長野駅〜戸隠キャンプ場〜大橋〜古池登山口(西登山道入口)〜種池〜古池〜古池湿原〜黒姫山西登山道〜新道分岐〜西登山道〜大ダルミ湿原〜西登山道〜新道分岐〜登山道〜大橋林道〜大橋登山口〜戸隠キャンプ場〜長野駅 (08:04 - 14:59)
Part I: | 長野駅〜戸隠キャンプ場〜黒姫山西登山道入口へ(長野市/信濃町) 2009.06.07, 08:04 - 09:58 ヤマガラシ? |
Part II: | 大橋〜古池登山口(西登山道入口)〜種池(信濃町) 2009.06.07, 09:59 - 10:26 ビロードスゲ?, ??,ホタルイ?,??,イヌコリヤナギ? |
Part III: | 種池〜古池(信濃町) 2009.06.07, 10:27 - 10:40 ?? |
Part IV: | 古池湿原〜黒姫山 西登山道(信濃町) 2009.06.07, 10:41 - 10:53 ニリンソウ,リュウキンカ, サワオグルマ,ミズバショウ,ミズドクサ?,ヒメアオキ? |
Part V: | 黒姫山 西登山道(信濃町) 2009.06.07, 10:55 - 11:40 クルマバソウ |
Part VI: | 黒姫山 西登山道〜新道分岐〜西登山道(信濃町) 2009.06.07, 11:40 - 12:08 オオタチツボスミレ,マイヅルソウ, ??,ヤグルマソウ,エンレイソウ |
Part VII: | 黒姫山 西登山道〜大ダルミ湿原(信濃町/長野市) 2009.06.07, 12:10 - 12:28 サンカヨウ,ズダヤクシュ?, ツバメオモト?,ミズバショウ |
Part VIII: | 大ダルミ湿原(長野市/信濃町) 2009.06.07, 12:30 - 12:41 ミツガシワ,クロサンショウウオ?, ワタスゲ,バイカオウレン,ミツバオウレン,チングルマ |
Part IX: | 大ダルミ湿原〜黒姫山 西登山道を下る(長野市/信濃町) 2009.06.07, 12:42 - 13:05 モウセンゴケ,コバイケイソウ, ??,コフキヤマヒコノリ?,ミヤマツボスミレ,??,ミヤマカタバミ,ショウジョウバカマ |
Part X: | 新道分岐〜登山道を下り大橋林道へ(信濃町) 2009.06.07, 13:09 - 13:37 |
Part XI: | 登山道〜大橋林道を下る(信濃町) 2009.06.07, 13:40 - 14:13 トチノキ,ウマノアシガタ |
Part XII: | 大橋登山口〜戸隠キャンプ場(信濃町/長野市) 2009.06.07, 14:19 - 14:57 |
Part XIII: | 戸隠キャンプ場〜長野駅(長野市) 2009.06.07, 14:59 - 17:09 レンゲツツジ |
追加: | 採集したサンプルの観察(千代田区) 2009.06.08-06.10 |
2日前までの天気予報では今日(6/7)は関東甲信越・東北とも終日曇りだった。
そのため,スケジュールが開いた4日前(6/3)に観音沼森林公園に出かけた訳だが,
なぜか前日(6/6)になると予報が終日晴れに変わった。 晴れの予報が出ているのに日曜日にどこにも出かけない訳にはいかない。 そこで急遽,以前から気になっていた長野県の黒姫山 西登山道の途中にある大ダルミ湿原へ向うことにした(注1)。 しかし,実際に行ってみると,長野市の市街地まではほぼ快晴だったが,黒姫山がある戸隠方面の山々には雲がかかっていた。 登山道を歩く間,時折青空が顔を出すことがあるものの,ほとんどは白い雲に覆われ,薄暗い中で写真を撮らざるをえなかった。 とはいえ,訪れた大ダルミ湿原は,事前の予想(注2)とは違って,まさに湿原らしい湿原だった。 池塘も数多くあり,湿原に見られる様々な植物もひととおり揃っていた。 にも関わらず湿原には木道がなく踏み跡が1本南北に続いているのみ。 訪問客が多い登山道の途中にあるにも関わらずこのような場所がいまだに残っているとは驚きだった(注3)。 登山のコースタイムはこちら。 おそらく尾瀬や他の知名度のある湿原も踏み荒らしが起こる前はこのような状態だったのだろうと想像しつつ, 控えめに湿原を探索させてもらった。結果は・・・これから。 注1:ここを選んだ理由はいくつかあるが,主な理由は,登山の足慣らしをするため。 昨年の後半から最近までは,ほとんどが輪行でペダルを漕ぐことには慣れているが,自分の足で山を登ることがなかった (最近では 枯木沼湿原 へ行った際に少し歩いた程度)。 一昨年(2007.8.6),累積標高差880mを登り降りして 千沼ヶ原を訪れた際には,復路の途中から両膝が痛みだし, 下山するのに難儀したことがある。 今回は標高差約500mを登り降りしたが,まだ訪れていない湿原の多くは,これ以上の標高差を登り降りしないと到達できない。 そのため,まずは500m程度から足を慣らしていくことにした次第。しかし・・・。 注2:ガイドブックやネットにある画像を見るかぎり,大ダルミ湿原はやや乾燥気味の湿原のように思えた。 池塘が写っている画像はまったくなかったので,出発前まではほとんど期待していなかった。 途中の 種池, 古池湿原 は今度で三度目の訪問(2005.6.12, 2006.5.21)になるが, 種池は原生生物が多くいるのが分かっているので, とりあえずは種池を採集の主要な目的地として考えて,後は登山の足慣らしの意味で大ダルミ湿原まで登るつもりだった。 しかし,大ダルミ湿原は期待以上の場所だったので非常に嬉しかった。 注3:湿原は西登山道のすぐ脇にあるが,とくに道標もなく,既述したように,湿原内には木道が敷設されていない。 踏み跡はあるものの,踏まれて泥炭層が顔を出した場所でもモウセンゴケが育ちつつある等, 徐々に回復しつつあるようにも見えた。それだけ訪れる人が少ないのだろう・・・。 |