橋〜九十九折りの坂道〜おけさぼり展望台分岐〜嘉永堰・嘉永清水分岐〜勧進代分岐,昭和堰入口〜葉山山荘・葉山神社〜葉山山頂湿原(御田代)〜奥の院・大朝日岳分岐〜昭和堰分岐〜葉山山荘・葉山神社〜おけさぼり展望台分岐〜九十九折りの坂〜登山道入口〜長井駅〜赤湯駅 (09:14 - 18:31)
Part I: | 赤湯駅〜長井駅〜葉山登山口(草岡)〜(南陽市/長井市) 2010.06.26, 09:14 - 10:23 |
Part II: | 葉山山頂へ(〜大石大明神前〜大石沢に架かる橋)(長井市) 2010.06.26, 10:24 - 10:39 ?アジサイ |
Part III: | 葉山山頂へ(大石沢沿いを進む)(長井市) 2010.06.26, 10:40 - 10:55 ?? |
Part IV: | 葉山山頂へ(九十九折りの坂道を上がる-1)(長井市) 2010.06.26, 10:56 - 11:09 |
Part V: | 葉山山頂へ(九十九折りの坂道を上がる-2)(長井市) 2010.06.26, 11:10 - 11:26 |
Part VI: | 葉山山頂へ(九十九折りの坂〜おけさぼり展望台分岐)(長井市) 2010.06.26, 11:26 - 11:35 ?? |
Part VII: | 葉山山頂へ(南尾根を北上する-1)(長井市) 2010.06.26, 11:36 - 12:15 ムシカリ |
Part VIII: | 葉山山頂へ(南尾根を北上する-2,嘉永堰・嘉永清水分岐)(長井市) 2010.06.26, 12:17 - 12:37 ??,?スミレ,シラタマノキ? |
Part IX: | 葉山山頂へ(南尾根を北上する-3,勧進代分岐,昭和堰入口)(長井市) 2010.06.26, 12:37 - 12:57 マイヅルソウ, ??,ブナ,ハウチワカエデ |
Part X: | 葉山山頂へ(南尾根を北上する-4)(長井市) 2010.06.26, 12:58 - 13:28 ズダヤクシュ, ミヤマツボスミレ,エンレイソウ,タチツボスミレ? |
Part XI: | 〜葉山山荘・葉山神社〜葉山山頂湿原(御田代)(長井市) 2010.06.26, 13:30 - 13:42 マイヅルソウ, ミズバショウ |
Part XII: | 葉山山頂湿原(御田代)〜奥の院・大朝日岳分岐〜昭和堰分岐〜山を降りる(長井市) 2010.06.26, 13:42 - 14:27 ミツガシワ |
Part XIII: | 葉山登山道を下る(〜おけさぼり展望台分岐)(長井市) 2010.06.26, 14:28 - 15:37 ショウジョウバカマ?,ヤマツツジ |
Part XIV: | 葉山登山道を下る(おけさぼり展望台分岐〜九十九折りの坂を下る)(長井市) 2010.06.26, 15:37 - 16:04 ?アジサイ |
Part XV: | 葉山登山道を下る(〜大石沢大明神前〜登山道入口)(長井市) 2010.06.26, 16:06 - 16:59 クジャクシダ |
Part XVI: | 葉山登山道入口〜長井駅〜赤湯駅(長井市/南陽市) 2010.06.26, 17:00 - 18:31 |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2010.06.27-06.28 |
今回は日曜日が全国的(北海道を除く)に曇りまたは雨の予報だったので,
土曜日が晴れの予報になっていた東北へ向かうことにした。
当初は,まだ行ったことのない「宮城県 県民の森」へ行ってみようか等と考えていたが, 金曜日になって「山形県の山」(山と渓谷社)で紹介されている長井市にある葉山山頂湿原(御田代)へ行くことに決めた。 このガイドブックでは標高差約1100mを登るコース(歩行7時間)が紹介されてありこれでは無理だと思っていたが, 金曜日になって,途中までタクシーを使い,南尾根を通るルート(大石大明神を通るコース)を往復すれば, 標高差800mになるので(注),これならなんとか日帰りできることに気付いたからだ。 また,ネットで検索すると,この南尾根を通るルートは尾根に上がるまでは急傾斜だが, 九十九折りになっているために歩くのが比較的楽という情報を見つけて,これなら,と思い,行くことに決めた。 しかし,思い違いと判断ミスが重なり,予定した時間内には長井駅に戻ることができなかった。 また,たしかに九十九折りの道は登るのが楽だったが,その後の尾根筋を上がる道は傾斜は緩やかではあるものの, 直線的に上がるので予想外に辛かった。 途中で頂上まで行くのを諦めようかと思うほど疲労困憊したが,なんとか思いとどまって目的地まで到達することができた。 問題は,その後で,その時点ですでに予定を越えていたのだが, どういう訳か,これなら予定した復路の新幹線に間に合うと思い込んでしまった。 そのため,休憩もとらずに,すぐに山を降りたのだが, 駅へ向うタクシーの中で,やっと予定より大幅に遅れている(約1時間)ことに気づいた。 その結果,事前に購入してあった山形新幹線の指定席券(それもグリーン!)が無駄になった。 今回の山形新幹線はどういう訳かかなり混んでいたので自由席車両に乗る訳にもいかず, やむなく再度,指定席を購入(混んでいたので,またまたグリーン!)しなおして, なんとか着席した状態で戻ることができた。 苦労して到達した山頂湿原(御田代)は木道のない自然のまま?の湿原だった(踏跡がわずかにある程度)。 池塘らしきものもあったが,どういう訳か水路のような溝と繋がっていて輪郭がハッキリしない。 本物の池塘かどうかは判断に迷うところだが,さて原生生物はどうだろうか? 天気はほぼ予報通りで,往路(午前中)はジリジリと焼け付くような暑さだったが, 昼頃からは曇り空に変わり,山を下る途中ではパラパラと雨粒が落ちて来た(本降りにはならなかった)。 しかし,午後になっても気温は高く,長井市内は午後3時にこの日の最高気温31℃を記録したらしい。 標高差が1000mあるので山頂付近はさすがに涼しかったが,とくに往路は蒸し暑く,体中から汗が吹き出した。 このため, 持参したお茶(500ml,1本)とミネラルウォーター(250ml,1本)は途中で両方とも空になった。 やむなく復路の途中にある水路(おけさ堀)で空になった2本のペットボトルに沢の水を入れて飲んだが, そのうちの500mlも山を降りるまでには飲み干してしまった。 長井駅に着いてからも栄養ドリンクを1本,スポーツドリンクを1本(500ml)飲み干したが, それでも喉は乾いていた。新幹線の中でもう1本ミネラルウォーターを飲み,やっと渇きが癒えた。 注:標高差 900m がこれまでのところ私の体力の限界 (今回のコースタイムのまとめ)。 これ以上の登り降りはとてもできそうにない。 今回は,段差の少ない登山道だったので,膝や踵への負荷は比較的おだやかで痛むことはなかったが, これが前回の八ヶ岳のような登山道だったら,途中で膝の激痛に襲われていただろう。 しかし,膝は痛まなかったものの, 往路では途中で背中が痛み,復路では腰から下に疲労が溜まり歩くのが辛かった。 注2:文献によっては,「長井葉山」ではなく「置賜葉山」と記しているものもある。 |